第二新卒(新卒入社3年未満)での転職はやめておくべきか？【結論：気にせず転職したらいい】

 

・新卒してまだ1年しか経っていないのにすでに転職したい・・・

このような悩みを持っている方は多いと思います。
悩みの種が将来性や現在の人間関係など様々かと思いますが、周りに転職未経験者が多い会社の場合、たとえ相談したとしても以下のような回答があるのではないでしょうか。

周りの人は自分のことを想って言ってくれていることが多いため、なんとも言えない気持ちになると思います。実際に私が新卒で入社した会社では転職者がほぼおらず、転職に対してネガティブな印象を持っている人ばかりでした。

 

そして、運悪く（今では運よくかもしれませんが）新卒2年目に入った直後に職場の人間関係に苦しめられ半年間の休職しました。その際、絶対に戻る気持ちはなかったので休職期間中に転職活動を始め、休職期間終了と同時に新しい職場に転職しました。

 

この記事では、いわゆる第二新卒で転職した私からタイトルにもあるように「第二新卒での転職はやめておくべきか？」について、私の考えを紹介させていただきます。

 

私の結論としては「すぐにでも転職活動を始めるべき！」になりますが、これだけだとなかなか行動することも難しいと思いますので、3ステップに分けて第二新卒の転職活動を紹介させていただきます。（具体的な手順は別記事で詳しく説明しておりますので、興味のある方はこちらの記事をご覧ください。）

 

 

転職前：転職活動に踏み切る心構え

転職自体は人生の大きなイベントになるため、初めての場合はなおさら行動を起こすハードルはかなり高いです。

しかし、転職活動って結構簡単に始められるんです。

たとえるなら新卒の就活の時に行っていた合同説明会に応募するくらいのハードルです。

 

まずは気になる転職エージェントに登録して、担当のエージェントから電話を待ちましょう。電話した際、「この転職エージェントは信頼できる」「この人、合わないな」などをしっかり意識するようにしましょう。※1社に登録して、必ず自分に相性の合う転職エージェントに出会えるとは限りませんので、初めての方は大手の転職エージェントを2,3個登録して比較するようにしてください。

【第二新卒向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント【最適な組み合わせも紹介！】

【IT業界編】第二新卒にオススメの企業の特徴3選

 

どうしても転職エージェントを使った転職が合わなそうと思った方は、気になる企業の採用HPから直接応募する方法をあります。

転職エージェントを経由しない（仲介手数料を取られない）分、企業側としては直接応募してもらう方がコスト面のメリットがあります。（それが採用に直結するかは定かではありませんが、、）

 

転職中：スキルが未熟な第二新卒はどうやったら選考を通過できるの？

転職活動を始め、選考に進んだ方がぶつかる壁として「経験が足りないこと」が挙げられます。もちろん私も経験不足による理由で何社も選考を落とされました。

 

このような求人にははっきり言って縁がなかったと思い、切り替えるしかありません。

IT業界に関していいますと、意外かもしれませんが中小企業が即戦力を求めており、大企業は第二新卒を含め幅広く求めている傾向がありますので、名前が知れている大企業に思い切って応募してみるのと意外と内定が早くもらえるかもしれません。

 

転職後：今後のために考えるべきこと

転職活動では、受かることよりもはるかに落ちることの方が多くございます。

この時に妥協してしまうことは絶対にNGです。例えば、年収500万円を希望していたにも関わらず年収400万円の会社に転職する。やりたいことが明確なのに、必要なスキルレベルが低い求人に応募するなど。

もちろん身の丈に合った条件でなければ、それは見直した方がいいですがしっかりと転職の条件（軸）を決めているのであれば妥協するのではなく、時間がかかっても条件に合致する企業に転職してください。

そうでなければ、転職後に必ず後悔し、また転職活動を始めなければいけなくなります。

 

私は2回目の転職の際、半年間で3社しか応募しませんでした。その時は条件に合致する求人のみに応募し、そのうち1社から内定が出て、今でもそこで働いております。

その時にもし条件を妥協していたら、身体的に疲弊し、さらに転職後にどうなっていたかもわかりません。

半年間という平均に比べたら長い期間ですが、じっくり腰をすえて転職活動を行ってきたからこそいまがあると思っております。

そのため、もし今転職活動中で内定が出ず、悩んでいるとしても、転職の軸があるならそこをゴールとして転職活動を進めることが私は大切だと思います。

 

以上が、私が実際に第二新卒の転職を経験したときに感じて、転職の心構えになります。