現代のビジネスの中で、ITによる効率化や業務の自動化が進んでいます。
そのため、エンジニアなどの技術者の需要が高まっており、SE転職に興味を持つ人も増えています。
しかし、SE転職には「未経験者は難しい」というイメージがあります。
そこで、本記事では、SE転職で未経験者でも必ず活躍できる理由を解説します。
まず、私の簡単な転職歴を紹介します。
- 現在、外資系IT企業に勤めている社会人7年目
- 過去に2度の転職を経験
- 新卒2年目の時に適用障害と診断され6か月間の休職経験あり
- 現在は外資系コンサル企業のITコンサルタント(勤続4年目)
SE転職で未経験者でも必ず活躍できる理由とは?
多様な学習環境が用意されている
SE転職をするにあたり、必要なスキルや知識を学ぶことは大変です。
しかし、現代においては多様な学習環境が整っています。
例えば、プログラミングスクールやオンライン学習プラットフォームなどがあります。また、独学でもプログラミングの学習ができるため、自分のペースで学習することができます。
転職に役立つおすすめのプログラミングスクール3選【転職までの具体的な手順も解説】
さらに、最近では、未経験からでもエンジニアとして就職できる企業も増えています。このような企業では、新卒採用や中途採用で未経験者を積極的に採用しています。
そのため、社内研修やOJTなど、学びの機会が豊富に用意されている場合があります。
これらの学習環境が整っているため、未経験者でもSE転職が可能になっています。
業務内容によっては、コミュニケーション能力が重視される
SEには、システム開発のプログラミングを行う「開発SE」と、ユーザーやクライアントとのコミュニケーションを担う「サポートSE」など、様々な種類があります。
開発SEの場合、プログラミングスキルが求められますが、サポートSEの場合はコミュニケーション能力が重視されます。
特に、ユーザーやクライアントに直接対応する「フロントエンドエンジニア」と呼ばれる役割の場合、コミュニケーションスキルは非常に重要です。
つまり、SEの業務によって求められるスキルや能力が異なるため、未経験者でも自分に合った業務内容を選ぶことで活躍できる可能性があります。
特に、コミュニケーション能力に優れている場合は、サポートSEやプロジェクトマネージャーなど、コミュニケーションが重要な役割に向いているかもしれません。
未経験者でも新しい視点やアイデアを提供できる
SE転職をする際に、未経験者の方が持っている大きなメリットは、新しい視点やアイデアを提供できることです。
経験豊富なエンジニアたちは、自分たちの経験や知識に基づいて仕事を行うため、新しいアイデアや視点を見出すことが難しい場合があります。
しかし、未経験者はこれまでの経験や知識にとらわれず、自分なりのアプローチやアイデアを提供することができます。
また、未経験者はITに対する知識や技術を持っていないため、ビジネスやユーザーの視点からシステムを見ることができる場合があります。
そのため、SE転職をすることで、新しい視点やアイデアを持ち込むことができ、チーム全体の成果を向上させることができるでしょう。
スキルアップの機会が豊富にある
SEという職種は、常に新しい技術やプログラミング言語が生まれるため、スキルアップが非常に重要です。
そのため、SE転職をすることで、新しい技術やプログラミング言語を学ぶことができます。
また、社内研修や外部研修、勉強会など、スキルアップの機会が豊富にある企業もあります。
さらに、未経験者でもSE転職後にキャリアアップすることができる可能性があります。
例えば、プロジェクトマネージャーやアーキテクトなど、管理職や上級職へのステップアップが可能です。そのため、SE転職をすることで、長期的なキャリアアップを目指すことができ、自分自身の成長や将来の可能性を広げることができます。
エンジニア以外の職種への転職も可能
SEという職種は、エンジニアとしてのスキルだけでなく、プロジェクトマネジメントやコンサルティングなど、さまざまなスキルや知識を必要とする職種でもあります。
そのため、SE転職をした後、エンジニア以外の職種に転職することも可能です。
※私自身がSEからコンサルに転職しました。
例えば、SE転職後にプロジェクトマネージャーやコンサルタントとして活躍することもできます。
また、ビジネスやマーケティングの知識を身につけ、新しいサービスの企画や開発に携わることもできます。
これらの職種に転職することで、SEとしてのスキルに加え、ビジネスやマネジメントのスキルを身につけることができ、自分自身のキャリアアップにつながるでしょう。
まとめ
SE転職をすることで、未経験者でも必ず活躍できる理由を紹介しました。
未経験者だからこそ持っている新しい視点やアイデアを生かすことができることや、スキルアップの機会が豊富にあること、エンジニア以外の職種に転職することができることなど、様々なメリットがあります。
ただし、SEとして活躍するためには、自己学習や継続的なスキルアップが必要です。また、コミュニケーション能力や問題解決能力、プログラミングスキルなど、必要なスキルや能力を身につけることも大切です。
※私の会社の同僚では40歳を過ぎても、業務外でITの勉強をしている人が多くいらっしゃいますので、「業務外では一切勉強したくない!」という方にとってはなかなか長く居づらい職場かもしれません。
最後に、自分に合った業務内容や職種を選び、自己成長を目指して、SE転職にチャレンジしてみることをお勧めします。