内定・退職・入社

転職後とりあえず1年働くべきか?【結論:状況による】

  • 転職後、さっそく仕事が辛く辞めたいと感じるようになってしまった
  • 在籍期間が短いと転職に不利だとよく聞く
  • とりあえず1年働いた方がいいのか悩む

せっかく転職できたのに、思ったほど状況が良くならない場合ってありますよね。

私も過去2回転職しておりますが、就職・転職後に1年経たずで「仕事を辞めたい」と感じたことがあります。今回はこのような状況下で次の行動を選択する時に考えるべきことをまとめておりますので、ご自身の決断の参考にしてください。

また、辛い状況の中では感情的に決断してしまう恐れがありますので、この記事や他の記事を参考にできるだけご自身にとってプラスになるような決断をしてください。

 

この記事でご紹介する内容
  • 転職後とりあえず1年働いた方がいい人の特徴
  • 1年働かずに辞めた方がいい人の特徴
  • どちらの人にも共通してやっておいた方がいい行動

 

さっそくですが私が考える結論は次の通りです。

転職後とりあえず1年働いた方がいい人の特徴

  • 環境に慣れず苦しい
  • やりたいことをできる環境がいまの会社にある
  • 明確にやりたいことが定まっていない

 

転職後とりあえず1年働かずに辞めた方がいい人の特徴

  • 仕事が精神的に苦痛である
  • 周囲とのコミュニケーションが取りにくい
  • 転職前とのギャップが激しい

 

私はどちらの経験もあります。新卒で入社した会社では研修が終わり正式に部署配属してから1年未満で退職してしまいました。

そして2社目でも転職後1年未満で「会社を辞めよう」と思いましたが、1年働いたことで仕事に対して余裕を持てるようになり楽しく感じることができました。

どちらも「辛い」という状況は変わりませんがどのように辛いのかを明確にすることでその先の自分にとってプラスになる行動を決断することができると考えています。

 

この記事を読み終えた後に得られること
  • いまの会社で働き続けるかどうか決めるための判断材料が得られる
  • 誰にでも親身になって相談にのってくれる相手が見つかる

 

先に私の経歴についてお伝えしておきます。

  • 現在、IT企業に勤めている社会人6年目
  • 過去に2度の転職を経験
  • 1度目はスキル、2度目は年収アップを実現
  • 現在は外資系コンサル企業のSE
  • ブログを本格的に書き始めて2年目




 

転職後とりあえず1年働いた方がいい人の特徴

  • 環境に慣れず苦しい
  • やりたいことをできる環境がいまの会社にある
  • 明確にやりたいことが定まっていない

 

上記のように感じている方は、ほんの少しでも今の会社に希望を持っております。

  • 慣れないうちは本来の力を発揮できずにモヤモヤする
  • やりたいことをできる環境はあるけど、自分はそこにいない

この状況を辛いと感じてしまい1年働かずに会社を辞めてしまうのは非常にもったいないことです。

とりあえず1年働くことで状況は必ず好転(これより下がることがない)しますので、「自分はまだ慣れていないだけ」・「自己研鑽を続けていればいつかはやりたいことができる」と考え、働き続けてください。

そして、明確にやりたいことが定まっていない場合も「いまの仕事はできる」状況にあると思いますので、そのまま働き続けることと自分の領域以外の分野のインプットを行うことで「やりたいこと」を探しましょう。

 

とりあえず1年働くことのメリット
  • 仕事に慣れる
  • コミュニケーションを取れる人が増える
  • 次の転職が不利にならない

1,2点目は既に説明した通りとなります。

3点目の「次の転職が不利にならない」に関しまして、在籍期間が短すぎると転職活動でマイナス評価になってしまう恐れがございます。

そのため、スキル・経験を身につけるためにもとりあえず1年働くことをオススメします。

より具体的に仕事ができるようになる方法はこちらの記事でまとめております。

転職後に半年経っても仕事ができない3つの理由と対策【逃げる方法も紹介】 必要なスキルはあるはずなのに半年経っても仕事ができず悩んでいる どうやったら前職の時のように仕事ができるようになるのか...

 

転職後とりあえず1年働かずに辞めた方がいい人の特徴

  • 仕事が精神的に苦痛である
  • 周囲とのコミュニケーションが取りにくい
  • 転職前とのギャップが激しい

一方で上記のように感じている方はすぐに休職or退職or転職を検討しましょう。

理由は、これ以上続けていると身体に支障をきたす恐れがあるからです。

これは私が1社目に在籍していた時の実際に状況になります。結果として6ヶ月ほど休職のうえ転職することになりました。そして、同じように身体を壊し休職した友人たちも休職前は同じような状況にいたと言っておりました。

このような方は1年働いた方がいい人に比べて、働き続けることで良くなることは1つもありません。

 

1年働かずに辞めることのメリット
  • 心身ともにを回復することができる
  • キャリアビジョンを軌道修正することができる
  • 次の転職が不利にならない

「1年未満で辞めると次の転職活動が不利になる」とよく言われておりますが、私はそんなこと全くないと考えています。

1年働いた方がいい人に比べて、会社を辞める理由が明確になっており、次の転職活動ではその原因を取り除くことできちんと働き続けることができます。

これは今の世の中では一般的な転職理由になるため、面接官の評価もマイナスになることが非常に少なくなります。

 

どちらの人にも共通してやっておいた方がいい行動

仕事が辛いと感じた時にどちらの人にも共通してやっておいた方がいい行動をご紹介します。

それは「親身になって相談に乗ってくれる人を身近においておくこと」です。

これをやると気持ちに余裕がもてますので、とてもおすすめです。

そして、親や友人に話しにくいという方は「転職エージェント」を利用しましょう。

「転職エージェント」は転職する人しか使えないと勘違いしている人も多いみたいですが、リクルートエージェントは公式HP内で「明確な転職の意思がなくとも相談可能」と記載されているため、他の転職エージェントよりも転職する意思がない方にとって登録するハードルがとても低い転職エージェントであると言えます。

→『リクルートエージェント』の公式HPはこちら

 

 

まとめ

今回は転職後とりあえず1年働いた方がいい人とすぐに休職・退職・転職すべき人の特徴を解説しました。

結論としては次の通りです。

転職後とりあえず1年働いた方がいい人の特徴

  • 環境に慣れず苦しい
  • やりたいことをできる環境がいまの会社にある
  • 明確にやりたいことが定まっていない

 

転職後とりあえず1年働かずに辞めた方がいい人の特徴

  • 仕事が精神的に苦痛である
  • 周囲とのコミュニケーションが取りにくい
  • 転職前とのギャップが激しい

 

そして、仕事が辛いと感じている方におすすめの行動として「転職エージェントに登録し、辛い状況を相談する」ことを挙げました。

辛い状況を一人で抱え込むと、どんどん気持ちが落ちてしまいます。そのため、利害関係がなく気軽に相談できる相手を身近におくことで気持ちに余裕を持つことができます。

転職後は職場環境や働き方など多くの変化が訪れます。

頑張りすぎてしまうと息切れしてしまいますので、マイペースでゆっくりと前に進むことを心がけましょう!

それでは。