本日は私の実体験を基に転職でステップアップならびに年収アップを実現するための解説していきます。
- 転職が初心者の方でも0から分かるように
- 大切な情報は詳しく
- 転職が2回目以上の方でも役に立つ情報
を丁寧に解説していきたいと思います
簡単な経歴
- 大学院を卒業後、1社目の会社に入社
- 入社1年半後、休職を経験したのちスキルアップのため転職活動を開始
- 転職活動開始2ヶ月後、2社目の企業へ転職(50社に応募し、4社から内定をいただきました)
- 2年半後、年収アップのため転職活動を開始
- 某有名コンサル企業に内定、3社目の企業へ転職・・現在に至る(3社に応募し、1社から内定をいただきました)
を通して実現したいキャリアに近づき、年収も2倍とは言いませんが1社目の企業から200~300万円程度アップしました
- 転職に興味のある方
- 新卒5年未満の方
- 現職の仕事内容・人間関係に不満のある方
- やりたいことが明確にあるが、現職では実現できない方
- 転職活動に対して不安のある方
はじめに

転職の主な理由
みなさまが考える転職の主な理由は2点あると思います
- 職場環境に不満がある
- ステップアップ・年収アップしたい

(引用先:https://doda.jp/guide/reason/)
そして、私は以下のような理由より過去2度転職をしておりますので、それぞれの立場から転職の進め方をお伝えしていきます
- 1回目:(人間環境の悪化による)環境を変えるため
- 2回目:ステップアップ・年収アップのため
転職エージェントとは?
本題に入る前に転職エージェントとはに関してお話ししておきましょう!
転職エージェントとは・・・
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことです。
(引用先:https://career-theory.net/about-job-change-agent-2884)
転職エージェントに登録する

転職エージェントに登録する
転職活動の最初のステップは転職エージェントへの登録です。初めての方にとって転職エージェント選びがその後の転職活動を円滑に行えるかどうかの一番重要なポイントになります
なぜなら、転職エージェントがどれだけ親身になってサポートしてくれるかにより”自分が求めている求人”に出会える確率が上がるからです
ご参考までに良いエージェント・良くないエージェントの例をご紹介いたします
そのため、くれぐれもみなさまに気をつけていただきたいこととしまして、
転職エージェントは1つのサイトだけでなく必ず複数サイトに登録しよう!
ということです
おすすめの転職エージェントについて
私のおすすめする転職エージェントは下記の記事で説明しておりますので、是非ご参考になさってください!


もし悪い転職エージェントに当たってしまった時は?
安心してください!転職エージェントは簡単に変更することが可能です。
合わないな!と思ったらすぐに変えてもらうように依頼しましょう!

- 転職活動の中で転職エージェント選びが最も重要
- 転職エージェントの登録は1サイトではなく複数サイトに登録しよう
- 良くない転職エージェントに当たった場合は迷わず変更を依頼しよう
履歴書・職務経歴書の作成・アップロード
転職エージェントの登録が完了しましたら、続いては履歴書・職務経歴書の作成・アップロードになります
履歴書と職務経歴書について簡単に説明しますと
履歴書とは・・・
履歴書の役割は、「社会人としてのあなたを伝える」こと。学歴や職歴、資格、自己PR、趣味・特技などを通じて、自分の経験や人となりを伝えていくものになります。
(引用先:https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/guide/resume/)
職務経歴書とは・・・
職務経歴書は、「募集しているポジションでの業務を遂行可能か(または、将来的に遂行可能なポテンシャルを持っているか)」を採用担当者が判断するための書類です。そこで重要になるのが「具体性」と「応募職種との関連性」。
職務経歴欄には、具体的な業務内容とその期間、規模、実績を明記してください。規模と実績は数字で表現するのがポイントです。応募者のスキルレベルをひと目で確認できる記載内容になっていないと、その職務経歴書の魅力は大きく落ちてしまいます。応募する職種で求められている経歴や能力を理解し、アピールするポイントを厳選することも大切です。幅広いスキルを持っているからといってあれもこれもと列挙すると、本当に伝えたい内容がぼやけてしまう可能性があります。応募する職種で活躍するために必要なスキルや実績のみを強調するほうが効果的です。
(引用先:https://doda.jp/guide/syokureki/download.html)
履歴書・職務経歴書において個性を出す必要は全くございません。
きちんと企業が求めている内容を網羅できていれば問題ございませんので、是非転職サイトに記載されている作成ガイドを参考に作成してみてください。
私のおすすめはdodaに乗っているガイドになります。私も転職活動した際にも参考にしたサイトですので特にこだわりがなければ下記のガイド通りに作成してみてください。
また、作成した履歴書・職務経歴書は必ず転職エージェントの方にチェックしてもらいましょう!
誤字・脱字だけでなく内容に関しても添削していただけます。
履歴書の書き方ガイド:https://doda.jp/guide/rireki/
職務経歴書の書き方ガイド:https://doda.jp/guide/syokureki/
私は履歴書・職務経歴書の作成に2時間程度かかりました
(2回目の転職では基本追記のみとなるため、合わせて1時間程度で作成できました)
- 求人に応募する前に履歴書・職務経歴書を作成し転職サイトにアップロードしよう
- 履歴書・職務経歴書で個性を出す必要はないため、転職サイトのガイドに沿って作成しよう
- 作成が終わったら必ず転職エージェントにチェックしてもらう
求人を探す

