この記事でお伝えしたいこと
仕事が辛い場合は逃げることが正解!
休みつつ転職活動を始めれば気持ちが楽になる
- 仕事が辛くて逃げ出したいけど、勇気がでない
- 休んでしまったら生活できなくなるのではないかとても不安で休めない
仕事で辛い状態に陥っている方は少なからず上記のようなお悩みを持たれたことがあるかと思います。
この記事では、仕事で精神的・肉体的に追い込まれており今すぐにでも逃げ出したい方に向けて「仕事が辛い時は逃げるが勝ち」、「辛い仕事から完全に離れる方法」に関して私の実体験を交えてご紹介します。
私の考えとしましては、
休職しても生活できるので、辛い状況の方はすぐに仕事から離れてください
こころと身体が楽になったら転職活動を始めましょう
になります。私自身、無理しすぎて身体を完全に壊してしまったので、とにかくこれ以上無理することなくすぐに休む準備をして欲しいです。
私の休職・転職歴は次の通りです。
- 現在、IT企業に勤めている社会人5年目
- 新卒で入った会社で1年半後にうつを発症
- 休職後、3ヶ月は部屋に引きこもり何もできない状況
- 休職3ヶ月経過後、少しずつ外に出れるようになり転職活動を開始
- 半年間の休職の後、2社目に転職
- その後、うつ症状は発症せず現在は3社目の外資系コンサル企業に勤務
- 簡単に休職する(逃げ出す)ことができる
- 休職中は給与の6割が支給されるので無駄遣いしなければ普通に生活できる
- 休職しながら転職活動をすることが可能
本記事を読み行動することで得られるメリット
- 仕事から離れることができるので、精神的にとても楽になれる
- 次の仕事を時間的な制約を受けずに探せるので、理想の職場に転職しやすい
行動しないことによるデメリット
- 必ず身体を壊し、長期で休む必要がある
- 自分に余裕がないと仕事もプライベートも一切楽しめない
この記事が、いま仕事で大変な状況にある方にとって少しでもお役に立てれば嬉しいです。
この記事ではpart1,2に分けてご紹介しますので、気になるところからお読みいただいて構いません。
目次をクリックいただければその場所へジャンプします。
【part1】仕事が辛い時は逃げるが勝ち
それでは休職に関する内容をご紹介します。
仕事が辛い…自分は誰のために働いているのか?
まず、「あなたは誰のために仕事をしているのでしょうか?」
「生活をするため」や「やりたいことを実現するため」など「自分のため」が一番の理由になっている思います。自分のためにやっている仕事で体調不良になり、働けなくなってしまっては元も子もありません。
「仕事が辛い」と悩まれている方は、次の項目に思い当たる点はありませんでしょうか?
- 日々、他人の目がとても気になる
- 本音を話せる人が極端にすくない もしくは いない
- 責任感が強く周りに頼ることができない
当時の私がまさにこの状況であり、無理しすぎたところ身体を完全に壊してしまいました。
そして、この考えから抜け出せたきっかけとなる本がございますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。
嫌われる勇気
他人の目が気にならなくなり、自分がやるべきことに集中するためのノウハウが詰まっており仕事以外にも人間関係で問題を抱えられている方におすすめの本です。
ちょっと今から仕事やめてくる
こちらの小説は主人公が「仕事が辛い」状況を切り抜ける物語になります。仕事が人生の全てではないということが理解できる本です。
辛い仕事をスムーズに休職する方法とは?
「仕事が辛い」と感じたことのある方は、”転職”、”退職”、”休職”の手順を一度は調べたことがあると思います。
ご自身で決断したのであれば、どの決断をされても問題はございません。しかし、実際に”転職”、”退職”、”休職”の経験から「まずは休職して身体を休めること」が一番だと感じております。
理由は、少なからず身体に負担をかけている状態が長く続いていると思いますので、無理をしながらの転職活動や行き当たりばったりの退職はおすすめできません。結果的に悪い方向に進む確率が高くなってしまいます。(私の経験上、退職後の転職活動は在籍中に比べて選考通過のハードルが上がってしまいます。)
しかし、「休職って簡単にできるの?」と思われている方も多いと思います。
私(会社員)の場合、2stepのみで休職を行うことができましたので、ご自身の会社の規定をご確認のうえ早い段階で休職の申請を出してください。
- 休みをとり、心療内科で診察を受ける
- 心療内科で診断書をもらい会社に郵送する
これで私は約6ヶ月間、仕事を休職することができました。
【金銭面】休職期間中の生活は大丈夫なの?
