- これから初めての転職活動を始めたいと考えているが、どの転職エージェントを利用すればよいのかわからない
- リクルートエージェントとdodaのどちらかを利用したいと考えているが、どちらも同じように見えてしまう
転職エージェントを初めて利用される方にとって、どの転職エージェントを利用すべきか相当悩みますよね。
- リクルートエージェントとdodaの比較
今まで20社以上の転職エージェントを利用してきた私から言わせてもらうと、応募できる求人を増やすためにリクルートエージェントもdodaも登録必須な転職エージェントです。
ただし「どっちも有名なのはわかっているけど、最初はどちらを使えばいいか知りたい」という方が多いと思いますので、この記事ではリクルートエージェントとdodaの比較を徹底的に行い、実際に転職活動を活用したおすすめの転職手順をご紹介します。
- これから初めての転職活動を始める
- 転職エージェントを1回も利用したことがない
- 最初に登録する転職エージェントはリクルートエージェントかdodaで迷っている
- 現在、フリーターではなく正社員※私自身、フリーターの経験がないためフリーター転職を希望されている方にとって参考にならない恐れがございます。
さっそく結論になります。
どちらも非常に信頼ができ、転職活動を強力にサポートいただけるサービスになりますが、初めて転職活動をされる方の場合、強いて言うなら『リクルートエージェント』を先に利用してください。
その理由は後ほど詳しく解説します。
『リクルートエージェント』の公式HPはこちら:https://www.r-agent.com
先に私の経歴についてお伝えしておきます。
- 現在、IT企業に勤めている社会人6年目
- 過去に2度の転職を経験
- 1度目はスキル、2度目は年収アップを実現
- 現在は外資系コンサル企業のSE
- ブログを本格的に書き始めて2年目
リクルートエージェントとdodaの比較
リクルートエージェントとdodaを客観的な指標と私の考えを交えながら以下の観点で比較していきます。
- 転職エージェントの質
- 求人数と求人の質
- 実績・ノウハウの豊富さ
リクルートエージェントとdodaの比較①:転職エージェントの質
まずは『転職エージェントの質』になります。
この観点を最初に解説するということは、つまり一番大切なポイントであると捉えてください。(大手転職エージェントは求人数や実績が豊富なため、それ以外の観点の違いを理解することが大切になります。)
それぞれの転職エージェントの特徴を解説する前に、転職エージェントの質がなぜ大切か簡単に説明します。
転職エージェントは利用者が無事に転職できた際に転職先の企業から仲介手数料を受け取ることができます。(仲介手数料は利用者の年収の1/3と言われている)
そのため、転職エージェントの使命は利用者を転職させることであり、転職させた数によって転職エージェント自身の給与も変動します。
そして、求人数は星の数ほどある…つまり、転職自体は希望すれば誰でも転職できますが、利用者の想いを汲み取って転職させてあげることが非常に難しい部分になります。
転職エージェントも大勢いらっしゃいますので、中には「とりあえずどこでもいいから転職させる」と言った方もいらっしゃいますのでくれぐれもご注意ください。(そのような転職エージェントが担当になった場合は、即座に転職エージェントの変更を依頼するか別の転職エージェントを新たに登録しましょう)
以上の観点を踏まえたところで、リクルートエージェントは、他に比べて転職エージェントの質がとても高い転職エージェントです。
もちろん上記で紹介したような自分の利益しか考えていない転職エージェントも中にはいるかと思いますが、「利用者が実際に転職して6ヶ月以上勤務しなければ転職先の企業から収益を受け取ることができない」仕組みになっているため、とりあえず転職させたとしても利用者の想いと異なり半年以内にやめられてしまった場合、転職エージェントの利益にもならずかつ転職エージェント自身の社内評価も下がります。
私が調べた限り他の転職エージェントではこのようなルールがないため、リクルートエージェントは転職エージェントの質が著しく高いと言えます。
一方でdodaは、リクルートエージェントのようなルールはありませんが豊富なノウハウを基にアドバイスをしてもらえるため、転職エージェントの質は高い相当高い部類に入ります。
以上の理由より、初めて転職エージェントを利用される方であれば『リクルートエージェント』が『doda』よりも一歩リードしております。
リクルートエージェントとdodaの比較②:求人数と求人の質
リクルートエージェントの求人数は次の通りです。
- 公開求人:約11万5千件
- 非公開求人:約17万5千件
(2021/6/23現在)
公開求人は転職エージェントに登録すれば、誰でも応募できる求人になります。
そして、非公開求人は誰でも応募することができず、担当の転職エージェントから提案されてから応募可能になります。
