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【実体験】『人間関係』が転職理由である場合の面接官への伝え方

この記事でお伝えしたいこと

『人間関係』を転職理由とすることは全く問題ない

ただし『人間関係』を転職理由にする際は伝え方にポイントがある

 

私は『人間関係』が原因で1回目の転職活動を行いました。紆余曲折ありましたが結果としてスキルアップできる企業に転職することができましたので、当時の経験を踏まえて『人間関係』を転職理由とする際の面接官への伝え方に関してポイントをご紹介します。

 

今回の記事は次のようなお悩みをお持ちの方に向けて発信しております。

  • 『人間関係』が理由で、これから転職活動を始めようとされている方
  • 書類選考は通過するけど、いつも面接で落とされてしまうと感じている方

 

私の転職歴は次の通りです。

  • 現在、IT企業に勤めている社会人5年目
  • 過去に2度の転職を経験
  • 1度目はスキル、2度目は年収アップを実現
  • 今までに利用した転職エージェントは計10社
  • 現在は外資系コンサル企業の現役SE

 

本記事から学べること
  • 『人間関係』を転職理由として面接官に伝える際の3つのポイント
  • 私が面接官に伝えた転職理由の例

 

本記事を読み行動することで得られるメリット

  • 面接官に対して転職理由がネガティブに捉えられなくなり面接の通過率が高くなる
  • 転職先で人間関係が悪くなる確率を減らすことができる

 

行動しないことによるデメリット

  • 面接の通過率が低くなってしまう
  • 同じ理由でまた転職活動を始めてしまう可能性がある

 

 

『人間関係』を転職理由として面接官に伝える際の3つのポイント

私の実体験に基づいて『人間関係』を転職理由として面接官に伝える際の3つのポイントをご紹介します。

  • 状況は詳細に伝える
  • 意見ではなく事実を伝える
  • 自分の非は認める

 

状況は詳細に伝える

まずは人間関係が悪くなった当時の状況について詳細に伝えることがポイントになります。
これは2つの効果があります。

  • 「面接官に状況を正確に理解してもらう
  • 「転職後に同じ状況が起こりにくい状態にしてもらう」

 

人間関係が悪くなり職場に居づらくなるには、なんらかの原因があります。その原因に至った経緯を正確に伝えることで、転職後もチームや業務を配慮してもらえる可能性が高まります。

 

私が現場の面接官として面接した時に2年間休職期間があった方を採用しましたが、その方が初めの3ヶ月は残業なしで働けるようなチーム体制に変更しました。

自分の状況を正確に伝えることで、受け入れる転職先にとっても対策が可能になりますので、面接では状況を詳細に伝える必要がございます。

と言っても誰とも相談せずにいきなり本番を迎えることにはリスクが伴いますので、まずは転職エージェントの方に伝え方を相談しましょう。そして、伝えるべき内容と伝える必要のない内容を精査してもらい転職理由を事前にブラッシュアップしましょう。

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意見ではなく事実を伝える

続いて意見ではなく事実を伝えるようにしましょう。

意見と事実の違いはご存知でしょうか。おそらくほとんどの方が言葉の違いは理解できているけど、会話の中で自然とごっちゃになってしまっているのではないでしょうか。

意見:○○に対して、私はこう感じた。

事実:○○という事態が起きた。

 

友達との会話では問題ございませんが、ビジネス上の会話では、相手から聞かれるまで自分の意見を言わない方が得策です。

ビジネスの現場では意見よりも事実の方が大事!

そのため、まずは事実から述べ面接官から聞かれたときに自分の意見を言うようにしましょう。

 

自分の非は認める

そして最後は自分に非は潔く認めましょう。

 

人間関係が悪くなった原因は周りのせいだけではないと思います。例えば、「仕事で何かしらの失敗をして、その後の周りの対応が徐々に冷たくなってきた。」などが挙げられます。ここでは失敗が悪いのではなく、失敗後の対応に何らかの改善ができた可能性が高いです。

失敗後も謙虚な態度で周りと接することができたでしょうか?