休職の手順と並んで休職期間中の給与についても不安な方が多いと思います。
会社ごとの規定より若干変動がございますが、傷病手当金として最大1年6ヶ月間給与を受け取ることができます。
私の場合、6ヶ月間休みましたがそのうち1ヶ月(20日)は有給休暇を消化したため満額で給与が振り込まれ、それ以外の休職期間は満額の6割の給与が支給されました。
そのため、独身の方であればすぐに休職しても通常の生活を送ることができます。一方、家族がいる方は3ヶ月間の生活費が貯蓄できていればすぐに休職しても問題ございません。(3ヶ月後には次の転職先に行くことができ、4ヶ月後からは通常通りの給与を受け取ることができます。)
【part2】辛い仕事から完全に離れる方法
さて、ここまでで休職することの不安が少なからず取り除けたと思います。続いては、休職後に転職・退職するための方法をご紹介します。
※「必ず転職する!」という方でなくとも、転職の選択肢があるというだけでかなり気持ちが楽になりますのでぜひ最後までお読みください。
休職中の期間を利用して転職活動を行うことは可能であるか?
答えは「YES」です。
働きながらの転職活動に比べて、時間的制約がないため企業の面接の時間帯に合わせやすくなります。デメリットとしては、休職中ということもあり転職後にきちんと働けるくらい健康になっていることをアピールする必要があります。
しかし、それ以外のデメリットは特にありませんので、傷病手当金を受け取りつつしっかりと将来のことを考え転職活動を行ってください。
転職理由や志望動機など「どのように答えればわからない」内容についてはプロの転職エージェントと相談していただければきっと力になってくれるはずです!
休職中に転職活動をする場合の注意事項を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
休職者の実績が豊富なおすすめの転職サイト・転職エージェントは?
転職活動を進める上で必須のサービスといえば、転職サイト・転職エージェントになります。
特に休職している状態であれば、転職エージェントから企業へ直接的にプッシュしていただけるため独自の応募などに比べて選考の通過率が高い傾向にございます。
転職サイト・転職エージェントを選ぶ際のポイントは「単純に実績が豊富なこと」になります。
「実績が豊富=休職者の転職実績が豊富」になりますので、面接時の受け答えや転職活動の進め方など有益なサポートを受けることが可能です。
年代別のおすすめの転職サイト・転職エージェントを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。(大手の転職サイト・転職エージェントしかご紹介しておりませんので、どれを利用されても問題なく転職活動を進めることが可能です、)
【20代向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント
【第二新卒向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント
【30代向け】年収/スキルアップを狙えるおすすめの転職サイトと転職エージェント
辛かった仕事をスムーズに退職する方法は?
納得いく転職先が決まれば、あとは退職交渉を残すのみとなります。
多くの企業が1ヶ月前に退職届を提出する規定がございますが、法律では2週間前に退職届(退職の意思)を会社に提出していれば退職することができるようになっておりますので、転職時期が決まり次第、早めに退職届を提出してしまいましょう。
スムーズに退職をする手順は、次のとおりです。
- メールで退職の意思を伝える
- 電話もしくは対面で退職の意思を伝える
- 退職届を郵送する
そして、会社の規定で休職は復職することを前提としていたり、休職期間中は転職活動の実施をあまりよく思わない企業が多くございますので、退職理由は「体調が戻らないため実家に戻り静養する」などの休職に関連した理由を述べるようにしましょう。
そうすれば特に引き止められることもなくスムーズに退職することができます。
さいごに:仕事は人生の全てではないが、健康は人生の全て
この記事では、仕事が辛いと感じている方に向けて休職・転職する方法を2つのパートに分けてご紹介しました。
【part1】仕事が辛い時は逃げるが勝ち
- 仕事が辛い…自分は誰のために働いているのか?
- 辛い仕事をスムーズに休職する方法とは?
- 【金銭面】休職期間中の生活は大丈夫なの?
【part2】辛い仕事から完全に離れる方法
- 休職中の期間を利用して転職活動を行うことは可能であるか?
- 休職者の実績が豊富なおすすめの転職サイト・転職エージェントは?
- 辛かった仕事をスムーズに退職する方法は?
休職することに不安を持っている方に向けて、現代において休職は「自分を守るための必要な手段」です。もし、仕事が辛いと感じているようであればすぐに休職していただき、まずは身体を休めてください。
そして、体調が戻ったけど会社に戻りたくないと感じているようであれば転職を検討してください。
私自身が、休職→転職の流れで1回目の転職を行いましたが、いま考えると身体を壊す前に休職しておけばよかったなと後悔しております。この記事を読まれたみなさんが身体を壊す前に休職してくださることを切に願っております。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。この記事が仕事で苦労している方にとって少しでも参考になれば嬉しい限りです。
今後も転職に関する情報を積極的に発信して参りますので、興味のありそうなタイトルがありましたらぜひご覧になってください!
それでは!