こんにちは!今回は転職活動を始めてばっかりの方へ向けて、転職エージェントとの面談において気を付けるポイントを解説いたします。
さっそくですが、次のようなお悩みを持たれている方はいらっしゃいますでしょうか?
- 今の会社を半年以内に転職したいと考えている
- そこで、転職エージェントに登録したら早速担当のエージェントから面談の調整の電話が来た
- 日程の調整が完了し、明日はいよいよ面談だ!
- ただ、面談で何を聞かれるのか全くわからない
- そこで面談に関してネットで調べてみると、どうやら面談の内容によって紹介される求人の質が変わるみたい
- 本音で話すだけではダメそうであることがわかった。
- 仕事終わりの貴重な時間で面談するのだから、どうせなら質の高い求人が紹介されやすくなる方法を知りたい
このように感じておられる方に向けて、今回は転職エージェントとの面談で気をつける3つのことを解説していきます。
ちなみに私は過去に2度転職活動を行なっておりますが、1回目は転職エージェントとの面談で何も考えず本音で話してしまったため、質の低い求人がたくさん紹介されました(笑)
私の転職歴は次のとおりです。
- 過去2度の転職を経験
- 計7社の転職エージェントを利用
- 1回目の転職ではスキルアップを実現(その後、3年働き大手外資系に転職)
- 2回目の転職では250万程度の大幅な年収アップを実現
転職活動において重要なポイントは、どの転職エージェントに登録するかよりも誰が担当になるか?です。
つまり、担当してくれるエージェントが転職活動を強力に支援してくれるかどうかが転職活動を成功させる鍵となります。
そのため、1つの転職エージェントしか登録していない場合、転職活動は担当者にかなり左右されてしまう可能性がございます。
※私のおすすめは株式投資と同じく転職エージェントも複数登録し、リスクを分散することです!
そして、本記事のタイトルにもあるように転職エージェントとの最初の面談で転職を成功させられるかどうか決まってしまうことも多くございます。
私の経験上、本音をそのまま転職エージェントに伝えてもいい結果になる可能性は低いです。
そのため、転職エージェントとの初めての面談時はきちんと戦略を準備して挑みましょう!
本記事では担当のエージェントから強力なサポートを受けやすくするために必要な面談の戦略を解説していきます。
※表現がややこしくて申し訳ございませんが、以下では担当のエージェントのことを単に転職エージェントと呼びます。
- 面談時に本音を伝えるだけではダメな理由
- 面談時に伝えるべきポイント
- エージェントがどのような人をサポートしたくなるか
本記事を読み、行動することで得られるメリット
- 転職エージェントの面談を有意義な時間にすることができる
- 質の高い求人が多く紹介される
- 今後の転職活動をより強力に支援してもらえるようになる
行動しない場合のデメリット
- エージェントとの面談が時間の無駄遣いとなる
- 質の高い求人が紹介されにくくなる
- 転職活動の開始後、強力なエージェントの支援を受けることができない
それでは結論からいきましょう!
転職エージェントとの面談で気を付けるべき3つのこと
- 転職の本気度をアピールすること
- 求人の幅を狭めること(業界・年収など)
- 本音と建前は分けること
理由と具体的な根拠
ここからは私の実体験を含めて、より深掘りしていきます!
転職の本気度をアピールすること
まず、本題に入る前にみなさまに1つ考えて欲しいことがあります。
転職エージェントの立場で考えたときにどのような利用者をサポートしたくなると思いますか?
今回の内容は転職エージェントの収益化の仕組みが理解できれば簡単にわかります!
