今回は将来が不安な20代の方に向けて、30歳になった私が20代の時に考えていたことと不安を払拭(気にしなくなった)方法について、「周りに流される」メリットをご紹介します。
また、今回は「仕事」にフォーカスを当てた話となっておりますので、いま同じような悩みに直面している方にはぜひ読んでいただきたいないようとなっております!
今回は以下の流れでお話しします。
- 仕事において周りに流されるメリット
- 周りに流される選択をした私の実体験
- まとめ
結論から申しますと周りに流されるメリットは以下の3つになります。
- 本当にやりたいことが見つかる
- 視野を広く保つことができ選択肢が増える
- 経験値の相乗効果により市場価値が上がる
私自身も今の仕事とは違うやりたいことへシフトチェンジする選択肢もありましたが、なかなか実務に携わることができずモチベーションが落ちてしまいました。今の仕事とは別にやりたいことがありそれを貫ける人はもちろん素敵ですが、モチベーションが保てず今の仕事を続けるという選択をされた方も悲観する必要が全くないことをこの記事でお伝えできればと思っております。
先に私の経歴についてお伝えしておきます。
- 現在、IT企業に勤めている社会人6年目
- 過去に2度の転職を経験
- 新卒2年目の時に適用障害と診断され6か月間の休職経験あり
- 現在は外資系コンサル企業のSE
- ブログを本格的に書き始めて3年目
仕事において周りに流されるメリット
仕事において周りに流されるメリットは次の3つになります。
- 本当にやりたいことが見つかる
- 視野を広く保つことができ選択肢が増える
- 経験値の相乗効果により市場価値が上がる
本当にやりたいことが見つかる
日々仕事をしていると全く同じ仕事をし続けるわけではないと思います。
例えば、エクセルの業務をVBAで効率化したり、業務の工程によって仕事内容が変わったりなど、SEでは特に幅広い業務に携わる機会が多くございます。
しかも技術的なことだけでなく、要件決めではエンドユーザーに提供する業務やマーケティング施策など幅広い経験を積むことができるため、特定のやりたいことを決めるよりも、今の仕事に邁進して色んな仕事を任せてもらえるようになることで本当にやりたいことが見えてくることがございます。
視野を広く保つことができ選択肢が増える
幅広く色んな業務に携わることによって、物事を俯瞰的にとらえることができるようになり、全体の設計やマネジメントを任されることも多くなるでしょう。
これはとてもすごいことであり、仕事の方針や具体的な手順を自分で決めれるようになるので、仕事において自分の裁量が増えることにより選択肢を自分で作り選ぶことができるようになります。
経験値の相乗効果により市場価値が上がる
1つの物事をやり抜くよりも広い視点で物事を見ることができ、かつ経験値が上がるため社会的な市場価値も併せて上がります。
また、1つのある分野でトップ10%に入る労力とそこからトップ1%に入る労力は等しいと言われており、1つの分野でトップ1%に入ることと2つの分野でトップ10%に入ることは同じくらいの市場価値と言われとります。そして3つの分野でトップ10%に入ったら1000人に1人の人材になることができ、自然と社会に求められるようになります。
このような場合は社内の仕事に閉じるのではなく、積極的に実績を公表し外部からの評価を確認するようにしてみてください。ご自身が思っている倍以上のスカウトが来る可能性も多分にありますので、このような状態の方で年収をアップさせたいと考えておりましたら、転職の有無に関わらず転職エージェントに登録だけでもしておくことをお勧めします。
頻繁な連絡もなく、自分のペースで転職活動を勧めたいと考えている方は「ビズリーチ」がお勧めです。
周りに流される選択をした私の実体験
ここからは実際に私が周りに流される選択をした時の状況や、周りに流される選択をした後の現在の立ち位置について少しご紹介します。
必ずしもこうなるとは限りませんが、参考程度のお読みください。
仕事以外のやりたいことに邁進していた20代後半まで
学生時代にAI分野の研究をやっていたこともあり、仕事では一般的なシステム開発をやっておりましたが、独学でAIの勉強は続けておりました。(資格もクラウド関連、統計、G検定など一般的に有名な資格は取りました。)
具体的には、特に趣味もなかったため、業務後の時間や土日を利用して独学を続けておりました。
なぜ周りに流される選択をしたか?
独学を続け、AIに関する理論やプログラミング技術はある程度向上していた自信がありましたが、一向に実務に携わることができず(実務未経験のため、異動も受け入れてもらえない状況)やがて勉強するモチベーションがなくなってしまいました。この時に少しずつ空いた時間で仕事のことをより深く知ろうとしたところ、当時やっていたマーケティング系の開発がとても楽しく感じ、さらに時間をかけて調べるようになりました。
その選択が正しかったと言えるか?
その結果、元々は何もわかっておらず上司の後ろに付いていただけでしたが、徐々にお客さんと対等に会話することができるようになり、逆にこちらからお客さんに合うシステムを提案することまでできました。また、このような経験を積むことでシステムだけでなく業務的な部分に関してもお客さんのパートナーとして影響力を持つようになりました。
私の中では当時携わっていた仕事をやり切ったという想いがあったため、転職活動を開始しました。仕事も忙しかったため、転職までに半年ほどの期間を要しましたが、結果として学生時代には手が全く届かないようなIT企業に転職することができ、今年で3年目となりますが引き続き働くことができております。
以上の結果より、私自身はやりたいことに固執せず、その時の業務に精一杯尽くしたことで今の姿があると思っておりますので、周りに流される選択が正しかったと言えます。
まとめ:社内で未経験分野への異動はかなりハードルが高い
最後にまとめになります。
今回は将来が不安な20代の方に向けて、30歳になった私が20代の時に考えていたことと不安を払拭(気にしなくなった)方法について、「周りに流される」メリットをご紹介しました。
周りに流されるメリットは次の通りです。
- 本当にやりたいことが見つかる
- 視野を広く保つことができ選択肢が増える
- 経験値の相乗効果により市場価値が上がる
そして、後半では簡単ではありますが私の実体験について紹介させていただきました。
最後に、やりたいことを実務にする方法と周りに流されながら転職を成功させる方法を簡単に説明します。
やりたいことを実務にする方法
これは私個人の話になりますが、社内での異動は相当厳しく感じました。
特にいくら社外の成果をアピールしたところで、必要な人材は社外からとってくるため、未経験でいきなり実務に入れることはかなり厳しいと思ってください。
それでもやりたいことを実務にしたいという方は、年収は下がってしまいますが未経験でもOKな求人に応募すべきと考えております。
まずは年収を維持して転職を考えることよりも、とにかく実務経験を積んでしまう方が後々、市場価値が高くなりますので、未経験での求人を多く扱っている「doda」や「リクルートエージェント」を駆使し、ぜひ転職活動を行ってみてください!
周りに流されながら転職を成功させる方法
こちらは「やりたいことを実務にする方法」よりもはるかに楽であり、かつ時間をかければ必ず年収アップを達成できるものです。(私が実証済み)
私自身は半年ほど転職活動に時間を要しましたが、早い人だと3か月ほどで転職が可能です。ただし、焦りは禁物。
やり方は「doda」や「リクルートエージェント」ではなく、ハイクラス向けの求人が多いスカウトサービスの「ビズリーチ」を活用しましょう。
「ビズリーチ」の特徴として、登録した後はとにかく待つだけとなりますので、転職活動の負担が極端に低い傾向となります。
何度も言いますが、こちらの方法は焦りは禁物です!必ず転職活動を始める前に条件を設定し、その条件を下回る求人には時間の無駄にるため、一切応募しないようにしましょう。