- 作業に取り掛かる前にゴールを明確にする
- 作業を進めながらリアルタイムで改善していく
- 作業の進捗はなんらかの形で可視化して、上司が確認できるようにする
- 自分の頭脳・キャパを超える作業であれば、できる/できない箇所を明確にして、上司に報告する
- 完成度100%より60%でいいので、早く仕事をこなす
今回の記事では、新入社員として入社した当時の私と社会人5年目になった現在の私を比較して、仕事の仕方がどのように改善されたのか?について解説いたします。
※私はIT業界での経験しかございませんが、できる限りどの業界でも共通した仕事の仕方についてのみ解説しておりますので、もし仕事ができない!と思っている方は参考にしてみてください(^^)
今でこそ、転職して某就職ランキングでも常にトップ10に入る外資系コンサル企業で働いておりますが、新卒当時は大手金融系Sierに入社しましたが、同期の中でも仕事ができない部類でした。
そこから、少しずつですが、上司の教えや自らの気づきなどで改善を続けた結果、少しずつではありますが仕事の要領を掴むことができ、私の社会人ライフが好転し始めていきました。
今回の記事では実際に私が意識してきた働き方に関して解説いたしますが、このような仕事をしなさい!ではなく、このような仕事の仕方もあるので、今まで意識してなかった人は意識して実践してみましょう!をコンセプトとしておりますので、自己流にアレンジしながら、自分に合った仕事の仕方を見つけてください!
この中で次のような状況に直面している方はおりますでしょうか?
- とりあえず言われた作業を始めてみたが、最終的に上司が何を求めているのかわからなくなることが多い
- マニュアルや上司に言われたやり方をしっかりと守った結果、仕事の進みが遅い
- 上司にしょっちゅう仕事の進捗を確認される
- 仕事を始め、途中でこれは自分にはできない仕事だと気づくことがある
- 想定した時間内に作業を終わらすことができない
私の社会人歴は次のとおりです。
- IT業界に5年勤めている
- 過去2度の転職を経験
- 1社目を1年3ヶ月勤務後、うつにより半年間休職
- その後、転職活動を始め2社目へ転職
- 2社目は2年半勤務し、年収アップのため3社目(外資系コンサル企業)に転職
- どの業界にも役立つ仕事の進め方がわかる
本記事を読み行動することで得られるメリット
- 仕事を楽に効率的に進められるヒントがわかる
行動しないことによるデメリット
- いまの悩みは改善されず、時間だけが過ぎていく
- 市場価値が上がらない
仕事ができない私が意識した5つのポイント
- 作業に取り掛かる前にゴールを明確にする
- 作業を進めながらリアルタイムで改善していく
- 作業の進捗はなんらかの形で可視化して、上司が確認できるようにする
- 自分の頭脳・キャパを超える作業であれば、できる/できない箇所を明確にして、上司に報告する
- 完成度100%より60%でいいので、早く仕事をこなす
理由と具体的な根拠
ここから結論に関して深掘りしていきます。
作業に取り掛かる前にゴールを明確にする
今回の5つのポイントの中で1番重要と言っても過言ではありません。
新卒当時の私は言われたことに対して、反射的に作業してしまっていた傾向がありました。
例えば、10段階の作業があるにも関わらず、3段階目の作業しか見えていない状態で作業に取り掛かってしまう。その結果、5、6段階目あたりで自分1人ではできない作業に直面して、作業が止まってしまう。
現在は、初めにゴール(成果物)を明確にし、上司とゴールのイメージを共有する。指摘が入れば修正し、入らなければ具体的な作業を計画する。成果物がエクセルの場合、フォーマットを明確にし、結果を入れるだけの状態にしておく。
作業の計画では、ゴールから作業を組み立てる。不明点があれば、作業の計画段階で関係者に確認する。
そして、作業を開始する。
つまり、ゴールを明確にしてから、作業を逆算する。
作業を進めながらリアルタイムで改善していく
自身の仕事力を成長させるために必要なポイントです。
新卒当時の私はマニュアル化された作業がとにかく好きでした。理由は、頭を使わなくてすみ、何か失敗した際はマニュアルを作った人に責任があるためです。(この時点でダメ社員。笑)
そして、このマインドで仕事をし続けた結果、手に入れたものは一つもありませんでした。
マニュアル化されている作業は素晴らしい。しかし、常にマニュアルを改善する意識を持っていないと、社会の奴隷になってしまうため注意が必要です。
