この記事でお伝えしたいこと
転職エージェントとの初回面談では転職エージェントを真の転職パートナーにすることが大切
希望条件は予め考えておくこと
初回面談では本音で話すようにしよう。ただし転職エージェントの対応によってはすぐに別の転職エージェントに変えた方がいい!
- 初めて転職エージェントに登録して、これから初回面談になるけどどんなことを話せばいいのかな?
- 本音で話した方がいいのかな?それとも自分をよく見せた方がいいのかな?
転職エージェントに登録された方はまず担当の転職エージェントと初回面談を行いますが、初めて面談される方にとって「どのように受け答え」をすれば良いのかとても悩まれる点かと思います。
この記事では、「転職エージェントを真の転職パートナーにするために」、「転職エージェントとの初回面談で本音を話すべきかどうか?」、「転職エージェントの反応とその対応策」についてご紹介します。
転職エージェントとの面談が初めての方でなくとも、「あまり条件に合った企業が紹介されない」、「転職エージェントと性格が合わないことが多々ある」のような転職エージェントに不満を抱えている人にも参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください。
私の考えは次の通りです。
- 自分の内情は本音で話そう
- 希望条件は絶対に譲ってはいけない
- 初回面談の反応によっては転職エージェントの変更 または 別の転職エージェントに登録しよう!
この後の章で詳しく解説したします。
今回の記事は次のようなお悩みをお持ちの方に向けて発信しております。
- 近いうちに転職エージェントとの初回面談を控えている
- 希望条件(給与、福利厚生)が明確に決まっていない
- いくつか転職エージェントには登録しているが、あまり好条件の求人を提案してもらえない
私の転職歴は次の通りです。
- 現在、IT企業に勤めている社会人5年目
- 過去に2度の転職を経験
- 1度目はスキル、2度目は年収アップを実現
- 今までに利用した転職エージェントは計10社
- 現在は外資系コンサル企業の現役SE
- 転職エージェントを味方にする方法
- 良い転職エージェント、良くない転職エージェントを見分ける方法
本記事を読み行動することで得られるメリット
- 事前に考えた予定通りの結果が得られる
- 良くない転職エージェントから逃れる
行動しないことによるデメリット
- 転職エージェントが協力的でなくなる可能性がある
- 転職エージェントにとって都合の良く利用されてしまう
自分の内情は本音で話そう
転職エージェントに限らず、他人を味方につけるには自分の感情(転職の場合は何かしらの弱み)を見せて共感してもらうことが第一歩となります。
例えば、次の2人の利用者ではどちらを積極的にサポートしたいと考えるでしょうか?
- やりたいことを叶えるために今回の転職活動を行います。
- 家族を養うためにどうしても給与を上げる必要があるため今回の転職活動を行います。
後者の転職理由の方が積極的にサポートしたいと感じるでしょう。
「ありきたりなこと」ではなくあくまでも「個人的な内情」を説明することで共感してもらいやすくなります。
そのため、「転職エージェントに認められたい!」や「いい求人を紹介してもらうための上っ面だけの転職理由を説明する」のではなく個人的な内情を伝え、共感してもらうようにしましょう。
希望条件は絶対に譲ってはいけない
自分の個人的な内情を伝え、共感してもらうことが転職エージェントを味方につけるための第一歩です。
続いては希望条件に関する注意事項になります。
ある程度スキルや経験を話したところで、希望の条件を聞かれると思います。
ここで希望条件(給与、福利厚生など)は予め準備したものを伝えましょう!
