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ユーザー系Sier企業で早く昇進する3ステップ

本日は私の実体験と周囲のメンバーの経験を基にユーザー系Sier企業で早く昇進する方法をご紹介いたします。

 

こんな方におすすめ

  • 新卒でユーザー系Sier企業に入社された方
  • Sierの中でもユーザー系Sier企業に就職を希望されている就活生

 

ユーザー系Sier企業の定義は以下のとおりです

ユーザー系とは、金融・電力・保険・商社・鉄道などの情報システム部門が、外販やコスト削減のために子会社として独立した企業です。

一つの会社の情報システム部門のままだと、自社のシステムの運用・保守のみで利益を生み出せませんが、独立して会社になれば他の会社からの仕事も請けられるので、利益を生み出せるというわけです。親会社の業務システム開発で培った業界知識やノウハウを活かして外販を行いますが、親会社が売り上げの大半を占める場合が多いです。

ユーザー系の主な仕事は、親会社のシステム開発や構築、運用、保守です。また企業からの要望でシステムの効率化や可視化、コスト削減などのプロジェクトを請け負います。
(引用先・・・https://engineer-club.jp/user-system#i)

 

ユーザー系企業の例

  • 三菱UFJインフォメーションテクノロジー
  • 日本総合研究所
  • みずほ情報総研
  • 伊藤忠テクノソリューションズ
  • ニッセイ情報テクノロジー
  • 第一生命情報テクノロジー
  • 電通国際情報サービス

 

質問

[st-kaiwa1]今年からユーザー系Sier企業で働くことになりました〜![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]おぉー!10年前くらいから人気が上がっているから倍率高かったんじゃないの?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]はい、どの企業も倍率は30倍って噂聞いたことあります。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]それで今回はどんな相談かい?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]はい、やるからには早く昇進したいと思ってます[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]いい心構えだね。それじゃあ早く昇進するためのポイントを教えるよ![/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]ありがとうございます!それではよろしくお願いします〜![/st-kaiwa1]

 

結論

近年、SEの中でもユーザー系Sier企業はとても人気が高いですよね?
私は情報系の大学を卒業しておりますが、実に80%程度の人がユーザー系に進みました。
基盤がしっかりとしており安定性が高い点が人気のポイントですね。
私も新卒でユーザー系Sier企業に入社しておりますので、その時のことや周りの人の話に基づき昇進しやすい人が意識していることを3つに纏めました。

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#424242″ bordercolor=”#FFA07A” bgcolor=”#fff5ee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

必須資格を全て取得する

自分の仕事に時間をかける

プロジェクトメンバー以外のメンバーと交流する

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手順①:必須資格を全て取得する

ユーザー系Sier企業の多く昇進する条件として「資格を取得していること」が挙げられます

例えば、

  • 基本情報処理技術者
  • 応用情報処理技術者
  • 簿記3級
  • TOEIC600点など

”入社3年目・5年目まで”と言ったような制限のあることが多いですが、とにかく早く取っちゃいましょう
とにかく早く取得する理由は次の手順に大きく関わってくるためです

必須資格はある程度決まっておりますので、私は学生時代に取っておくことをおすすめしてます

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手順②:自分の仕事に時間をかける

資格が取得できたら次は任されている仕事に関して、誰よりも詳しくなりましょう!

 

誰よりも詳しくとは

  • 担当範囲内に関する質問は何も見なくても答えられる
  • 外部の人から質問が(上司を経由せず)直接来る
  • タスク・スケジュールが明確に理解できている

上の状況になるべく早い段階でなる必要があります
ここを意識すると新しい仕事に変わったとしても自然とプロフェッショナルになるスピードが上がります

ハードルが高いと思われるかもしれませんが、
何事も時間をかければかけるほど詳しくなります!
そのため、とにかく自分の仕事と向き合う時間を増やしましょう。
わからないことは上司に質問して下さい。
質問の仕方は”ここが分かりません”ではなく、”私はこう思いますが合ってますでしょうか”のような言い方で質問すると上司の評価を受けやすくなります。
(何が分かっていて、何を分かっていないかを明確に!)

上司が忙しそうにしてても勇気を出して質問しましょう!

手順③:プロジェクトメンバー以外のメンバーと交流する

ここが一番重要

昇進するためには直属の上司の評価も大切ですが、
顔を広くしておくことも重要です

理由としては、
評価は直属の上司が行いますが、評価を承認する人は上司の上司(部長クラス)になります
そのため、いろんなメンバーと交流し、その情報が承認者に届いていればいい噂・悪い噂関係なく評価は上がります

なぜ悪い噂でも評価が上がるかというと、
目立っているからです!
若い人は目立つことを恐れます(特にユーザー系Sierの社員の傾向として落ち着いている人が特に多いです)
また、Sierで昇進するためにはプロジェクトマネージャーになることが手取り早いです。

 

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトのまとめ役であり、プロジェクトのスケジュール管理から顧客対応を実施します

 

プロジェクトマネージャーになるには、人の上に立つリーダーシップが求められます。
そして目立っている人にはその素質があると判断されます。
そのため、社歴が浅くても目立っている人は評価が勝手に上がる傾向です。

前職でも技術がとても優秀なエンジニアよりも、自分の担当範囲のみ完璧かつ周りのメンバーと上手くコミュニケーションが取れている人の方が昇進が早かったです

 

さいごに

以上が早く昇進するために必要な3ステップとなります。
もしあまり意識していない人はご参考になさって下さい(^ ^)