さて転職エージェントの登録が完了したと思いますので、続いては実際に転職活動を進めて行きましょう
求人の探し方は”自身で求人サイトから応募する”または”転職エージェントから勧められた求人に応募する”の2パターンございます
求人サイトから応募する
登録が完了している転職エージェントのHP上より希望条件を入力のうえ、求人を調べることができます。また気になる求人については応募することももちろん可能です。
転職エージェントから勧められた求人に応募する
転職エージェントから求人が紹介される場合、基本的に直接メールや電話でやりとりすることが多いため”web上の画面から気になる企業を応募”のようなやり方ではございません。
ちなみに私の場合は、
- 1社目→求人サイトから応募
- 2社目→転職エージェントから勧められた求人に応募
という感じでしたので、どちらが良くてどちらが悪いと一長一短で言えるようなものではございません。
もし使い分ける理由があるとすれば、
- 早急に転職したい→求人サイトから応募
- あまり転職を急いでいない→転職エージェントから勧められた求人に応募
といった感じになりますので、ご参考までに覚えておいてください!
- 求人に応募する方法は、”自分で探す” or ”転職エージェントが勧める企業に応募する”の2パターン存在する
- どちらのパターンも良し悪しは特にないが、自身の転職状況を鑑みて判断しよう
- もちろん自分で求人を探しつつ転職エージェントが勧める企業に応募するのでもGOOD!
選考過程

求人に応募した後の流れを説明いたします
今回説明する選考過程は私の経験を基に一般的な企業の選考過程になります(会社の規模や方針により多少変動がございますのでご了承ください)
〜選考の流れ〜
- 書類選考
- 1次面接(課長クラス)
- 最終面接(部長クラス)
書類選考
書類選考ではあらかじめアップロードしてある履歴書・職務経歴書での選考になります。
一般的に審査される項目は、企業が求めている人材に対して応募者の経歴がそれを満たしているかになります。
落ちた際に考えること
- もう一度書類(履歴書・職務経歴書)に不備がないか確認しよう
- 自身のスキルに見合った企業であるか確認しよう
全ての選考過程の中で、書類審査が一番落ちます。
理由としては、やはり企業が求める人材にマッチしていないことが多いです。覚えておいて欲しいことは希望条件は自分のスキルより高いレベルが求められる傾向にあります。
そのため、転職活動では”どこまで妥協できるのか”をあらかじめ決めておくことで妥協し続けて結局いまの会社と条件が同じといった状況は起こりにくくなります。
またギリギリのラインにある企業を応募することになると思いますので、たとえ落ちたとしても”しょうがないな”くらいの気持ちで次に進みましょう!
書類選考を確実に通過する方法は、転職エージェントが勧める求人に応募することです!
1次面接(課長クラス)
書類選考を通過した後、転職エージェントの方より1次面接の調整依頼が来ると思いますので、できるだけ早い日程で調整するよう心がけてください!
45時間程度残業をしている中で転職活動を進める方法は以下をご参考になさってください!

