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休職後の転職で失敗…20代エンジニアがやらかした3つの落とし穴

こんにちは。今回は私の友人の話をさせていただきます。

突然ですが、休職明けの転職って、思っている3倍くらい慎重さが必要なのをご存じでしょうか。

私の場合、復職することにビビってしまい、「とにかく早く働かねば」と焦るあまり、勢いだけで転職活動をスタート。

その結果、ブラック企業への入社、スキルミスマッチ、メンタル再崩壊という、見事なコンボをキメてしまいました。

いやぁ、今だから笑えますが、当時は地獄絵図でしたね。

この記事では、そんな私の友人の実体験をベースに、

  • 焦ってブラック企業に入社した話
  • スキル棚卸しを怠ってミスマッチ転職した話
  • メンタル回復前に無理して再ダウンした話

これら3大やらかしをご紹介しつつ、失敗を避けるための対策も解説していきます。

読み終わった頃には、少し肩の力が抜けて、
「ちゃんと準備して転職すれば大丈夫か」と思ってもらえるはずです。

あと、転職エージェントを使って客観的に求人を見極めるのも大事なポイントなので、
興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
20代エンジニア向け転職エージェントまとめ

それでは、地獄を乗り越えた男の体験談、スタートです。

休職後の転職で失敗…20代エンジニアがやらかした3つの落とし穴

休職明けの転職で失敗した私が痛感したこと、それは次の3つの落とし穴が想像以上に危険だったということです。

焦ってブラック企業に入社

「もうこれ以上、無職でいるわけにはいかない」
そんな焦りから、内定が出た企業に勢いで即決。結果、待っていたのは、毎日終電、土日出勤、先輩が常に機嫌最悪な職場でした。

求人票の「若手が活躍中」「アットホームな職場」という言葉に騙された自分を、3日で恨むことになります。

スキル棚卸しを怠ってミスマッチ転職

休職前のスキルセットのまま、深く考えずに転職活動を進めた結果、配属されたのは未知の技術スタックの現場。
「まあ何とかなるでしょ」と軽く考えていましたが、いざ業務が始まると、理解が追いつかず毎日が冷や汗の連続でした。

特に、技術トレンドが1年で大きく変わる業界です。自分の強みを再確認せずに突っ込むと、痛い目を見ます。

メンタル回復前に無理に転職活動

「そろそろ元気だし、いけるだろう」と思って転職活動を再開。
でも、面接や職場のストレスがかかると、予想以上に心が削れていきました。

結果、働き始めて1ヶ月でまたもや体調を崩し、結局再度休職する羽目に。
心の元気と、働ける元気は別物だと、身をもって学びました。

これらの落とし穴に共通しているのは、「焦り」と「準備不足」です。

休職明けは特に、自分一人で突っ走るのではなく、
転職エージェントのような第三者のサポートを活用して、冷静な判断をするのがおすすめです。

 

無理なく、納得できる転職を目指していきましょう。

なぜ休職後の転職は失敗しやすいのか

休職後の転職がうまくいかない理由は、シンプルに言えば「焦り」「自己分析不足」「メンタルの未回復」。
この3つが絡み合うことで、転職という名の落とし穴にズブズブとはまっていくのです。

ここでは、その理由をもう少し詳しく解説していきます。

焦りが判断力を鈍らせる

休職中って、周囲の目や将来の不安で頭がいっぱいになります。
「早く働かないと社会復帰できない」
「このままじゃ経歴に傷がつく」

こんな気持ちが、転職活動のアクセルをベタ踏みさせます。

しかし、焦った状態では冷静な判断ができません。
本来であれば避けるべきブラック企業や、自分に合わない求人にも飛びついてしまうのです。

ここで大事なのは、あえてブレーキを踏む勇気。
焦る気持ちが出てきたときこそ、立ち止まって見直すべきタイミングです。

自己分析不足でミスマッチ発生

休職前と比べて、技術トレンドや自分の価値観が変わっていることに気づかず、昔のままのスキルセットや志向で転職先を探してしまうケースも多いです。

例えば、私の場合はJavaエンジニアとしての経験だけで勝負できると思っていましたが、現場ではPythonやAWSが主流。
結果、入社してからキャッチアップに追われ、常に劣等感との戦いでした。

