本日はこんな転職エージェントは変更した方がいい!と題しまして、あまりよろしくない転職エージェントの特徴を解説していきます。
転職活動を実施されている方の中で、次のような悩みをお持ちの方はおりますでしょうか?
- 転職活動を始め、エージェントの言われた通り10社ほど応募してみた
- そして、数社から書類選考通過の連絡が来た
- 次は面接だが、あまり興味がなく面接にもいきたくない
- 転職エージェントに相談したが、一次面接は必ず出席するよう言われた
- 加えて、あまり興味のない企業へ次々と応募するよう迫られている
これは私が始めて転職活動をした時に担当してくださったエージェントの特徴です。当時は、うつにより会社を休職していたため、多少メンタルが弱った状態で転職活動をしておりました。
【質問:休職中に転職活動をしてもよいか?】結論:どんどんやってください
そのような状況下で条件にマッチしていない企業の面接を受けさせられ、選考の辞退を断られていた時はかなり辛かったことを覚えています。
そのため、同じような悩みを抱えている方にとって少しでも有意義な転職活動を送っていただきたいと思っているため、本記事を書きました。
さて、転職エージェントの収益の仕組みをかんがえると、意外と同じ悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
そして、転職エージェントは主に次の2パターンに分けられます。
- 利用者に寄り添う
- 自分の利益しか考えていない
前者の場合、その方と一緒に転職活動を進めていけばいいのですが、後者の場合は自分が望まない転職先に就職してしまう恐れがございます。
そして、この違いはとても見分けるのが難しく、特に始めて転職される方が後者のエージェントに当たった場合、順調に転職活動が進んでいるように見えて実は転職エージェントがいいように扱っている可能性がございます。
※そのような転職エージェントはすぐに変更しなければ、せっかくの転職活動を棒に振るう可能性があるため要注意です!!
そこで、今回は転職エージェントを自分の利益しか考えていない転職エージェントの特徴と転職エージェントの変更の方法を私の実体験も含めて解説していきます!
私の転職歴
- 社会人5年目のITエンジニア
- 過去に2度の転職を経験しており、現在は大手外資系企業にエンジニアとして勤務
- 1回目の転職時、エージェントが嫌すぎて変更を依頼した
- そして、変わったエージェントの方が素晴らしく、その方に紹介していただいた企業へ転職した
- 自分に寄り添ってくれるエージェントと転職活動進めることができる
- 転職先をミスマッチする確率が下がる
- 自分の利益しか考えていないエージェントの特徴が分かる
- 転職エージェントを変更する方法が分かる
転職活動において、エージェントとの相性はとても重要であると言えます。(エージェントの質が高ければ、各個人にマッチした優良な求人を主に紹介してくれるなど)
そのため、是非とも質の高いエージェントと一緒に転職活動進めていただきたいのですが、1つの転職エージェントだけでは、転職エージェントならびに求人の良し悪しが判断できません。
そのため、複数(2,3社)のエージェントに登録いただき何人かのエージェントと実際に転職活動を進めていただくことをおすすめします!!
そして、相性がいいな!と思う人がいれば、その人のことを信じて転職活動を進めることで効率的に転職活動を進めることができるようになります。