さて、1次面接で見られるポイントは”能力評価”と”人物評価”の2つになります
(前職で中途採用の面接官を担当しており、上記2つのポイントを基に合否を決めておりました)
能力評価とは・・・
- 欲しい人材と応募者のスキルがマッチしているか(書類選考に受かっていれば特に問題ない)
- 他にどのようなスキルを持っているか
- 業務時間外にはどのようなことを勉強しているのか
人物評価とは・・・
- 質問に対する受け答えができているか(コミュニケーション力)
- チームでプロジェクトを進めることができるか(協調性)
- プロジェクトで障害が発生した場合、冷静に対処できるか(精神力)
”能力評価”と”人物評価”の割合は4:6くらいかなと思います。
書類選考で能力はある程度把握できているため人物評価の割合が高い傾向にあります。
落ちた際に考えること
- 受け答えがうまくいかなかったのであれば、転職エージェントに面接の練習をしてもらおう
- 自身の評価を下げるようなことを発言していないか振り返ってみよう(謙遜も行き過ぎると自分のネガキャンであることを知っておこう)
書類審査と異なり1次面接で落ちる確率は低い傾向にあります。そのため、落ちた際には必ず面接を振り返り次回の面接に向けて対策を講じてください
もし対策が分からなければ転職エージェントに相談し、面接の対策を行ってもらうようにしましょう!
最終面接(部長クラス)
1次面接終了後、合格している場合は早くて面接翌日・遅くても1週間後には結果が届きます
また、結果と一緒に最終面接の調整依頼が来ますので、こちらもできるだけ早めに対応しましょう!
最終面談で見られるポイントは、”将来性”になります。
経歴・能力・人物評価では問題ない評価をいただいている状態のため、最終面接では1次面接と同じような質問はきません。
一般的に以下の2つの観点から評価されることが多いです。
最終面接の評価ポイント
- 長く働いてくれるか
- 将来チームを引っ張っていくようなリーダーになってくれるか
受かる・落ちるのポイントは上記2点と面接官との相性によりますので、一般的に”こうすれば受かる”みたいな情報はございません。
そして面接終了後、転職エージェントの方と面接の内容に関して電話でやりとりする機会があると思います
もし面接が上手くいかなかったと感じている方は、そこで再度アピールしましょう
このアピールは最終的に採用担当者へ伝わりますので、もしボーダーライン立っていたらひと押ししてくれます!
あとは合否結果を待つだけになりますので、祈り続けましょう〜!!
最終面接が合格になったらいわゆる内定ということになります
内定後の条件面談(オファー面談)
内定後に多くの企業で条件面談が行われます。
条件面談(オファー面談)とは・・・
オファー面談とは、内定者に対して企業が雇用の条件などを最終的に確認する面談の場で、近年この呼び名が一般化しましたが、以前までは内定者面談、入社意志確認など、企業によって呼び方も違いました。労働条件通知書についても、企業により呼び方が異なり、「労働条件確認書」や、「オファーレター」と呼ばれることがありますが、内容は同じで、企業側から内定者に対して「この条件でいかがですか?」と呼びかけるための書類です。
(引用先:https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/5389/)
ご自身の給与や福利厚生を確認し、希望年収とかけ離れているような状況であれば必ず申し出ましょう
(この時点で申し出なれば、年収を調整する機会はなくなります。)
提示された給料を見る際のポイント
- 基本給のみの年収であるか残業代や家賃補助が含まれた年収であるか
”お金のことなんて”と思って申し出ることを躊躇してしまいがちですが、自分のスキルに対して正当な給与ではない場合は必ず申し出ましょう。
もし企業の方へ直接申し出ることに戸惑いがある方は転職エージェントの方から言ってもらいましょう。
(実は私も提示された給与に不満があり、担当者に伝えたところ50万円程度年収がアップしました。)
- 選考フェーズごとで評価ポイントが異なるため注意しよう!
- 1次面接に落ちた場合は必ず面接の振り返りを実施しよう!
- 提示された給料に不満がある場合、必ず申し出よう!
転職の意向を勤め先に伝える

