こんにちは!今回はシステムエンジニア歴5年の私がシステムエンジニアとプログラマーの将来性について解説し、後半では今後のIT業界で今後重宝される職業について私の目線で解説いたします。
初めに、なぜシステムエンジニアの私がプログラマーについて解説できるのかと言いますと、システムエンジニアはプログラミングを自分で行うこともあればプログラマーに依頼することもあります。
そのため、私自身プログラマーを雇う(面接等も実施)経験をしたことがありますので、プログラマーの業界もある程度把握しております。
※システムエンジニアとプログラマーの違いがわからない方は、先にこちらの記事をお読みいただいた方がこの後の内容が理解しやすくなります。
【プログラマーの将来性は?】システムエンジニア(SE)とプログラマーの3つの違い
今回の記事では、次のような疑問をお持ちの方に向けて解説いたします。
- システムエンジニア、プログラマーに興味がある
- どちらになればいいか迷っている
- 他にIT業界で将来性の高い職業を知りたい
※私の主観を入っておりますので、全て鵜呑みにせず気になった箇所はご自身でさらに深掘りすることをお勧めします!
私の社会人歴は次のとおりです。
- IT業界に5年勤めている
- 過去2度の転職を経験
- 1社目を1年3ヶ月勤務後、うつにより半年間休職
- その後、転職活動を始め2社目へ転職
- 2社目は2年半勤務し、年収アップのため3社目(外資系コンサル企業)に転職
- システムエンジニアとプログラマーの将来性の違い
- 今後のIT業界で将来性の高い職業
それではさっそく参りましょう〜
システムエンジニアとプログラマーの将来性の違い
私が考えるシステムエンジニアとプログラマーの将来性は次の通りです。
※ちなみに、私も現在はシステムエンジニアをやっております。
- システムエンジニアはやや下降する
- プログラマーはかなり下降する
IT業界の中で将来性の高い職業
そして、将来性が高い職業は次の通りです。
- AIエンジニア
- ITコンサルタント
ここから理由と深掘り
まずはシステムエンジニアとプログラマーの将来性の違いについて解説します。
システムエンジニアはやや下降する
結論としてどちらも下降すると予想しております。(下降とは重要度と雇用が減ることを表しております、)
理由
システムエンジニアがやや下降する理由として、RPAやノンプログラミング(ロボットがプログラミングしてくれる)などにより、下流工程(詳細設計書、プログラミング、単体テスト)がここ10年以内にほぼほぼ自動化されます。
そうなると、ざっくりですが3割程度の人口が不要になり、上流工程に移るか、別の仕事に移ることが必要になってしまいます。
対策
そのため、もし今現在下流工程を担当している!という方は上流工程のスキル(情報処理・データ分析系の資格)を取得することをお勧めします。
しかし、入社5年目までは下流工程を主に担当させるような大手企業はまだ多く存在します。
もし、これから社会人になる方で企業が上記の教育方針であれば、将来に備えて独学で勉強するか、上流工程を担当できる企業に転職するかなど、何らかの対策を講じることをお勧めします。
プログラマーはかなり下降する
理由
プログラマーも上記の理由より下降すると予想します。
全体の7割程度は人員が削減され、残りはAIを管理・監視する作業に移ります。
プログラマーが下降する理由として、ノンプログラミングをする際にコーディングスキル(それぞれの言語の使い方など)が必要なくなり、誰でも簡単にシステムが作れるようになります。例えば、下の図のように画面上から動作を設定するだけで簡単に動くシステムが既に作れてしまいます。
(引用先:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000010609.html)
つまり、プログラミングの難易度がグッと下がるため職業としてのプログラマーは相当減ると思います。
対策
システムエンジニアと同様に上流工程に移る方法と、プログラミングスキルを活かしてノンプログラミングのサービスを作る側に移る方法がございます。
後者の場合、ノンプログラミングサービスをノンプログラミングで作ることは想定されにくいので、プログラミングスキルがある方であれば、こちらに移りサービス開発することをお勧めします。
前者の場合は、いまの会社で異動が可能なら早い段階で異動する。難しければ独学で勉強しつつ、同時に転職活動を行うなどしていただきキャリアを変えることをお勧めします。
【迷ったらこれでOK!】おすすめのIT転職エージェント7選【経験年数別に解説】
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IT業界の中で将来性の高い職業について
IT業界の中で特に将来性の高い職業
- AIエンジニア
- ITコンサルタント
どちらにも共通していることとして、システムを「作る」ではなく「創る」ことを仕事としております。
私の「つくる」の定義は次の通りです。(厳密にいうと違いますが、ここではざっくりと違いを理解していただければ構いません)
「作る」・・・モノを作る
「創る」・・・仕組みを作る
AIエンジニア
AIエンジニアとは、主にITスキル・データ分析スキル・ビジネススキルを備えた人材のことを言います。
※データサイエンティストという職業を聞いたことがある方もいると思いますが、こちらと異なる点は3つ目のビジネススキルがあるかどうかです。
データサイエンティスト:ITスキル・データ分析スキル
将来性が高い理由
AIに仕事を奪われる心配が全くなく、AIを自身のパートナーとして活用することができます。
そして、スキルがあれば社会や世の中を目と耳と頭で分析でき、普通の人では見えない課題を発見し、解決に導ける人材になり、仕事をする人ではなく仕事を作る人になれます。
そのため、ビジネスを作ってしまえば、自分が何か手を動かすことなく、自動的にお金入ってくる仕組みを作ることができます。
つまり、需要も多く、自分のビジネスで経済的自由を達成することも可能な職業です。
※僕はフリーランスのAIエンジニアになるために日々勉強しております。(2020/12/02)
ITコンサルタント
ITコンサルタントとは、ITスキル・ビジネススキルを備えた人材のことをいいます。
AIエンジニアと比べてビジネススキルに特化した人が多くおり、バックグラウンドとしてはSEやプログラマーよりも営業や提案部隊の人が多い傾向です。
将来性が高い理由
AIエンジニアと同じく「創る」に特化している職業のため、需要が減ることは考えにくいです。
以上がIT業界の中で将来性が高い職業になります。
まとめ
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
まとめるとシステムエンジニアとプログラマーの将来性の違いは主に次の点になります。
- システムエンジニアはやや下降する
- プログラマーはかなり下降する
そして、今後IT業界の中で将来性が高い職業は次の通りです。
- AIエンジニア
- ITコンサルタント
将来性の高い職業に今すぐ移りたい!と考えている方も多いかも知れませんが、需要が多いイコール希少価値が高いになります。
そのため、日々勉強しつつ、ご自身のキャリアについて深く考え、行動する必要があります。
私は独学と転職活動(エージェントとの相談)を並行しており、今後は発信活動を続けフリーとして働ける道を模索しようと思っております。
本記事を読んで興味を持たれた方は、市場の動向や今後のキャリアについて調べる必要があると思いますが、経験豊富なエージェントに頼ってしまったらいいと思います。
※面接等は受けず情報収集と相談の目的で転職エージェントに登録する。
そして、よい求人が見つかったら選考を受けて見て、実際の働くイメージをより強く意識できれば、自分に足りていないポイントが明確になり、数年後には将来性の高い職業に就けると思います。
この記事がきっかけで1人でも多くの方が前向きな気持ちになり行動していただければ僕としても嬉しい限りです。
私はこのブログを通して、少しでも多くの若手の社会人の方が楽しく仕事をできるようなヒントをお伝えできればと思っておりますので、流し読みで構いませんので、何か引っかかるキーワードがありましたら他の記事ものぞいてみてください!
それではまた次の記事でお会いしましょう〜