こんにちは!今回は大学生向けにシステムエンジニアになりたい大学生が取得すべき5つの資格を現役のエンジニアである私の経験を踏まえて解説いたします。
また、今回の記事は大学生に限らず未経験者の方にとっても非常にためになる資格になっておりますので、是非チャレンジしてみてください(^^)
次のようなお悩みを持っている方はおられますでしょうか?
- いま大学2,3年生であり、これから就活を控えている
- まだ業界は絞り込めていないがIT企業へ就職したいと漠然と考えている
- インターンも調べているが、予定が合わず参加できていない
- 就活に対して何も準備できておらず不安が増してきている
- そこで、今後のために何か資格を取りたいと思っている
就活の時期が近づいてくると少しずつ不安になってきますよね、、、
周りはインターンや就活セミナー(これはまだ存在するのか不明)に通い始めて、徐々に意識が高くなっているのに、自分はまだ何もやっていないやと・・・
大丈夫です!僕は経団連の発表をきっちり守り8月から就活を始めたところ、内定先(10/1)の1週間前に1社から内定を貰えました!(全然大丈夫ではない。笑)
正直、当時の僕は就活のことなんて一切頭になかったので、このような記事にアクセスされているだけでも十分意識高く行動されていると思います!
ただし、記事を読んだからといって何かいい方向に向かうわけではありませんので、自分の将来を考え、今できる行動をコツコツと行いましょう!
今回の記事では、就活のためだけではなく、就活にも役立ち、今後の社会人生活でも必ず役立つ資格(ここ重要!)を5つピックアップしました。
※もし、とにかく就活に役立つ資格だけを取りたい!という方は他の記事を参考になさった方が効果的です。
就活までに何もやらないのではなく、コツコツと勉強する事で、たとえ大学時代に頑張った経験がなくても、いくらでも挽回できます!(これは僕の友人が実際に就活前に勉強を始め、そのことを面談で重点的に話した結果、選考を受けた企業の約8割から内定をもらってました)
そして、勉強を一人で継続することは難しいと思いますので、是非周りの友人やSNSなどで発信することで仲間を作り、継続させましょう!
私の社会人歴は次のとおりです。
- IT業界に5年勤めている
- 過去2度の転職を経験
- 現在、外資系コンサル企業に勤務
- 今までの資格取得数は15個
今回は私が取得したことのある資格からピックアップいたします。
- 資格を取ることでIT業界で役立つ知識を習得できる
- 就活で他の大学生に差をつけられる
行動しないことによるデメリット
- 不安なまま就活が始まってしまう
- 自由に使える時間を無駄にしてしまう
システムエンジニアになるために取得しておくべき資格5選
就活に有利に働き、かつ就職後も役に立つ資格を5つピックアップいたします!
基本情報技術者(以下、基本情報とう呼ぶ)
就活に有利 :
就職後に役立つ:
難易度 :
合格までの目安の勉強時間:1ヶ月(毎日2時間)
※合格までの勉強時間は未経験者の場合
IT業界にいる人であれば、大多数の方が持っている超有名な資格になります。
特徴としては、ITの技術的な知識について広く浅く学べることができます。
企業も基本情報技術者試験:合格者数〇〇人といった具合で公表しているところが多くあり、企業の信頼度の一部になっているといっても過言ではない資格になります。
そのため、入社後に資格の取得を必須としている企業が多く存在(僕が入社した会社も全てそうでした)するため、この資格のようなシステムエンジニアになるための教養知識を習得できる資格は学生のうちに取ってしまいましょう!
そして、企業に就職後、他の同期が基本情報について必死に勉強している時にあなたは余裕をかまして上位資格である応用情報の勉強に時間を費やしましょう!
※下位の資格にITパスポートがございますが、こちらは不要です。
理由は、未経験の方でもしっかり勉強すれば基本情報に十分合格可能であり、ITパスポートでは評価されにくい傾向があります。
気になる方は、私が過去に受験した時のことをまとめたこちらの記事をご覧ください。
【基本情報技術者試験】初心者が1ヶ月で合格するための具体的な勉強法&必須の参考書
TOEIC600点(対象者:TOEIC400点未満)
就活に有利 :
就職後に役立つ:
難易度 :
合格までの目安の勉強時間:3ヶ月(毎日2時間)
システムエンジニアに限らず、どの企業でも評価される人気の資格です。
TOEICを勉強することのメリットとして、仕事中に技術的な不明点を調べる際、やはり英語の記事の方が記事数・精度ともに高い事が多いです。
日本語の記事が一切なく、英語を無理矢理翻訳して調べる!なんてこともざらにあります。
そのため、英語の読解力があれば仕事のスピードも格段に上がります!