さて、次の就職先も決まりホッとしていることかと思いますがついに転職活動の中でのビッグイベントがやってまいります。(わたしは最終面接よりも緊張しました。)
それは上司に転職の意向を伝える作業になります。
在籍している期間が長ければ長いほど気が重くなると思いますが、最後にもうひと頑張りしましょう〜。
まず当たり前ですが大切なこととして
退職予定日の何ヶ月前に会社に告知しておかなければならないか確認しておいてください。
一般的に会社の規定では1ヶ月前となっていることが多い傾向ですが、引き継ぎや手続き等を考えると1ヶ月では時間が足らないことが多くあります。
そのため、転職希望日の3ヶ月前に伝えることがベターです。
自分の意思をはっきりと伝える(最初が肝心です)
最初に意思をはっきりと伝えないと、引き留められる可能性が高くなり退職交渉が難航します。
そのため、自分の意思をはっきりと伝えることが不得意な方も”転職したい”という気持ちをしっかりと上司にお伝えください。
よくあるQA
条件にもよりますが、転職活動を”環境を変えたい”と言った理由で始める方が多くいらっしゃいますので目先の給料に踊らされず、しっかりと自分の意向を伝えましょう。
転職エージェントの方に相談しましょう。
影響の優先度としては、現職>転職先になると思いますので転職エージェントの方を通じて転職希望日を後ろ倒しにしてもらいましょう。
私の場合、
- 1社目は休職中であったため、転職希望日の1ヶ月前に部長に連絡
- 2社目は転職希望日の3ヶ月以上前に課長に連絡。その後、部長→本部長との面談を経て正式に決定
といった流れでした。
会社の労務に相談しましょう(社内で相談窓口を設けているところが最近は多いので確認してみてください)
労務も聞き入れてくれない場合、転職エージェントに相談のうえ、退職代行サービスを利用しましょう
最近は少なくなりましたが、いまだに辞めさせないようにする企業が存在するのも事実です。
しかし、法律では”退職日の2週間前に告知すれば退職は可能である”ということになっておりますので、社内でダメなら社外に頼っていきましょう!
- 企業から内定が出たら、なるべく早く上司に報告しよう(転職日の3ヶ月程度前がGOOD)
- 上司に報告する際は必ず自分の意向をはっきりと伝えるようにしよう
- もし辞めさせてくれないようなことがあったら、まずは社内の労務に相談。それでもダメなら社外のサービスに頼ろう(泣き寝入りはしないこと!!!)
諸手続き完了のち新しい職場へ・・

最後になりますが、諸手続きを済ませたのち正式に転職ということになります。
退職手続き、入社手続きにおいて下記の作業は必ず発生いたしますので、余裕を持って準備していきましょう
一般的な退職手続き
- 退職届の提出(退職の1ヶ月前)
- 保険証の返却
- 貸与物の返却
- 定期の払い戻し
一般的な入社手続き
- 健康診断の受診
- 住民票・年金手帳のコピーを送付
- 資格の合格証の送付
- 給与振り込み口座の連絡
といった感じになります。
会社によって提出物・返却物の期限が細かく決まっておりますので、しっかりと確認のうえ対応しましょう。
ここまでで長かった転職活動の全容は以上になります!お疲れ様でした(^ ^)
最後に
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました!
本記事は全て私の実体験を基に書いております。
また、転職活動を通じて私は
- 自分の人生は自分で選択する
- 仕事でもプライベートでも主体的に行動する
という性格に変わりました。
世の中には理不尽なことが溢れておりますが、みなさんもこの記事がみなさまのお役に立っていただければ、とても嬉しく思います!
もし私のコンタクトを取りたい場合はツイッターよりご連絡いただければ返信させていただきますので、
ブログ内のことに限らず、気になることがありましたら遠慮なくご連絡ください〜!
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