この違いとしては、特定のスキルではなく幅広い人材を求めている企業が求人を公開し、求人を公開すると応募が殺到して処理できなくなるような人気企業は求人を非公開にしております。
言い換えると、非公開求人が多ければ多いほど人気企業へ転職できる可能性が高くなります。
一方でdodaの求人数は次の通りです。
- 公開求人:約8万5千件
- 非公開求人:約4万4千件
(2021/6/23現在)
dodaの方がリクルートエージェントに比べて少ないように見受けられますが、一般的に求人数は公開・非公開数合わせて1万件以上あれば大手と言えるため、
求人数で言うと両者にそこまでの大差はありません。
リクルートエージェントとdodaの比較③:実績・ノウハウの豊富さ
最後に『実績・ノウハウの豊富さ』について解説します。
- 実績は転職エージェントの運営歴と今までに実現した転職数を指標としております
- 転職ノウハウの豊富さは公式HPに記載されている転職にまつわるノウハウの量を指標としております
リクルートエージェントは約38年の歴史があり、直近ですと年間で3万人以上の転職を実現しております。(詳細なデータはこちら:https://www.r-agent.com/service/data/)
転職ノウハウもとても豊富にあり、「履歴書、職務経歴書の書き方」から「面接でよく聞かれること」や「志望動機の書き方」など転職活動に関する一連のノウハウがまとまっております。
引用先:https://www.r-agent.com
一方でdodaも30年以上の歴史があり、直近ですと年間で2万人程度の転職を実現しております。
転職ノウハウも公式HPにカテゴライズされており、非常にわかりやすく工程ごとにまとめられております。(dodaの転職ノウハウはこちら:https://doda.jp/guide/)
また、dodaは「転職フェア」を頻繁に開催しているため、「いろんな人から転職のアドバイスをもらいたい」であったり「転職フェア」には就活時の合同説明会のように企業の採用担当者も多く来るため「まだ転職の軸を決められていないため多くの企業を見たい」という方におすすめです。
引用先:https://doda.jp/guide/?usrclk=PC_logout_globalNavi_knowhow_knowhow
以上の理由より、どちらも他の転職エージェントからは抜けておりますが、実績に関して言うと『リクルートエージェント』、転職ノウハウに関して言うと『doda』がリードしている状況です。
リクルートエージェントとdodaの比較:まとめ
ここまでで3つの観点から両者を比較してきましたが、冒頭でも述べた通り【初めて転職する】方であればまずは『リクルートエージェント』を利用しましょう。
3つの観点のうち、「求人数と求人の質」と「実績・ノウハウの豊富さ」はどちらも突き抜けているため、今回解説した差は誤差にすぎません。
その結果、「転職エージェントの質」だけ差があると言えます。
どちらもマニュアルがしっかり定義されているため、質の低い転職エージェントに当たる確率はごく稀ですが、リクルートエージェントは転職エージェントの質が低かったとしても、「利用者が実際に転職して6ヶ月以上勤務しなければ転職先の企業から収益を受け取ることができない」のルールがあるため、はずれの転職エージェントに当たる確率はさらに下がります。
ただ、転職が2回目以上の方は1回目の経験から「現在の市場価値」、「今後のビジョン」、「これから受ける求人のレベル」が明確になっていると思うので、どちらを利用されてもご自身の想い通りの転職活動になります。(私としてはリクルートエージェントとdodaは応募できる求人を増やすためにどちらも登録必須だと考えています。)
『リクルートエージェント』の公式HPはこちら:https://www.r-agent.com
『doda』の公式HPはこちら:https://doda.jp
まとめ
この記事では初めて転職される方が特に悩まれやすい「リクルートエージェントとdodaのどちらを利用すればよいのか?」に関して、次の3つの観点より解説しました。
- 転職エージェントの質
- 求人数と求人の質
- 実績・ノウハウの豊富さ
結論として、どちらも非常に信頼ができ、転職活動を強力にサポートいただけるサービスになりますが、初めて転職活動をされる方の場合、強いて言うなら『リクルートエージェント』を先に登録するようにしましょう。
理由としては、転職エージェントの質が高く、常に利用者の想いを汲み取らなければ転職エージェント自身の評価につながらない仕組みがあるためです。
ここまでリクルートエージェントを推してきましたが、転職活動では1つの転職エージェントだけではなく3つの転職エージェントを利用しましょう。
おすすめの転職エージェントと目的別の最適な組み合わせは以下の記事で紹介しておりますので、転職活動を始める前にご一読ください。(もちろんリクルートエージェント・doda共に登録必須な転職エージェントとして紹介しております。)