こんにちは。今回は未経験者の方向けに、プログラミングを勉強法と題しまして、プログラミングを勉強する上で大切な意識について解説したいと思います。
プログラミングを始めようとされている方は次のように感じたことはありますでしょうか?
- プログラミングをはじめたいけど、何から取り組んでいいかわからない
- ネット上にプログラミングの勉強法がたくさん紹介されているが、何が自分に合っているかわからない
- なんとなく流行のプログラミングスクールは合わないと思っている
私はプログラミングで幾度となく挫折を経験しました。
その理由は勉強方法がよくわからず、なかなか続かなかったからです。
具体的に言いますと
- 大学1年からプログラミングの授業を受けていたが、いつも学部でワースト10に入るくらい
- 当時はさっぱり理解できず、苦手意識がどんどん増していた
- 大学院に入り、先輩のプログラムを何万行も読み多少理解し始める
- 最終的に、約2万行のプログラムによりシステムを開発し海外での学会で発表した
自慢でも何度もないですが、大学の4年間はプログラミングの授業を受け続けていましたが、一切理解できませんでした。
その理由は、授業で出される課題の存在意義が理解できなかったからです。(例えば、プログラムで電卓を作るのような、なんのためにやるのかわからない課題・・笑)
しかし、こんな私でも現在は東大・京大生が選ぶ就職ランキングでトップ3に入る企業に勤めることができております。
そして、今回は私の実体験も踏まえプログラミングを始める上で大切な意識(心がけ)をご紹介したいと思います。本記事を理解することで、私と同じ失敗を避け、プログラミングを効果的に学習することができます!
- プログラミングに興味はあるが、何からやったらいいか分からない
- ネット上に溢れている勉強法の中で自分に合うものが知りたい
- プログラミングのスクールに通うより、独学で学習したい
- 独学で勉強するための方向性がわかる
- 自分の正確に合った勉強法がわかる
- 転職につながる勉強の仕方がわかる
- プログラミング学習に無駄な時間をかけずに済む
金銭的に余裕がある方であれば、プログラミングのオンラインスクールをおすすめします。その方が確実に短期間で学べます。
ただし、実践力(考える力)は独学の方が遥かに身につきます。
本記事では、結論→理由→理由をさらに深掘りする具体的な根拠の順で解説いたします。
結論
結論としまして、次の2つの意識を持ちプログラミング学習を進めていただくと挫折する可能性が減り、目標に向かって継続することができるようになります。
- 目的意識を持って勉強を始める
- 短期間で実績を作る
理由
それでは、結論に対する理由を簡単に解説いたします。
目的意識を持って始める
- 教科書通りに進めるだけでは、モチベーションの維持がとても難しい
短期間で実績を作る
- IT業界へ転職するためのスキルは3ヶ月で身につけられる
具体的な根拠
ここからは私の実体験も含めて、上で挙げさせていただいた理由をさらに深掘りして参ります。
教科書通りに進めるだけでは、モチベーションの維持がとても難しい
プログラミングは1つの言語にしろ、全て覚えることは不可能に近いです。
私の周りには優秀なプログラマーが多くおりますが、javaにしろpythonにしろ全て覚えている人など一人もいません。
そして、教科書のように網羅的に解説されている本で勉強したとしても、一周終わった頃には7,8割は忘れているでしょう。
そもそも教科書を進めていくような勉強法はモチベーションを保つことがとても難しいためオススメしません。
そこで、教科書ではなく別の方法でモチベーションを保つ必要がございます。
その中でも私が一番効果を実感した方法が、目的意識(=作りたいもの)を持ってから学習を始めることです!
はじめの方で紹介しましたが、
私がプログラミングを書けるようになったのは大学院の1年の頃です。その当時の変化として、自分の研究を進めるためにとあるシステムを作る必要がありました。
そのシステムは最新のセンサーなどを用いて、専攻していた研究分野でもかなり進んだ研究となっておりました。
そのシステムを作ることに関して、私自身とても楽しく感じておりはじめてプログラムが苦ではなかったことを覚えております。そして、センサーの特性上、Java・C#・Cなどの複数言語を使用する必要がありましたが、それぞれ短期間でマスターし使いこなしておりました。
その経験より、プログラミングに対する意識が次のようなものに変わり、プログラミングの勉強を始めるときははじめに作りたいシステムをイメージすることを徹底しております。
- プログラミングは目的ではなくあくまでも手段であり
- システムを作るために利用する一種の道具のようなもの
ちなみに私がもしjavaの初心者でこれからjavaを勉強しようとしているのであれば次の流れで勉強を進めると思います。
- オブジェクト・クラス・メソッドの概念を理解する
- 作ってみたいシステムをイメージする
- spring bootをダウンロードして設定する
- 試しにプログラムを少し変えてみて、PC上で動きを確認する
- 目標に向かってシステムを作る。(分からない部分は都度調べる)
フロント側の言語に興味のある方は、XAMMPがオススメです。
どちらのフレームワーク(パッケージ)も簡単に自分のPCで動きを確認できますので、実際に自分で作ったプログラムを動かすことはモチベーションの維持につながります!
IT業界へ転職するためのスキルは3ヶ月で身につけられる
目的意識を持つことと、もう一つ大切なことがございます。
それが、スキルを習得する期間を先に決めてしまうことです。
先ほども触れましたがプログラミングの内容を全て覚えることはできません。そのため期間を決めない限り永遠と勉強できてしまいます。
また、個人で壮大なシステムを作ろうとするとモチベーションが維持できずに大抵挫折してしまいます。さらに、プログラミングは大変なものだと思い込んでしまい、IT業界への転職を諦めてしまう恐れがあります。
私が今までに経験した案件でも、プログラミングのみを実施する期間は長くても2週間程度でした。
私がおすすめの勉強方法は次のとおりです。
- 1week:で作りたいものをイメージする
- 2~3week:実際に作る
- 4week:動かしてみて改善点を洗い出す
- 1~3を3週ほど繰り返す
これを行うとプログラミング力だけでなく、エンジニアとして働く上で必要なサーバーの設定やDBとの接続などのスキルを習得できるのでおすすめです!
ちなみに、エンジニアとして働く上でgitやjenkinsなどのCI/CDツールと呼ばれる知識は確かに必要ですが、プロジェクト特有の設定が多いため、基本的には現場に配属されてからレクチャーを受ければ問題なく開発できます!
私の友人は、3ヶ月ほどプログラミングを勉強したのち、転職活動を開始しました。
転職活動中もプログラミングの勉強を継続した結果、半年後に見事にIT企業に転職することができました。
未経験者の転職をサポートする転職エージェントもございますので、なるべく早くIT企業に転職したいという方は、プログラミングの勉強を始める前に転職エージェントに登録するのもありかと思います!
まとめ
以上までが未経験者がプログラミングを勉強する際に必要な意識になります。
再度、おさらいをしますと次のとおりです。
- 目的意識を持って勉強を始める
- 短期間で実績を作る
私の大学時代はどちらも欠けていたため、全くプログラミングができるようになりませんでした。ただし、大学院の頃から結論の内容を意識しながらプログラミングを勉強することで、効果的に学習を進められたと考えております。
そのため、プログラミングを勉強されている方の中で、なかなか成果が感じられないな・・と思い方は、是非2つのことを意識していただき勉強を継続してみてください!
今後もプログラミングに関する役に立ちそうな私の経験を発信していきたいと考えておりますので、ご興味のある方は他の記事もご覧いただければ嬉しいです!
それではまた次の記事でお会いしましょう〜(^ ^)