こうならないためには、今の自分の強みと、世の中のニーズをきちんと棚卸しすることが不可欠です。

メンタル回復には想像以上の時間がかかる

「もう元気だし、そろそろ働けそう」
休職明けにそう思うのは自然ですが、実はそれ、ただの「日常生活が送れる元気」だったりします。

実際に職場に出て、プレッシャーや人間関係、納期に追われる日々が始まると、急激にメンタルが消耗していきます。

この状態で転職すると、せっかく復帰したのに再休職…なんて悲劇も起こりかねません。

私が学んだのは、メンタル回復は「完治」を目指すのではなく、継続的にケアすることが大切だということ。
第三者に相談しながら、慎重に進めていくことがベストです。

実際にやらかした3つの落とし穴の話

ここからは、私が休職明けの転職で実際にやらかした3つの落とし穴について、具体的にお話しします。
どれか一つでも心当たりがあれば、ぜひ同じ失敗をしないように気をつけてください。

焦ってブラック企業に入社

休職明け、私はとにかく焦っていました。
「無職が長引くのはマズい」
「家族や友人に心配されたくない」

そんな気持ちが先走り、最初に内定をくれた会社に即決。

求人票には「風通しが良く、若手が活躍中」と書いてありましたが、
いざ入社してみると、深夜残業当たり前、土日も呼び出し、Slackは24時間稼働中というブラックぶり。

「若手が活躍中」じゃなくて「若手が疲弊中」だったんですよね。

本来であれば、事前に口コミサイトや転職エージェントで情報収集をしておくべきでした。
特にエージェントは、求人票には書けない会社の裏事情も教えてくれるのでおすすめです。

スキル棚卸しを怠ってミスマッチ転職

次にやらかしたのが、スキルの棚卸し不足です。

「自分はJavaエンジニアだから、まあ大丈夫でしょ」と軽く考えて応募。
でも、実際に入った現場はPython、AWS、Dockerがメイン。

Pythonは「インデントが大事」くらいしか知らないし、AWSは聞いたことがあるレベル。
毎日がググりながらの作業で、正直かなりしんどかったです。

スキルの棚卸しというのは、
「今の自分が何をどこまでできるのか」
「どの技術で勝負するのか」
をきちんと整理して、現場とのミスマッチを防ぐために必要な作業です。

これを怠ると、入社後に地獄が待っています。

メンタル回復前に無理に転職活動

最後に、メンタルの問題です。

ある程度元気になってくると、「そろそろ転職しなきゃ」と思うのは自然な流れ。
私も「もう平気だろう」と活動を開始しました。

でも、面接の緊張感、知らない人とのコミュニケーション、将来への不安…。
思った以上に心が疲れて、働き始めてすぐにまた体調を崩してしまいました。

ここで学んだのは、
「日常生活が普通に送れる」ことと、
「仕事でフルパワーを出せる」ことは全く別ということです。

カウンセラーや医師と相談しながら、無理のないペースで復帰を目指すべきでした。
転職エージェントも、自分の状況を共有しておけば、ペースを合わせてサポートしてくれるので心強い存在です。

ここまで読んで、
「これは自分もやらかしそう…」
と感じた方は、ぜひ一度立ち止まってみてください。

次は【まとめ】で、失敗を防ぐポイントを振り返ります。

まとめ 休職後の転職で失敗しないために

最後に、これまでの内容を振り返りながら、休職明けの転職で失敗を防ぐポイントを整理します。

休職後の転職でやらかした3つの落とし穴

私が実際に体験した失敗は、次の3つでした。

焦ってブラック企業に入社
スキル棚卸しを怠ってミスマッチ転職
メンタル回復前に無理に転職活動

どれも、事前の準備や冷静な判断ができていれば避けられたものばかりです。

焦らず、無理せず、しっかり準備を

休職明けは、「とにかく早く働かないと」という気持ちが強くなります。
しかし、転職は長距離走です。焦って飛び出しても、途中で息切れしては元も子もありません。

まずは自分の心身の状態を見つめ直して、
今の自分がどんな働き方をしたいのか、どんなスキルで勝負したいのかを整理しましょう。

第三者の力を借りるのも有効です。

転職エージェントなら、自分の状況に合わせて無理のない転職スケジュールや、相性のいい職場を一緒に探してくれます。
少しでも不安を感じたら、ぜひプロに相談してみてください。

おすすめのエージェントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
20代エンジニア向け転職エージェントまとめ

次の一歩を、安心して踏み出そう

休職は決して恥ずかしいことではありません。
大事なのは、その経験をどう次に活かしていくかです。

焦らず、無理せず、しっかり準備して。
自分に合った転職を目指して、少しずつ進んでいきましょう。

私の失敗談が、あなたの転職を成功へ導くヒントになれば幸いです。