今回は、休職をすることによって転職活動が不利になるのか?について、自身の経験を踏まえ解説したいと思います。
休職理由はさまざまございますが、今回は傷病(うつや持病など)による休職をターゲットとします。
基本的な転職活動の流れは下記の記事で紹介しておりますので、休職中でこれから転職活動をするぞ!って人は是非ご参考になさってください。

結論
結論としては、不利になる確率は低い!です。
ただし、下記のポイントを守っていただいた場合に限ります。
- 転職エージェントには、きちんと伝える
- 面接で聞かれた際に、今後の対策方法を言えるよう準備する
それでは、詳しく解説していきます!
根拠
不利になる確率が低いという根拠は3つございます。
- 基本的に企業は人が欲しい
- 休職に陥った状況を回避すれば、働く上での支障はない
- 転職活動を実施できている時点で、休職による影響が少ないと判断される
それぞれの根拠について、解説していきます。
基本的に企業は人が欲しい
当たり前のことになりますが、求人を出すということは人手が足りていないということになります。そのため、企業は人が欲しい。企業によって人手不足の緊急度が多少異なりますが、募集要項に載っている必須条件(経験やスキルなど)を満たしていれば選考には特に問題ございません。
休職に陥った状況を回避すれば、働く上での支障はない
休職しなくてはいけない状況になった場合、それには必ず原因があります。
その原因をしっかりと把握し、取り除く(避ける)対策が取れていれば、たとえうつで1年休職しようが、転職活動ではあまり問題ございません。
転職活動を実施できている時点で、休職による影響が少ないと判断される
うつなどによって休職した場合、回復するまでは大抵なんの活動もできません。私自身休職してからの3ヶ月は全くと言っていいほど何もしていませんでした。強いて言えばNetflixで海外ドラマを見続けていたくらいです。
また、うつ病の特性として病気になる前よりも対人関係を避ける傾向がございます。
そのため、転職活動を実施できている段階でうつ病はある程度回復していると判断される方が多い傾向にございます。
以上が休職が転職活動の不利になりにくい根拠となります。
私の体験談
続きまして、私自身の体験に関して少しお話しさせていただきます。私は休職中に転職活動をしていた経験や逆に面接官として休職中の応募者を採用した経験がございますので、双方の立場で休職が転職活動に不利に働いているかどうかを解説いたします。
転職者目線
有名な企業から中小企業までさまざまな規模の会社の面接を受けましたが、休職した経験が選考に影響を与えている印象は全くございませんでした。(休職の話題に触れる面接官がほとんどいなかったため。)
ただし何もしないということはなく、転職エージェントの方に相談し休職の質問が出た場合の受け答え方などを練習させていただきました。
面接官目線
私が面接時に応募者に対して確認していたことは3つになります。
- きちんとした受け答えができているか?
- 必要なスキル・経験が備わっているか?
- 将来的に会社に貢献してくれそうか?
これ以外の要素はあまり重視しておりません。
そのため、受け答えの雰囲気などで問題なければ合格にしておりました。
ちなみに、新卒では大卒以上の方しか取らないルールになっておりましたが、中途採用ということでスキル・経験が十分なフリーターを採用したこともあります。(笑)
休職したかどうかにかかわらず、面接時に適切な受け答えができていれば問題無し!
まとめ
結論としては、たとえ休職の経験があろうとそれが不利になる確率は低い!です。
だからと言って体調が回復していないのにも関わらず、転職活動を開始するのはやめてくださいね!
きちんと回復したうえでご自身のやりたいことを叶えられる企業に巡り合えることを陰ながら応援しております(^ ^)
それでは!