もしかしたら「希望の給与をもう少し低くできないか?」と聞かれることがあると思います。
そのような場合でも希望条件は絶対に変えてはいけません。
希望条件を変えてしまうと転職エージェントにとって都合の良い求人だけを提案され、自分と転職先の企業にとってなんのメリットもない転職になってしまう恐れがございます。
例えば、希望年収を600万円と設定し転職エージェントより「希望年収を500万円に下げてもらえませんか?」と提案を受けたとします。
この時の転職エージェントの頭の中では「このスキルで年収600万円の求人を探すのは大変だなぁ。でも年収500万円であれば、この人のスキルでも内定が取れそうな求人があるから、下げてもらえないか聞いてみよう。」となっています。
たしかにスキルによっては年収600万円の求人は年収500万円の求人よりも少ないかもしれません。ただし、少なくても必ず存在します。
その求人を見つけてもらうまで時間はかかるかもしれませんが、希望条件の企業に転職した方が長い目で見たときによい結果をもたらしますので、転職は焦らず時間をかけてやることが大切です。
初回面談の反応次第ですぐに対策が必要になる場合がある
ここまで次の2つの理由をご紹介しました。
- 転職エージェントに個人的な内情を伝え共感してもらう
- 希望条件は絶対に譲ってはいけない
最後は、すぐに対策が必要になってしまう初回面談での転職エージェントの反応について紹介します。
すぐに対策が必要になる転職エージェントは、「自分の評価のみを追い求めている」方になります。
このような場合は、転職エージェントの都合のいいように利用されてしまい、転職エージェント以外が全員損をする恐れがございますので、別の転職エージェントに登録するか担当の転職エージェントを変更してもらうかの対策が必要になります。
自分の評価のみを追い求めている転職エージェントの主な特徴は次の通りです。
- 希望条件と異なる求人ばかり提案する
- 希望条件とは異なる求人に応募するように頻繁に促してくる
- 選考途中での辞退を認めてくれない
このうち一つでも当てはまっていたらすぐに転職エージェントの変更または別の転職エージェントへの登録を検討してください。
上記に対して、次の特徴を持った転職エージェントはあなたの転職活動を強力にサポートしてくれるので積極的に頼っていいと思います。
- 希望条件に合う求人を多く提案してくれる
- 希望条件に合わない求人は納得感のある理由も併せて説明してくれる
- 応募のタイミングや選考辞退は利用者の要望を最大限に汲み取ってくれる
さいごに:初めての方こそシビアに基準を設定し転職エージェントを見極めよう
転職エージェントとの初回面談で意識することは次の通りです。
- 自分の内情は本音で話そう
- 希望条件は絶対に譲ってはいけない
- 初回面談の反応によっては転職エージェントの変更 または 別の転職エージェントに登録しよう!
そして、すぐに対策が必要な転職エージェントの主な特徴は次の通りです。
- 希望条件と異なる求人ばかり提案する
- 希望条件とは異なる求人に応募するように頻繁に促してくる
- 選考途中での辞退を認めてくれない
このような転職エージェントに当たってしまった場合は、転職エージェントの変更または別の転職エージェントの追加ごを検討してください。
しかし、良い転職エージェント、良くない転職エージェントはとても見分けがつきにくい特徴がございます。
一見、冷たそうに見えているけど、条件にあった求人を多く紹介してくれる方や優しくていかにも頼れそうな人が条件に合う求人を全く紹介してくれないなど。
転職エージェントは何人もの求職者を見てきており、利益の出し方も理解しております。しかし、プロの転職エージェントは全ての関係者(求職者、転職先の企業、転職エージェント自身)に利益をもたらすことができます。
転職が一般的になってきた現代において、転職エージェント抜きで転職活動を進めることはとても効率が悪いため、多くの方々が今後も転職エージェントと転職活動を進めていきます。
しかし、転職エージェントの中には自分の利益しか考えていない方も存在しますので、自分の基準を持ち、転職エージェントがその基準を満たしていなければ早めの対策をご検討ください!
そして、マニュアル化が徹底されており個々人によりそこまで質の変わらない大手の転職エージェントを利用するようにしましょう。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。この記事が転職活動で苦労している方にとって少しでも参考になれば嬉しい限りです。
今後も転職に関する情報を積極的に発信して参りますので、興味のありそうなタイトルがありましたらぜひご覧になってください!
それでは!