システムエンジニアの中でTOEIC600点以上を保持している割合はとても低く、600点以上持っているだけで昇進にかなり優遇される傾向がございます。
また、国内系Sierでは600点以上取得で〇〇万円など奨励金を用意している企業もございます。そして、外資系企業の場合、レベル○以上に上がるためには700点以上が必須。など昇進の条件として設定している企業もございます。(私が勤めている外資系コンサル企業でも同様です。)
そして、TOEICの特徴としては長期戦になることが多いため、できるだけ早めに始めてしまうのがオススメです!私は大学院の時に3ヶ月間、毎日2時間勉強することでTOEIC400点から610点まで上げることができました。
いろんな方のブログなどを読んでみても、この点数アップが平均くらいですので、ある程度時間がかかることを想定して、早めに始めてしまいましょう!
簿記2・3級
就活に有利 :
就職後に役立つ:
難易度 :
合格までの目安の勉強時間:3ヶ月(毎日2時間)
システムエンジニアのため!というよりも人生において全ての人が必要な知識です。
社会に出たら、専門知識だけでなく社会人としての教養が必要になります。
そして、簿記は社会人として必須の科目です。
その理由は、プログラマーなどの開発メインの場合、簿記のスキルはあまり必要ありませんが、お客さんと予算や費用の話をする立場になると必ず簿記の知識が役立ちます。
例えば、このシステムの初期費用が〇〇万円、ランニングコストが〇〇万円、費用対効果が〇〇万円なので、△△年で投資資金が回収できます。
これは若干営業よりかもしれませんが、将来的にお客さんと近い立場で仕事をしたい!という方は必須のスキルとなります。
また、計算が多いですが、難しい計算はなく四則演算程度の計算しかでませんので、文系で計算が苦手!という方もチャレンジしましょう!
気になる方は、私が過去に受験した時のことをまとめたこちらの記事をご覧ください。
統計検定2級
就活に有利 :
就職後に役立つ:
難易度 :
合格までの目安の勉強時間:2週間(毎日2時間)
こちらは就活というよりも仕事をする上であったら確実に有利に働く資格になります。
統計というと、数字がいっぱいで難しく感じる方も多いかと思います。
はじめは公式などを覚えることで四苦八苦してしまうかと思いますが、用途が理解できれば現実世界の数値を例に計算するなどして、すぐにでも生活上で役立てることができます。
例えば、会社で上司に何かを報告するときは、基本的に事実のみを報告します。(自分の意見は報告しないことが基本)
そして、予想外の結果が出た時に、上司から意見を求められますが、基本的に数字で答えるようにしましょう。(感覚や曖昧な表現は避けましょう)
その数字を導くために統計のスキルが必要になります。
上司への報告だけでなくお客さんへの報告なども基本的に全て数字で報告するため、ビジネスに必要な統計検定2級レベルのスキルはできる限り早く習得してしまいましょう!
Java SE 11 認定資格
就活に有利 :
就職後に役立つ:
難易度 :
合格までの目安の勉強時間:1週間(毎日2時間)
最後に紹介する資格はjava言語というプログラミングの資格になります。
現在のIT業界で一番利用されている言語はJava言語になりますので、基本的なスキルを証明するためにこの資格を取得することをオススメします。
やはり就活生や未経験者の場合、技術的なスキルを証明することが多少難しくなっておりますので、そこまで難易度の高くないこちらの資格を取るだけで少なからず就活では有利に働きます。
Java SE 11 認定資格に関して、別の記事で詳しくまとめておりますので、興味のある方はこちらをご覧ください!
java silver(シルバー)を1週間で確実に取るおすすめの問題集・勉強法
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は就活を控えた大学生向けに、システムエンジニアになるために取るべき5つの資格を紹介いたしました。
具体的にはこちらになります。
- 基本情報技術者
- TOEIC600点
- 簿記2・3級
- 統計検定2級
- Java SE 11 認定資格
他にも様々な資格がありますが、大事なことは将来の目標ややりたい事を決め、それに向かって正しく努力する事です。
たとえ人気の資格だとしても、ご自身のゴールと関係ないものであれば、そこに時間を費やしたとしても最終的には無駄になります。そのため、人気ランキングなどに惑わされることなく自分のために必要な資格の勉強に時間を費やしましょう。
また、社会人になったら勉強しなくていいんだー!と思っているそこのあなた!
私の経験上、8割以上の方が学生時代より勉強しております。
どうせやらなきゃいけないので、早く自分なりの勉強のスタイルを見つけて、社会人からは効率よく勉強できるようになっていることをおすすめします。
最後に、現代においてシステムエンジニアは理系の職業ではございません。
少しでも興味がございましたら、就活の前にどんなスキルが必要なのか?程度は資格取得を通じて学び、働くイメージを持つことで内定率をアップさせる事ができますので、是非頑張ってください(^^)
参考までにシステムエンジニアに関連する記事をいくつかピックアップしておきますので、興味のある方は是非ご覧いただきシステムエンジニアのイメージを感じ取ってみてください!
【就活生・未経験社向け】業界歴5年の僕が考えるシステムエンジニアとは?【過去の年収公開】
【プログラマーの将来性は?】システムエンジニア(SE)とプログラマーの3つの違い
【全て誤解!】システムエンジニアがきついと言われる3つの理由
それではまた次の記事でお会いしましょう〜