自分の利益しか考えていない転職エージェントの特徴

ここから結論になります。
私が考える自分の利益しか考えていない転職エージェントの特徴は次のとおりです。
この後で理由と具体的な根拠を解説します。
自分の利益しか考えていない転職エージェントの特徴
- 初めに紹介される求人が条件と全くマッチしていない
- とりあえず応募させようとする
- 辞退すると伝えた途端、あらゆる方法で説得してくる
初めに紹介される求人が条件と全くマッチしていない
ここが一番重要なポイントです!
他の2つは”利用者に寄り添う”エージェントでも少なからず見受けられる行動になりますが、初めに紹介される求人が条件と全くマッチしていない場合、間違いなく自分の利益しか考えていないエージェントになります。
ここで転職エージェントの収益に関して、簡単にご説明すると、
転職エージェントは基本的に無料で登録・利用することができます。
では、どこから収益を得ているかというと、それは内定先の企業から紹介料という形で収益が入る仕組みになっております。
※実際に私が利用していたdodaの場合、年収400万の企業から内定が出た場合、年収の約3割(120万)が転職エージェントに入るようなイメージです!
結構、多いですよね?
そのため、最近では転職エージェント経由ではなくリファラーといった友人からの紹介で転職する方法もよく見受けられます!(その方が企業としても費用を安く抑えられるため)
話を戻しますが、内定数が多ければ多いほど転職エージェントの評価が上がります。それでは内定が出やすい企業の特徴として、自身のスキルより低いレベルの人材を募集している企業になります。
つまり、自身のスキルレベルより低いレベルの求人を初めに紹介された際は、すぐに転職エージェントを変更すべきです!
ただし、”利用者に寄り添う”エージェントでも転職が進んでいくにつれ、なかなか内定がもらえない状況に焦り、一刻も早く転職したい!といった希望を伝えた場合もこのような求人を紹介されることがあります。
そのため、あくまでも初めて紹介される求人が自身のスキルレベルより低い場合に、自分の利益しか考えていない転職エージェントだと判断してください。
とりあえず応募させようとする
どちらのパターンも、いろんな企業を応募させようとしますが、”自分の利益しか考えていない”転職エージェントの方が、応募企業の幅が広いことが特徴的です!
1つ目の特徴と同じく、”自分の利益しか考えていない”転職エージェントは内定数を稼ぐことに目的を置いています。
そのため、利用者の条件にマッチする企業ではなく利用者が内定をもらえるであろう企業を片っ端から応募させようとしてきます。
このような場合の注意点として、
たくさんの企業に応募し、ほとんど書類選考を通過することができると思います。ただし、いきたくもない企業の選考(主に面接)の準備に追われることにより、本当にいきたい企業の選考の準備ができない または 選考に応募することができない状況に陥る可能性がございます。
普段、仕事をしている傍らで面接の準備をするとなると想像以上に労力が必要となりますので、最大でも3社以上の企業の選考を受けることはやめてください!
辞退すると伝えた途端、あらゆる方法で説得してくる
選考が進むにつれて、次が最終面接!という企業が増えてきます。
ただし、その中には行きたい企業ではないものも含まれていると思います。
※一般的に1次面接での辞退は不可ですが、2次面接以降での選考辞退は可能です。
そのような企業の選考は辞退しようと思いますよね?
このことを転職エージェントに相談した際に、”自分の利益しか考えていない”転職エージェントはあらゆる方法で説得してきます。
理由は簡単で、
”自分の利益しか考えていない”転職エージェントが最も恐れることは自分の評価が下がることです。
つまり、評価が上がる(内定数を稼ぐ)ことの逆で選考を辞退されることを最も恐れております。
選考の辞退によって、その企業から転職エージェントとの提携が中止になったり、企業の担当から外されたりといくつかデメリットがあります。
しかし、”利用者に寄り添う”転職エージェントの場合、それでもなお利用者の希望に寄り添うことを第一に考え、説得することなく選考辞退を了承してくれます。
※そもそも”利用者に寄り添う”転職エージェントは条件にマッチしていない求人を紹介することが少ないので、選考を辞退されること自体が少ない。
転職エージェントの変更方法

続いて、転職エージェントの変更方法をさらっと解説いたします。
どの転職エージェントでも基本的に方法は次のとおりです。
- 転職エージェントのHPより転職エージェントの変更を依頼する
- 変更理由を電話で説明する
- 数日後、新しい担当者から変更の連絡を受ける
- 通常通り転職活動を行う
特に難しいことはありませんので、”自分の利益しか考えていない”転職エージェントに当たってしまった方はすぐにエージェントを変更してください!
まとめ

以上が今回ご紹介したかった内容になります。
おさらいしますと、”自分の利益しか考えていない”転職エージェントの特徴は次のとおりです。
自分の利益しか考えていない転職エージェントの特徴
- 初めに紹介される求人が条件と全くマッチしていない
- とりあえず応募させようとする
- 辞退すると伝えた途端、あらゆる方法で説得してくる
そして、どれか1つでも当たっていると感じられた方はすぐに担当者の変更を依頼してください。
私自身、”自分の利益しか考えていない”転職エージェントに当たってしまったため、初めての転職はとても苦労しました。しかし、”利用者に寄り添う”転職エージェントも一定数いることは間違いありません。
そのような方と一緒に転職活動を進めることで、転職活動を有意義なものにすることができるでしょう。そしてその先のご自身のキャリアプランにマッチした企業の内定を勝ち取れるでしょう!
みなさまの希望通りの企業に転職できることを陰ながら応援しておりますので、無理せず頑張ってください(^ ^)
今後も転職活動・ITエンジニア・自己啓発に関する役立つ情報を発信してまいりますので、気になった記事があればご覧していただけると私としても嬉しい限りです!!!
それでは、また次の記事でお会いしましょう〜