殻に閉じこもって周りとのコミュニケーションを拒絶してしまわなかったでしょうか?

 

なぜこのような自己分析が必要かというと、同じ失敗を繰り返さないために原因を分析し、また同じ状況が起きたときに対応できるようにするためです。

 

面接官からもおそらく「なぜ人間関係が悪くなったのですか?」と聞かれると思います。その時は自己分析の結果を正直に伝え、「次に同じ状況になった時はこのように対応します。」と回答できれば論理的に考えられる人とプラス評価になる可能性が高いです!

 

社会人の前に一人の人間なので、どんなネガティブな理由であれしっかりと分析してロジカルに回答できれば問題ございません。

 

私が実際に伝えた転職理由の例

私は当時、転職理由を聞かれた際にこのように回答しました。

 

職場の人間関係が悪化したことにより、今回の転職を考えるようになりました。(結論)当時、上司と他のチームメンバーがコミュニケーションを取れておらず、上司からの指示を受け作業した私が他のチームメンバーから毎回のように「その作業は誰も許可していないよ。」、「他のチームと共有できていない作業をなぜやっているの。」というお叱りを受けており、徐々に上司からも周りからも孤立するようになってしまいました。(詳細な状況)

そして、精神的に辛い状況になってしまったため今回の転職活動を始めました。

上司が周りとコミュニケーションを取れていないと気付いたタイミングで、上司から指示を受けたときに私が周りと積極的にコミュニケーションを取ればよかったと反省しております。(反省点)次に同じ状況が起こった際はより積極的に周りとコミュニケーションを取るように心がけ同じ状況を発生させにくく対応したいと考えております。

 

この時点では、事実しか話していないので、この後に面接官から意見を聞かれた際は答えるようにしておりました。

ここまで考えて話したこともあり、当時は面接まで進んだ企業からはほぼ内定(4社)を頂くことができました。

この経験よりネガティブな転職理由でも十分に内定を勝ち取れることがご理解いただけたと思います。

当時、社会人2年目だったのでほとんどスキルはございませんでした。もちろんスキルがある方がより好条件の求人から内定をもらうことができます。

 

 

さいごに:人間関係で悩まないために

この記事では『人間関係』を転職理由とした場合の面接官に対する伝え方をご紹介しました。

『人間関係』を転職理由として面接官に伝える際の3つのポイントは次のとおりです。

  • 状況は詳細に伝える
  • 意見ではなく事実を伝える
  • 自分の非は認める

 

私はいま社会人5年目になりますが、あれ以降人間関係で悩むことはほとんどなくなりました。

理由は、ベストセラーの「嫌われる勇気」読み次のことを意識しながら行動したからです。

  • 他人と自分の境界線をはっきりさせ、他人の課題は一切考えない
  • 自分のやるべきことのみに集中する
  • 嫌われることを恐れない

 

当時の私はとにかく他人の目を気にしながら生きていました。しかし、この本を読み他人の目を気にすることが自分の人生にとって不要であり無駄なことに気付き、始めは気持ち的に抵抗感がありましたが、習得できれば無意識のうちに自分のことに集中できるようになりました。


 

もし他人の目を気にしすぎて生きづらいと感じているようであれば是非読んでみてください(^^)

この記事を読まれている方と一緒にポジティブな状態で次の世界を見れることを楽しみにしてます!

 

どうしても転職理由が思いつかないようでしたら転職エージェントにご登録いただき、キャリアアドバイザーに相談に乗ってもらうこともおすすめです。ポイントは1人のキャリアドバイザーに意見を聞くのではなく、必ず複数のキャリアアドバイザーに意見を求めるようにしてください。

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。この記事が転職活動で苦労している方にとって少しでも参考になれば嬉しい限りです。

 

今後も転職に関する情報を積極的に発信して参りますので、興味のありそうなタイトルがありましたらぜひご覧になってください!

それでは!