- すぐに診断書を取りに行って、休職手続きを進める
- 自身のキャリアのためにもう少し頑張る
「休職したい疲れた…」
これは働いている多くの人が一度は頭によぎったことかと思います。
コロナになり3年が経ち、コロナ当初は在宅ワークだったけど、徐々にオフィスの出社が始まっている・・・みたいな状況の方も多いと思います。
ここ数年は特に環境の変化が多い時期だったかと思いますので、元々精神面や体力面に自信のある方でもさすがに「疲れた…」と感じているのではないでしょうか。
私はどちらも自信がないため、環境の変化が多い今は環境の変化をなるべく起こさないように会社に交渉し、現在は在宅ワークを続けております。
私自身は新卒で入った会社で初めて配属されたチームにて、すぐにメンタルがやられてしまい休職するか休職せず何とか状況を変える努力をするか1週間ほど検討し、結果的に休職する決断をしました。
1週間という時間をかけてどうするか検討してしまい、振り返るとすぐに休職していればもっと傷は浅くて済んだと後悔しております。
この記事では、「休職したい疲れた…」と感じる方に向けて、今の私なら「○○の状況であればこっち、△△であればこっちを選ぶ」といった基準についてご紹介させていただきますので、一つの意見として参考にしてみてください。
すぐに診断書を取りに行って、休職手続きを進める
私の考えとして、「休職したい疲れた…」と感じられている方の8割はすぐに診断書をもらいにいき、明日にでも休職手続きを始めるべきです。
理由はシンプルで、今の時点で休職すれば復帰までの期間も短くなりますが、このまま我慢し続けることで復帰までの期間が極端に伸び、最悪復帰できない状況まで追い込まれてしまう可能性がございます。
※私は6か月間休職しましたが、あと一週間早く休職を開始していれば1,2か月ほどで復帰できると思いました。
そのため、これ以上我慢せず、すぐに診断書を取りに行きましょう。
初めて休職する場合、何から始めていいか分からないと思いますが、心療内科orクリニックで現状を伝え「休職したいから診断書を書いてもらえないか?」と 医者に伝えてみてください。
もし、「軽度な症状だからもう少し様子を見ましょう」と言われたら、すぐに次の病院で同じように頼んでみてください。
診断書のもらい方や会社への送付方法は以下の記事でまとめておりますので、詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてお読みください。
自身のキャリアのためにもう少し頑張る
多くの方は休職の手続きを始めたほうがよいと考えておりますが、すぐに休職に踏み切れない方も一定数いらっしゃると思います。
例えば、以下のような人
- 家族を養う必要がある
- 近いうちに昇進のチャンスがある
- 会社を休職すると身内から批判される
- 早く給料を上げたい!
このような方に対して「必ず休職してください」とは言いません。
ただし、心療内科に行って診断書を書いてもらう準備はしておいてください。
準備とは、現状を伝え、今はまだ耐えているけど、これ以上厳しくなったら休職したい旨を伝えることです。
「いつでも休職できるんだ」という状態になれば、意外と精神的に楽になり仕事がはかどったりすることもございます。
また、状況が改善せず徐々に悪化しているようであれば、すぐに診断書をもらい休職の手続きを進めましょう。
家族を養うプレッシャーがあると思いますが、休職しても給料の6割は保証されておりますので、無理せず休むことをお勧めします。
また、昇進のチャンスを逃したとしても、きちんと体調を治し復帰できれば必ずまたチャンスは来ます!(私も転職して別の会社でいくつかチャンスがありました。)
そして、休職して家に居づらくなったら、引っ越しして家族と別居してください。「簡単に言うな」と言われそうですが、ご自身の状態を一番理解しているのは自分だけです。たとえ身内だとしても色々言われることでメンタルがすり減ってしまうようであれば、自分を守るために距離を取るべきと考えています。
「早く給料を上げたい!」と考えている方には転職活動をおすすめします。
あまり無理せずに休んだ方がいいのでは?と思うかもしれませんが、転職活動を初めて外の世界や自分の市場価値を知ると、それだけで色んなことに対するモチベーションが上がることがございます。
そのため、まずはビズリーチのようなスカウト側の転職エージェントに登録して、外から見た自分の評価を客観視し、転職したほうが給料が上がるのであればそのまま転職活動を継続し、もし今の会社の給料が良ければ休職して体調を万全にしてから復帰する方針でも全く問題ありません。
【20代向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント【最適な組み合わせも紹介!】
【第二新卒向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント【最適な組み合わせも紹介!】
さいごに:何事の自分の体が資本である
今回は「休職したい疲れた…」と感じた際に取るべき2つの選択肢とその基準を私の実体験に基づいてご紹介いたしました。
- すぐに診断書を取りに行って、休職手続きを進める
- 自身のキャリアのためにもう少し頑張る
最後に、私自身の考えとしては休職するかどうかに関わらず、身体を第一に考え行動を選択すべきと思っております。
今回は休職を例に出しましたが、残業するかどうかや休日出勤するかどうかなど今後、身体と相談しながら決断する場面が多く発生しますが、
残業などを引き受けた時に体調が悪くなりそうであれば断る勇気を持ちましょう。
私の場合、2日連続で終電まで働いた次の日はダウンすることが多いため、2日連続で遅くまで働かないように調整しております。
みなさんの体調が悪くなる働き方とそうでない働き方があると思いますので、ボーダーラインを理解しなるべく体調が悪くならない働き方をするよう心掛けてください。
その積み重ねで、少しずつキャパシティが増え、ある程度辛い状況でも耐えれるようになっていきます。