この記事では転職活動を始められた方が疑問に思われる履歴書は手書きで書く必要があるか?について私の実体験を基に解説いたします。
結論から申しますと、手書きは不要です。
私自身、IT業界内での転職しか経験したことがございませんが、世の中の流れを考えると一般的に不要であると結論づけることができますので、IT業界以外で転職活動されている人も、ぜひ最後までお読みください!
今回の記事で対象とするターゲットは次のようになります。
- 社会人歴が10年未満
- 企業から履歴書の提出を求められている
- 新卒の時は手書きだったので、転職時も手書きで書かなければいけないと感じている
- 本当はパソコンで書きたいけど、企業視点で問題がないか知りたい
私の転職歴は次のとおりです。
- 社会人5年目のSE
- 過去に2度の転職を経験
- 過去に10社の転職エージェントを利用
- 前職では中途の採用担当を経験
- 現在は外資系コンサル企業の現役SE
- 転職時の履歴書は手書きで書かなければいけないのか?
- 手書きでなくでいい理由
- 2021年における転職活動の最適なやり方
本記事を読み行動することで得られるメリット
- 転職活動における効率化を実現できる
- パソコンで作成することにより不用意なマイナス評価を避ける
行動しないことによるデメリット
- 手書きは時間がかかる割に評価に繋がらない
- 手書きだとミスが起こりやすい
この記事では手書きの履歴書が必要かどうかに関して、メインで解説します。しかし、最近の転職活動ではそもそも履歴書の提出を求められることがとても少ない状況にあります。
そのため、この記事をご覧の方の中には転職が初めて!という方もいらっしゃるかと思いますので、後半で2021年における転職活動の最適なやり方としまして、全て無料でできる方法を紹介いたします。
転職時の履歴書は手書きで書かなければいけないのか?
冒頭でも申しましたが、転職時の履歴書は手書きである必要は一切ございません。
手書きでなくていい理由
上記のように結論づけた理由は3つございます。
- データの場合、提出する前に添削してもらえる
- 時間、労力をかける割に評価に繋がらない
- 面接官が重視している提出物は職務経歴書
データの場合、提出する前に添削してもらえる
この記事で1番重要なことは本人では気づかないようなマイナス評価を避けることです。
本人では気づかないようなマイナス評価のポイントとして、履歴書のミス以外では
- 履歴書、職務経歴書の書き回し
- 企業の方とのメール対応
- 面接時の受け答え
- 面接時の服装
など本人はあまり気にしていないようなことも実は評価の対象になっているケースが多々あります。
上記のポイントがしっかりできていてもプラスの評価にはならず、逆に少しでもミスがあればマイナス評価になってしまう可能性が高いので、不安な方はできる限り転職エージェントの方に確認してもらいましょう!
※大手転職エージェントでは模擬面接などもしっかりと行っていただけます。
そして、1番簡単に回避できるポイントが履歴書のミスをなくすことです。
これは自分で何度も見返すよりも転職エージェントに添削を依頼してしまった方が簡単かつ確実なので、自分で履歴書を企業に提出する際は、必ず履歴書を転職エージェントの方に添削してもらいましょう。
時間、労力をかける割に評価に繋がらない
もしかしたら手書きの方が、
- 温かみがある
- 雰囲気が伝わる
- 優しそう
と面接官が感じることもあるでしょう。ただシビアな転職市場でこのような観点がプラスに働くことはあまり考えられません。
ここに時間をかけるのであれば、自分の将来のキャリアや転職後に叶えたい目標のために少しでも行動し、面接時に話せるようになることの方がプラス評価に間違いなく繋がります。
面接官が重視している提出物は職務経歴書
どの業界にも共通することですが、履歴書を提出する場面は採用の面接時に限られると思います。(それより前に物理的に企業と接触する機会がないため)
そうなると、この時点では既に書類選考を通過していると考えられるので履歴書または履歴書に近いものを既に提出されているはずです。
つまり、履歴書をデータで採用担当または面接官が既に見ているので、変なリスクを背負って手書きにするメリットはありません。
また、転職時の面接では過去の経歴というものがとても重要になってくるため、私も面接官の経験がありますが、ほぼ職務経歴書しか見ておりません。
以上が転職時の履歴書は手書きする必要がない理由になります。
2021年における転職活動の最適なやり方
最後に2021年における転職活動の最適なやり方について説明いたします。
履歴書を手書きするかどうかで迷われているということは、履歴書を企業に直接提出する必要があるからだと思います。
しかし、そもそもなぜ履歴書を直接提出する必要があるのでしょうか?
私の推察では、企業に直接応募しているからだと思います。
転職活動では新卒の時の就活に比べて、書類選考のハードルが非常に高くなっております。
そのため、可能な限りは転職エージェントの方に推薦文を書いてもらい、応募するようにしましょう。
上記を踏まえ、私なりの現代における転職活動における最適解を紹介いたします。
・転職エージェントに登録する
・今後のキャリアビジョンを転職エージェントに相談する
・履歴書・職務経歴書を作成するのと同時にサイト上に公開されている転職ノウハウを読み込むことでより強く転職活動をイメージする
・履歴書・職務経歴書の添削ならびに模擬面接を依頼する
・エージェントから紹介される求人ならびに自身でサイト上から検索した求人の中で、条件に合った求人に応募する
(・加えて、dodaかビズリーチのスカウトサービスにも登録しスカウトを待つ・・)
・選考に進む・・・
さらに詳しい内容は↓の記事でまとめております。
ポイントは転職エージェント経由での応募になり、書類選考の通過にどれだけ注力できるかにより転職活動の成功率が大幅に変わってくると言っても過言ではありません。
これが万人にとって正しいやり方だとは断言できませんが、過去の実体験やブログでの発信活動を通して編み出した2021年における転職活動の最適なやり方になります。
さいごに:転職時に手書きの履歴書を求める企業は危ない
この記事では転職活動を始められた方が疑問に思われる履歴書は手書きで書く必要があるか?について私の実体験を基に解説いたしました。
結論としまして、手書きは不要です。
その理由は次の通りです。
- データの場合、提出する前に添削してもらえる
- 時間、労力をかける割に評価に繋がらない
- 面接官が重視している提出物は職務経歴書
そして、2021年における転職活動の最適なやり方を紹介いたしました。
最後に、現代の社会状況を考慮して転職時に手書きの履歴書を求める企業は危ない理由について私の考えを述べます。
ここ数年、エコでない企業に対して政府が罰金を課していることはご存知でしょうか?
1番有名な事例が2030年に販売可能な車を全て電気自動車にすると宣言して、トヨタが反発したことがニュースになりました。
このような制度は自動車業界に限った話ではなく身近な一般企業にも確実に広がっていく話になります。
つまり、時代の変化に対応できない企業は遅かれ早かれなくなっていくので、今の時代にペーパレスでない企業には転職しない方が無難だと考えております。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。この記事が転職活動で苦労している方にとって少しでも参考になれば嬉しい限りです。
今後も転職に関する情報を積極的に発信して参りますので、興味のありそうなタイトルがありましたらぜひ覗いてみてくださいませ!