第二新卒とは、大学卒業後に就職したものの、やりたいことが見つからずに数年間働いた後、再度就職活動をする人たちを指します。
このような方々がITコンサルタントに転職するためには、どのような戦略が必要なのでしょうか。本記事では、そのポイントを解説します。
まず、私の簡単な転職歴を紹介します。
- 現在、外資系IT企業に勤めている社会人7年目
- 過去に2度の転職を経験
- 新卒2年目の時に適用障害と診断され6か月間の休職経験あり
- 現在は外資系コンサル企業のITコンサルタント(勤続4年目)
第二新卒でITコンサルに転職するための戦略

【ポイント1】自分自身を知り、スキルアップする
ITコンサルタントという仕事は、企業のITシステムやビジネスプロセスの改善提案を行う仕事です。
そのため、基本的にはIT技術に関する知識が必要不可欠となります。しかし、第二新卒の方々は、前職でITに関する仕事をしていなかったり、専門的な知識が乏しい場合があります。
そこで、まずは自分自身がどのようなスキルを持っているのかを知ることが大切です。
自分の強みや弱みを把握することで、どのようなスキルを磨くべきかを見極めることができます。
また、ITコンサルタントに必要なスキルを身につけるために、独学や資格取得などを積極的に行い、スキルアップを図ることが必要です。
【ポイント2】IT業界について理解する
ITコンサルタントに転職するためには、IT業界について理解することが不可欠です。
特に、現在のIT業界は非常に急速に変化しており、新しい技術やサービスが次々と生まれています。
そのため、常に最新の情報を収集し、業界のトレンドや動向を把握することが必要です。
また、IT業界は英語が基本的なコミュニケーションツールとなっています。
そのため、英語力を高めることも重要です。英語を理解し、会話ができることで、海外のクライアントとのやりとりや、最新の情報を収集することが容易になります。
※私の会社でも昇進条件にTOEICの点数が指定されております。
【ポイント3】履歴書・職務経歴書の作成に力を入れる
ITコンサルタントに転職するためには、履歴書・職務経歴書の作成に力を入れるこることが大切です。
第二新卒の方々は、前職での経験がIT業界とは関係のないものだったり、ブランクがある場合があります。そのため、自分自身のアピールポイントを明確にし、それを履歴書や職務経歴書に反映させることが重要です。
具体的には、前職で培ったプロジェクトマネジメントのスキルや、顧客対応の経験などをアピールすることができます。また、IT業界に関する知識をアピールするために、自己学習や資格取得の実績を加えることも効果的です。
【ポイント4】面接対策をしっかり行う
ITコンサルタントに転職するためには、面接対策をしっかりと行うことが必要です。
面接では、自分自身をアピールすることが求められますが、同時に企業の求める人物像に合わせたアピールをすることも重要です。
面接対策としては、企業のウェブサイトや社員のブログなどを調べ、企業文化や仕事内容などについて理解を深めることが重要です。
また、自分自身のスキルや経験を具体的な事例として説明することで、面接官に自分の能力を訴えることができます。
さらに、面接前には練習を行い、自分自身のアピールポイントや企業へのアプローチ方法を確認することも有効です。
【ポイント5】就職エージェントの活用
就職エージェントの活用も考えてみましょう。
就職エージェントは、IT業界に特化した転職エージェントもあり、その経験とノウハウを活かして、求職者の転職活動をサポートしてくれます。
就職エージェントに登録することで、求人情報の提供や面接対策など、様々なサポートを受けることができます。また、エージェントが企業との交渉を行ってくれるため、スムーズな転職が実現できる場合もあります。
ただし、就職エージェントを活用する場合は、信頼できるエージェントを選ぶことが重要です。
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【ポイント6】人脈を広げる
最後に、人脈を広げることも重要です。
IT業界には、イベントやセミナー、勉強会などが数多く開催されています。これらのイベントに参加し、業界の最新情報を仕入れると同時に、人脈を広げることができます。
また、SNSやLinkedInなどのビジネスネットワークサイトを活用することで、業界の方々とつながることができます。これらの人脈は、求職活動だけでなく、将来のキャリアアップやビジネスチャンスにもつながる可能性があります。
【まとめ】

第二新卒でもITコンサルタントに転職することは可能です。
しかし、そのためには、自己分析をしっかり行い、自分自身のアピールポイントを明確にし、それを履歴書や職務経歴書に反映させることが必要です。また、面接対策や就職エージェントの活用、人脈の広げ方など、様々なポイントにも注意しましょう。
最後に、転職は人生の大きな転機です。焦らず、自分自身にとって最適な選択をするために、自分自身を見つめ直し、自分に合った企業を選ぶようにしましょう。