現代のテクノロジーは、従来の職場のあり方を大きく変えました。
今では、オフィスに通勤しなくても仕事ができる「フルリモートワーク」という形態があり、多くの企業がこの形態を取り入れています。そんな中、IT企業に転職したいと考えている方は、転職戦略を立てる必要があります。本記事では、フルリモートのIT企業へ転職するための戦略を紹介します。
まず、私の簡単な転職歴を紹介します。
- 現在、外資系IT企業に勤めている社会人7年目
- 過去に2度の転職を経験
- 新卒2年目の時に適用障害と診断され6か月間の休職経験あり
- 現在は外資系コンサル企業のITコンサルタント(勤続4年目)
フルリモートのIT企業へ転職するため6つの転職戦略
1.転職の意思を決定する
まず、当たり前のことになりますが転職する意思を決定することが必要です。
フルリモートのIT企業に転職する場合、自分自身が自己管理能力があるかどうかをしっかり考えておく必要があります。また、自宅で仕事をすることが多いため、自分がリモートワークに向いているかどうかも自己分析しておく必要があります。
2.転職に必要なスキルを身につける
次に、転職に必要なスキルを身につける必要があります。
IT業界は、急速に変化する業界です。したがって、最新技術やトレンドについて常に情報を収集し、学び続ける必要があります。
さらに、フルリモートのIT企業に転職する場合、コミュニケーションスキル(TeamsやSlackなど)やリモートツールの知識も重要です。自分が欠けているスキルを洗い出し、習得することが転職成功のためには必要不可欠です。
3.転職先の企業をリサーチする
転職先の企業をリサーチすることも大切です。
フルリモートのIT企業には、社員がリモートワークで働くため、企業文化や社風が通常のオフィス勤務の企業と異なることがあります。自分が働きたい企業の文化や価値観に合わせて、リサーチをすることが重要です。
4.ネットワークを広げる
転職活動をする場合、自分のネットワークを広げることが重要です。
LinkedInなどのSNSを利用し、業界の人や同業者とつながることで情報収集や転職先の紹介を受けることができます。また、フルリモートのIT企業は、地理的な制限がないため、海外に進出している企業も多いです。外国人の友人や知人ともつながりを持つことで、グローバルな視野を持ち、転職先の選択肢を広げることができます。
5.転職エージェントに相談する
転職活動において、転職エージェントに相談することも有効です。
転職エージェントは、業界の最新情報を持っているだけでなく、自分自身が抱える強みや弱みを分析し、適切な求人情報を提供してくれます。また、転職エージェントが企業との交渉や面接のセッティングなどを代行してくれるため、効率的に転職活動を進めることができます。
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6.リモートワークの経験をアピールする
最後に、すでにリモートワークをやられている方は転職時にはリモートワークの経験をアピールすることも重要です。
リモートワークは、コミュニケーション能力や自己管理能力などのスキルを要するため、それをアピールすることで、フルリモートのIT企業に求められる人材像に合致していることをアピールできます。また、リモートワークの経験があることで、フルリモートのIT企業が求める柔軟性や自律性、コラボレーション能力なども証明することができます。
まとめ
以上が、フルリモートのIT企業へ転職するための戦略です。
リモートワークは、自宅で働くことができるため、通勤時間の節約や仕事とプライベートのバランスをとりやすいといったメリットがあります。
しかし、自己管理能力やコミュニケーションスキルなど、フルリモートのIT企業に求められるスキルを持ち合わせていることが求められます。
転職活動をする際には、自分自身の強みや弱みを分析し、求められるスキルを身につけることが成功のためには必要不可欠かせません。
また、業界の最新情報をキャッチアップし、人脈を広げることで、転職活動の幅が広がるため、転職エージェントやSNSを上手に活用して、自分自身の転職戦略を立てましょう。
最後に、転職活動は簡単なものではありません。
フルリモートのIT企業への転職は、より高度なスキルや自己管理能力、柔軟性などが求められるため、転職活動を行う前に自己分析をしっかりと行い、自分が持っているスキルや特徴を客観的に見つめ直すことが必要です。
また、志望企業に応じた自己PRを考え、面接での自己アピールも大切です。自分自身の強みを明確にし、フルリモートのIT企業に求められる人材像に合致したアピールを行いましょう。