今回は休職期間中で「これからどうするか決まってないが、漠然と復職はしたくない」と考えている方のための記事です。
これは私が休職期間中に復職か転職活動を始めるかで迷っていた時にとても参考になった考え方になりますので、ぜひ休職中の方は最後までお読みいただけると何かしら今後の決断に役立つ情報があるかもしれません!
「復職したくない」と考えている方が基準とするべき考え方は次の3つになります。
- 人生は自分のもの
- 選択肢の数=心の余裕
- 嫌なことから逃げていい
詳しい理由は後述します。
そして、この3つの考え方に従って行動した休職期間中の私のエピソードも後ほど紹介します。
今回の内容は抽象的に感じるところもあるかもしれませんが、私と同じように仕事で心身を壊し休職をせざるを得ない状況まで陥った方にならスッと理解でき、将来において大切な決断をする際にとても役立つ考え方であるため、1度ではなく何回か読み直しぜひ自分のモノにしてください。
ちなみに現在の私は休職期間中の鬱な状態からは考えられないほど、楽しく仕事ができております。
今回は以下の流れでご紹介します。
- 復職したくないと考えている人が基準すべき考え方3選
- 実際に行動した私の休職エピソード
- さいごに:下も上も見ない。見るのは自分の未来だけ
先に私の経歴についてお伝えしておきます。
- 現在、IT企業に勤めている社会人6年目
- 過去に2度の転職を経験
- 1度目はスキル、2度目は年収アップを実現
- 現在は外資系コンサル企業のSE
- ブログを本格的に書き始めて3年目
休職中に復職したくないと感じた時に次の行動を決める考え方3選
それでは復職したくないと感じたときに基準とすべき考え方を紹介します。
①人生は自分のもの
一つ目の考え方は「人生は自分のもの」です。
心身に支障をきたし休職に陥る人は「責任感が強い」、「協調性が強い」など常に周りのために頑張ってしまう傾向があると思います。
私自身、かなり他人に対して気を使いすぎて、自分の意見が言えないってことが多々ありました。
このような考え方の人は「人生は自分のもの」であると思うことができず、常に他人の目を気にして仕事してしまいます。
この考え方では復職したとしても転職したとしてもまた同じことを繰り返してしまいます。
そのため、まずは「人生は自分のもの」であるという考え方を身に着けてください。
本当に今の仕事が好きか? ただただ辛い仕事を我慢しているだけか?など自問自答することで心の奥底に眠っている本当の気持ちに気づくことができるでしょう。
私は休職中に「もっと周りに助けを求めておけばよかったな」とか「休職して上司に悪いな」とか罪悪感を多く持ちましたが、そんな必要は一切ありませんでした。
早く本当の気持ちに気づいてあげて、理想とする将来像に向かって少しずつ行動を起こしてくださいね。
②選択肢の数=心の余裕
二つ目の考え方は「選択肢の数=心の余裕」です。
つまり、業界に限らず多くの企業があり、だいたいどこも人で不足なのでたとえいまの会社を退職しても金銭的に困る可能性はかなり低いです。
「仕事は面倒くさいもの。拒絶反応が出なければそれが天職」
これは私が多くの自己啓発本やビジネス書を読み、仕事について一番腑に落ちた解釈です。
良くも悪くも仕事は人生の一部に過ぎません。仕事に支配されるのではなく、仕事を人生を楽しむためのツールとして活用するくらいの余裕が持てる仕事であればなんでも天職だと私は思っています。
そのため、無限に近い選択肢があり、いまの会社だけがすべてでは間違いなくないので、「退職してもノープロブレム」くらいの軽い気持ちで転職活動へのステップを踏み出すのもありです。
あまり考えすぎず体調が少し良くなっているのであれば、いろんな会社を知れるいい機会ですので、するしないに関係なく転職活動を始めてみましょう。
転職活動におすすめの転職エージェントは一から丁寧に教えてくれるリクルートエージェントになります。
③嫌なことから逃げていい
最後の考え方は「嫌なことから逃げていい」です。
子どものときに宿題をやらなかったら怒られましたよね。そして、社会人になっても嫌な仕事ばっかりして、上司に相談しても「辛いことを乗り越えたら、人として成長するよ」など言われたことがありますよね。
果たして、永遠と誰かに行動を制限される人生は楽しいと言えるでしょうか。
私は完全にNoです。(でもやらないと生活できないので会社で働いていますが、少しでも選択肢を増やすためにいまもブログを書いています。)
では、どうしたら嫌なことから逃げられるでしょうか。
それは苦痛じゃない仕事を探すことです。
私はこれが一番大切だと思います。そして日々、仕事ではストレスをためず、やりたいことを少しずつ前に進める。この繰り返しで仕事量を減らし、やりたいことにシフトしていけると考えております。
そのため、仕事が苦痛であれば苦痛ではない仕事を探してください。いまはオンラインでの転職活動が一般的になってきているため、昔に比べて転職活動がしやすくなりました。どんな会社があるのかを調べるだけでもいいので、少しずつ仕事を楽にしていくための行動をとりましょう。
仕事を楽にする過程で私のブログが役に立てば私としてはうれしい限りです!
考え方をもとに行動した私の休職エピソード
ここまで考え方に近しい人であればある程度わかるかもしれませんが、私自身、嫌なことにでも正面から向かっていった結果、心身ともに疲弊し休職してしまいました。
その際に、自己啓発本(嫌われる勇気や7つの習慣など)を読み「誰のために生きているのか?」について真剣に考えました。
その結果、周りの人たちにために生きすぎていたため日々苦痛しかないことに気が付きました。そこから休職中に転職活動をはじめ、自分が嫌じゃない会社(仕事)に転職することができたので今の私がいると思っております。
さいごに:下も上も見ない。見るのは自分の未来だけ。
最後にまとめになります。
今回は休職中に復職したくないと感じた際の次の行動を決める重要な考え方について、私の実体験を交えてご紹介しました。
「復職したくない」と考えている方が基準とするべき考え方は次の3つになります。
- 人生は自分のもの
- 選択肢の数=心の余裕
- 嫌なことから逃げていい
一言でまとめると「周りを見過ぎず、もう少し自分のことを考えてください!」になります。
周りを見過ぎた結果、なんでもかんでも人と比べてしまい、
自分よりスキルが下の人を見ると安心し、上の人を見ると嫉妬してしまうことになり、何もメリットのない感情の無駄遣いになってしまいます。(昔の私がまさにこのタイプでした・・・)
そのため、「なにをしている時が楽しいか」、「何が嫌ではないか」、「何をして生きていきたいか」をゆっくりと考えてみてください。
仕事の変わりはいくらでもいますが、あなたの人生の主人公はあなたしかいません。
世間や周りが普通と思っているレールに乗る必要は一切ありませんので、もう少し好き勝手生きてみてください。
途中でも話に出てきました本のリンクは下に貼っておきます。