意識しても意識しなくても最終的な成果は変わりませんが、改善を意識しながら日々作業を続けると、早ければ半年、遅くとも1年で成果が現れてきます。
つまり、マニュアル化された作業の取り組み方によって成長速度が異なる。
作業の進捗はなんらかの形で可視化して、上司が確認できるようにする
上司から評価されるポイントになります。
新卒当時の私は作業の依頼を受け、できた時または分からない時しか上司に連絡しておりませんでした。
そのため、作業の進捗を確認されることが多くありました。
これって上司の立場から見たら、面倒な作業なんですよね。。。
部下の管理は上司の責任と言われますが、逆に管理しやすいように作業を進めることが部下の責任だと考えております。
私の現在の働き方は、10段階ある作業の場合、全て報告はしませんが上司が見えるところ(メールやslackなど)に作業内容と想定の作業時間それと進捗状況を書いておきます。
そして、1つの作業が終わったら、進捗状況を更新します。
こうすることで、上司は一目で進捗状況を把握でき、もし遅れているようなことがあれば助けを求めてくれたらしてくれます。
つまり、進捗状況をリアルタイムに更新することで、たとえ仕事が遅くとも上司から評価されるようになります。
自分の頭脳・キャパを超える作業であれば、できる/できない箇所を明確にして、上司に報告する
自分(対上司)・会社(対お客さま)の評価を守るために大事なポイントとなります。
仕事をする上で1番最悪なことは、できないことをその場の流れでできると言ってしまい、最終的にできませんでした!ということになることです。
新卒当時の私は上司やお客さまに言われたことに対して、できないかも・・・と思っていても、自分の評価を気にするあまりできます!と言ってしまっておりました。
しかし、結果はみなさんの想像通り、作業の途中でやっぱりできませんでした。と言います。
対上司ならまだいいのですが、これが対お客さまの場合、最悪、訴訟問題に発展しかねないので、もし同じことやってるかも!と思われた方はすぐに意識を変える必要があります。
現在の私は言われたことに対して、ここはできるが、ここはできるか分からない!とはっきり言います。そのように言うことでできない作業は他の人に割り振るか多少時間がかかっても自分でやってみてと言われるか上司から提案されると思います。
このように上司とコミュニケーションをとることで、上司へ安心感を与え信頼を勝ち取ることができます!
そのため、できない作業があったとしても、嘘をついてできます!と言うよりは何百倍も評価されます。
また、できると宣言した作業は何が何でも100%以上の成果を出してください。
つまり、自分の評価を守るためにできないことはできないという必要がある。
完成度100%より60%でいいので、早く仕事をこなす
新卒当時から言われていたことになりますが、当時は全く理解出来ておらず、必ず100%の完成度を意識して作業をしておりました。
たしかに見栄えや成果物の質は大切です。
しかし、時と場合により成果物が完成すればOKであることも多々あることに少しづつ気づくことが出来ました。
理由は締め切りに追われている仕事が複数ある時、成果物の見栄えや質にこだわらず上司に提出したことがあります。この時は何も言われず、100%と同じように評価されました。
そして、また別の機会にも60%程度の完成度で提出し、その時はもう少し見栄えをよくしてくれと指摘がありました。再度、修正することで前者と同様に評価していただきました。
この経験より、作業開始前に上司が求めている完成度を明確に確認しておくことで作業を短時間かつ効率よくこなせることがわかりました。
つまり、全ての仕事が完成度100%である必要はない
まとめ
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
仕事ができない!と感じていた私が特に意識し続けたポイント5つを解説させていただきました。
- 作業に取り掛かる前にゴールを明確にする
- 作業を進めながらリアルタイムで改善していく
- 作業の進捗はなんらかの形で可視化して、上司が確認できるようにする
- 自分の頭脳・キャパを超える作業であれば、できる/できない箇所を明確にして、上司に報告する
- 完成度100%より60%でいいので、早く仕事をこなす
こちらの内容は、ビジネス書や仕事術のような本にも多く書かれている内容でかつ実体験としてとても役に立ったポイントになっておりますので、今現在仕事ができていないと感じており、今回解説したポイントをあまり意識したことない!という方は参考になさってみてください。