さて、以前の記事でも触れましたが転職エージェントは基本的に無料で利用できます。
そして、利用者が企業から内定が得たところで、企業から転職エージェントに対して仲介手数料が発生します
※年収の3割程度と言われているため、年収400万円の求人の場合、120万円が企業から転職エージェントに支払われます。
つまり、転職エージェントがサポートしたくなる人は手っ取り早く内定が取れる人ということになります。
手っ取り早く内定が取れる人をもう少し詳細に噛み砕くと次のような特徴を持つ人になります。
- 転職活動に本気(単なる情報収集目的で転職エージェントに登録しているのではない)
- 具体的な転職の戦略が決まっている
すべての理由を解説後に面談でのQA例を紹介しますので、そちらもご覧ください。
求人の幅を狭めること(業界・年収など)
転職活動の本気度にも関わってきますが、面談時に転職の条件が明確であればあるほど内定が出やすい傾向がございます。
例えば、次のような人を考えたときにどちらが内定をもらいやすいと思いますか?
・どこでもいいから転職したい
・〇〇業界で△△の開発に携わる仕事がしたい
圧倒的に後者の方が内定がもらえやすいです。
その理由はとても単純で、後者の方が志望動機や、それに対する自己PRが明確になっているためです。
そのため、なるべく具体的な戦略を決めてから転職エージェントとの面談にのぞみましょう。
しかし、未経験からの転職では具体的な戦略と言われてもなかなかすぐには思いつかないでしょう。
そのような方は次の2つの手順をご参考になさってください。
1.次の記事を参考に未経験から他業種に転職する方法を理解する
未経験からIT業界に転職できる3つの理由【友人の実話を公開】
2.メインで利用したいと思う転職エージェントではないところに登録し、担当されるエージェントに対して今後の転職の戦略を相談してみる
繰り返しになりますが、転職エージェントがサポートしたくなる人の特徴は内定が出やすい人であるということを覚えておきましょう!
本音と建前は分けること
ここまでの内容を理解できた方であれば、もうお分かりだと思いますが人には面談する際には本音と建前を使い分けましょう。
転職活動などのプライベートな活動では心理学的に本音が出やすくなる傾向がございます。
しかし、本音だけで話してしまうと、転職エージェントからあまりサポートされなくなってしまう可能性がございます。そのため今回の内容を基に、転職エージェントとの面談を戦略的に準備しましょう!
以上の内容を踏まえて面談で想定QAを用意しました。
転職の期限はあるか?
→○ヶ月以内の転職を考えている
転職の希望条件はあるか?
→条件(志望業種・年収)が決まっている
→webシステムの構築をメインで行なっている企業に転職したい
→最低年収は550万、希望年収は650万
今回の転職の軸は?
→現職での不満は〇〇のため、これを解消できること
※具体的にできればできるほどGOODです!
転職の期限はあるか?
→ゆくゆくは転職したいと考えている
転職の希望条件はあるか?
→条件が曖昧である
→IT業界に転職したい
→希望年収は600万円
今回の転職の軸は?
→残業時間が少なくて、やりたい仕事ができること
※こちらは転職の本気度が伝わりづらく、また選択肢の幅が広いためNOT GOODです!
以上が今回の記事で紹介したかった内容になります。
1つ注意点としまして、転職エージェントがあまり協力的でないことや条件にマッチしない求人ばかり紹介されるケースも多々ございます。
そのような場合は転職エージェントを変更することをお勧めしております。
過去の記事で転職エージェントを変更する方法をまとめておりますのでそちらをご覧ください。
こんな転職エージェントはすぐ変更した方がいい!【僕は実際にチェンジしました】
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
転職活動の初めのステップでこけてしまうと、その後の転職活動に相当な悪影響を及ぼすことがご理解いただけたでしょう。
この記事をお読みになっている時点で転職活動におけるあなたのレベルは相当高いものになってます。
そのため、今回の戦略を踏まえて転職エージェントとの面談にのぞみ、よりよい転職ライフを送れるよう陰ながら応援しまたおりますので、頑張ってください(^^)
もし、失敗したとしても転職エージェントはいくつもございますので、たくさん試しながら取り組んでみてください!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!!
本記事で紹介した記事まとめ
未経験からIT業界に転職できる3つの理由【友人の実話を公開】
こんな転職エージェントはすぐ変更した方がいい!【僕は実際にチェンジしました】