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第二新卒でコンサル企業に受かる人の特徴と戦略【コンサルに転職することは可能です!!】

  • 入社3年以内のSEが第二新卒としてコンサル企業に転職することは可能か?

皆さんは次のようなことを感じたことはないでしょうか?

  • システムを創って多くの人の役に立てると期待して入社したIT企業。ただ、実際は単純なルーティン作業が多くやりがいや達成感が全く感じられない。
  • 給料はそこそこだけど全く成長できない。コンサル企業に入社した友達は忙しそうにしているけど、楽しそうに仕事の話をしておりキラキラしている。
  • 私の学生時代の就職活動時は全く相手にもされなかったけど、いつかコンサル企業で働いてみたいなぁ。

いかがでしたでしょうか?

もし、上記に当てはなる方はこの先も読み進めてください。

 

まず結論から申しますと、誰でもとは言いませんが第二新卒としてコンサル企業に転職することは可能です!※この記事でのコンサル企業は外資系に限定させていただきます

 

この記事では、第二新卒としてコンサル企業に転職するための戦略を次の構成でお伝えします。

  • 第二新卒でコンサル企業に受かる人の特徴
  • スカウトサービス型の転職エージェントを利用すること
  • コンサル企業に転職したい人がいますぐやるべきこと

 

私自身は新卒で金融系Sierに入社し、いろいろあり4年目で現在の外資系コンサル企業に転職しました。

なぜ第二新卒でもコンサル企業へ転職できるのかと言うと、同じ転職者の中に大卒2年目や3年目といったいわゆる第二新卒で転職してきた人がいるからです。この記事では、第二新卒としてコンサル企業へ転職したいと考えている方に向けて、どんな人がコンサル企業へ転職できるのかをなるべく具体的にお伝えします。

 

この記事を読み終えた後に得られること
  • 第二新卒としてコンサル企業へ転職する方法がわかる
  • いますぐやるべきことがわかる

 

先に私の経歴についてお伝えしておきます。

  • 現在、IT企業に勤めている社会人7年目
  • 過去に2度の転職を経験
  • 1度目はスキル、2度目は年収アップを実現
  • 現在は外資系コンサル企業のSE
  • ブログを本格的に書き始めて2年目

 




 

第二新卒でコンサル企業に受かる人の特徴

経験や実績がほぼゼロに近い状況で倍率が高いコンサル企業へ転職できる人は、

ズバリ「目標が明確であり、目標達成のために行動できている人」になります。

そして、これを面接でしっかりと伝えることができる人が内定を勝ち取ります。コミュ力の有無はあまり関係なく(私がコミュ障のため)、日々の生活の中で目標を自分ごととして主体的に行動する必要があります。

 

例えば、

〇〇分野で△△のスキルを活かして社会に貢献したいと考えている。そのために現在は□□資格取得に向けた勉強を進めている一方で、個人としてサービス開発を行っている。

ここまで行動力があり、きちんと面接官に伝えられる人はコンサル企業であればほぼほぼ内定を勝ち取れるでしょう。一見難しそうに聞こえますが、実際は明確な目標を立てて、一歩でも近づく努力をしていればOKなので、ほとんどの人が対応可能かと思います。

 

私の場合は、ジェネラリストとしてシステムの超上流から携わりまだ世の中にない価値を生み出していきたいと考えており、実務ではアプリ・インフラを経験し、サービスを提供に関わるマーケティングやセールスについても並行して学んでいます。と面接で答えました。

 

スカウトサービス型の転職エージェントを利用すること

勘が鋭い方は次のような疑問を持たれるでしょう。

目標を明確にして、それに向けて行動するだけで本当にコンサル企業に転職できるの?

おっしゃる通り、それだけでは内定を勝ち取ることはできません。

 

ここからは転職の戦略の話に入ります。

皆さんは転職する際にどの転職エージェントを利用するかで選考に影響が出ることをご存知でしょうか?

例えば、A社とB社の転職エージェントから同じ求人に応募したとします。(厳密には同じ企業の同じ部署へ応募することは不可です。)

この場合、面接での受け答えが同じであれば必ず同じ結果になると思いますよね?

なぜなら、評価する面接官は全く同じ人をみているから、どの転職エージェントから選考を受けようと結果は変わらない。

たしかに概ね結果は変わりません。ただし、合否のボーダーラインは転職エージェントによって確実に変わってきます。

 

理由は転職エージェントと企業の関係性が大きく影響しており、企業の採用担当者と転職エージェントの関係性が深ければそれだけ合格しやすくなり、逆に関係性が浅ければ合格するハードルも高くなってしまいます。

つまり、有名な転職エージェントを使っていれば安心!ということは全くなく、受ける業界・業種によって転職エージェントを使い分ける必要がございます。

 

そして、コンサル業界へ応募する際はコンサル業界への転職を得意としている転職エージェントを利用しましょう。

現在(2021年)コンサル業界への転職を得意としている転職エージェントは次の2つです。

 

まずは上記2つを必ず登録しましょう。

この2つの転職エージェントは「スカウトサービス型」と呼ばれ、最も一般的な「エージェントサービス型」とは異なります。

 

