私の転職エピソード PR

適応障害の私が転職を成功させるためには気をつけた3つのこと【ゆっくりと落ち着いて考えること】

適応障害の私が転職を成功させるためには気をつけた3つのこと
  1. とにかく無理をしない
  2. 休職中の場合、会社との連絡は最低限にする
  3. 安易に内定に飛びつかない

 

現代の転職理由のトップ10のうち9つは何かしらの不満が原因となっております。(残り1つはスキルアップのため)

出典:https://doda.jp/guide/reason/#movingPosition01

 

仕事が原因で適応障害と診断された場合、精神的に問題なく働いている方に比べてより強く「転職欲」を持たれているのではないでしょうか。(筆者である私がそうでした・・・)

今回は実際に私が新卒2年目の時に適応障害と診断され、完治していない状態で転職活動を行った際に特に気をつけた3つのことをご紹介します。

 

「早く今の会社から抜け出して転職したい!」と思ってる方はぜひ最後までお読みください。

 

とにかく無理をしない

yellow and black slowly please signage on focus photography

まずは「無理をしない」ことを意識してください。

といっても、適応障害の方は精神的・肉体的に安定している時期もあり「まだまだ大丈夫!」と思いがちですが、崩れるときは一瞬で崩れていく(急に動悸がひどくなったり、吐き気を催すことがある)ため、時間に余裕があるとしても転職活動を予定に詰め込み過ぎないようにしてください。

 

私は休職中に転職活動をしておりましたが、私の個人的な感想としては、週1回のペースで面接を入れるくらいがちょうどよかったです。(週3回くらいで面接を入れていた時は準備や移動などに疲弊し、面接時にあまりパフォーマンスを出せませんでした。)

また、現在休職中の方は休職の期限が迫ってくるため、転職活動の予定を詰め込みたくなる気持ちも重々わかりますが、休職期限は延長することができますので、とにかく焦らず転職活動を進めてみてください。

【休職】診断書がもらえない場合は?結論→別の心療内科に行く【私の実体験を紹介】

【6ヶ月間休職したSEの実体験】休職する際の診断書の郵送方法【計4度郵送】

 

休職中の場合、会社との連絡は最低限にする

Free Iphone Smartphone photo and picture

続いて、会社との連絡は最低限にしてください。

適応障害と診断された場合、休職の有無を問わず会社とは状況の報告を兼ねて連絡を取らなければいけないと思います。

しかし、これが結構重荷になりますよね・・・
仕事が原因で適応障害になった場合はなおさら会社の人と連絡とりたくないですよね。

なので会社の人との連絡は最小限にしましょう。

 

具体的には、診断書の休職期限が切れるタイミング(1,2か月に1回くらい)で連絡を入れれば問題ございません。

もし休職期限を延長する場合、その連絡の中で新しい診断書を送付することと次の期限が何月までかを伝えましょう。

こうすれば、次の期限が来るまでは急用でない限り連絡は来なくなります。

 

安易に内定に飛びつかない

Free Business Deal photo and picture

最後は、適応障害の状態で転職活動を成功させるために一番大切なことです。

それは「安易に内定に飛びつかない」です。

 

適応障害の場合、「会社から早く離れたい!」という気持ちが強く、内定をもらったらすぐにでも退職&転職手続きを行いたいと思うかもしれませんが、将来(大体3-5年後)を考えて、本当にその会社でよいか熟考してください。(ここの選択は人生のターニングポイントになりますので、特に時間をかけましょう!)

 

「やりがい」「人間関係」「ストレスなく働ける職場」など、転職の軸を最初に決めたと思いますが、内定先に転職した場合、妥協している項目はありませんでしょうか?

もちろん完璧な転職先など存在しないため、全て満たしている必要はありませんが、最低限3-5年は働ける確証が持てなければ内定先は辞退し転職活動を続けてください。

転職エージェントからは「内定貰ったら、すぐに退職と転職の手続きを始めてください。」みたいなことを言われる※と思いますが、そんなこと無視して転職活動を続けましょう。
※転職エージェントのビジネス上、実際に転職しないと転職エージェントに仲介手数料が入らないため

 

もし転職エージェントとの関係が悪くなったら、別の転職エージェントを使って転職活動をしてください。

ここで妥協することがせっかく頑張ってきた転職活動を台無しにしかねる可能性があるため、誰になんと言われようと自分の意思を突き通すよう転職エージェントとはコミュニケーションをとってください。

【20代向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント【最適な組み合わせも紹介!】

【第二新卒向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント【最適な組み合わせも紹介!】

 

この3つを守れば、最低限転職活動に失敗することはなくなりますので、時間はかかるかもしれませんが3-5年後の将来の自分のために意識して転職活動を進めてみてくださいませ!!!

 

最後に:適応障害って周りから理解されづらい

man sitting on sofa

今回は適応障害の私が転職を成功させるためには気をつけた3つのことを紹介させていただきました。

適応障害の私が転職を成功させるためには気をつけた3つのこと
  1. とにかく無理をしない
  2. 休職中の場合、会社との連絡は最低限にする
  3. 安易に内定に飛びつかない

 

一度適応障害になってしまうと通常の業務はおろか、日常生活にもかなりの支障をきたしてしまいます。

こんな状況で転職活動を行うためには、常に自分の健康状態をウォッチしておき、何か異変があればすぐに休めるようにすることが大切です。

また、同じことを繰り返さないためにも次の転職先を決める際に、きちんと今の会社の不満が解決するかどうかを念頭に置き、もし解決しなさそうであれば頑張って内定を勝ち取った企業だとしてもお見送りして、次の求人に応募してみてください。

 

最後に、適応障害は実際になったことのある人しか症状が分かりづらく、普段はそれっぽく振る舞えてしまうため、なかなか周りの方にも理解されづらい病気です。

そのため、何かしらの選択を迫られたとき、周りの意見に流されるのではなく、ある程度エゴイストになっても問題ありませんので、自分の意思を尊重してください。

そして、少しずつ症状が出なくなってきたら、今まで通り周りのことを尊重しながら生きていくスタイルに戻していきましょう!