大まかに次のような違いがあることをご認識ください。

  • エージェントサービス型:1人の利用者に対して専属の転職エージェントが担当し、転職活動を二人三脚で進める。
  • スカウトサービス型:企業の採用担当またはヘッドハンターが選考に進んで欲しいと思う利用者にスカウトメールを送信する。利用者はスカウトメールの中から興味のある求人に応募する。

つまり、自分から動くか、スカウトが来るまで待つかの違いです。

正直に言うと、スカウトサービス型の方が大手企業や有名ベンチャーからの求人が多いです。(もちろんコンサル業界も多いです)

以上の理由から、コンサル業界を希望されている方は応募できる求人が多いスカウトサービス型の転職エージェントをご利用ください。

『ビズリーチ』の公式HPはこちら:https://www.bizreach.jp/

『JAC Recruitment』の公式HPはこちら:https://www.jac-recruitment.jp

 

 

しかし、もう1点だけ注意点があります。(長くなってごめんなさい)

それはスカウトサービス型の転職エージェントでスカウトを貰うためには「職務経歴書」のアップロードが必須になります。

これが誰も教えてくれないので厄介なのですが、スカウトサービス型の転職エージェントのみに登録している場合、たとえ書き方に誤りがある職務経歴書をアップロードしたとしても誰も教えてくれません。そして、職務経歴書にミスがあるということでいくらスキルがあったとしてもその利用者への評価はマイナスになりスカウトも貰えません。

 

この問題への対処法は、職務経歴書を添削してもらうためだけに「エージェントサービス型」の転職エージェントを利用することです。

エージェントサービス型の転職エージェントは転職活動の初期から強力にサポートしてくれるため、もちろん職務経歴書の添削もしてくれます。(転職させることで転職エージェント自身の評価が上がるため、書類選考を通過できるようかなり厳しく添削してくれます。)

 

「外れが少ない」・「転職エージェントの質が高い」・「マニュアルが整備されている」観点で選ぶとすると次のうちのどちらか一つになります。(職務経歴書の添削だけなのでどちらか1つに登録すれば問題ありません。)

 

そして、添削してもらった職務経歴書を「ビズリーチ」や「JACリクルートメント」にアップロードしましょう。これでスカウトメールが来る確率が上がります。

『リクルートエージェント』の公式HPはこちら:https://www.r-agent.com

『doda』の公式HPはこちら:https://doda.jp

 

 

第二新卒でITコンサルに転職するための戦略

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【ポイント1】自分自身を知り、スキルアップする

ITコンサルタントという仕事は、企業のITシステムやビジネスプロセスの改善提案を行う仕事です。

そのため、基本的にはIT技術に関する知識が必要不可欠となります。しかし、第二新卒の方々は、前職でITに関する仕事をしていなかったり、専門的な知識が乏しい場合があります。

 

そこで、まずは自分自身がどのようなスキルを持っているのかを知ることが大切です。

自分の強みや弱みを把握することで、どのようなスキルを磨くべきかを見極めることができます。

また、ITコンサルタントに必要なスキルを身につけるために、独学や資格取得などを積極的に行い、スキルアップを図ることが必要です。

 

【ポイント2】IT業界について理解する

ITコンサルタントに転職するためには、IT業界について理解することが不可欠です。

特に、現在のIT業界は非常に急速に変化しており、新しい技術やサービスが次々と生まれています。

そのため、常に最新の情報を収集し、業界のトレンドや動向を把握することが必要です。

 

また、IT業界は英語が基本的なコミュニケーションツールとなっています

そのため、英語力を高めることも重要です。英語を理解し、会話ができることで、海外のクライアントとのやりとりや、最新の情報を収集することが容易になります。

※私の会社でも昇進条件にTOEICの点数が指定されております。

 

【ポイント3】履歴書・職務経歴書の作成に力を入れる

ITコンサルタントに転職するためには、履歴書・職務経歴書の作成に力を入れるこることが大切です。

第二新卒の方々は、前職での経験がIT業界とは関係のないものだったり、ブランクがある場合があります。そのため、自分自身のアピールポイントを明確にし、それを履歴書や職務経歴書に反映させることが重要です。

 

具体的には、前職で培ったプロジェクトマネジメントのスキルや、顧客対応の経験などをアピールすることができます。また、IT業界に関する知識をアピールするために、自己学習や資格取得の実績を加えることも効果的です。

 

【ポイント4】面接対策をしっかり行う

ITコンサルタントに転職するためには、面接対策をしっかりと行うことが必要です。

面接では、自分自身をアピールすることが求められますが、同時に企業の求める人物像に合わせたアピールをすることも重要です。

 

面接対策としては、企業のウェブサイトや社員のブログなどを調べ、企業文化や仕事内容などについて理解を深めることが重要です。

また、自分自身のスキルや経験を具体的な事例として説明することで、面接官に自分の能力を訴えることができます。

 

さらに、面接前には練習を行い、自分自身のアピールポイントや企業へのアプローチ方法を確認することも有効です。

 

【ポイント5】就職エージェントの活用

就職エージェントの活用も考えてみましょう。

就職エージェントは、IT業界に特化した転職エージェントもあり、その経験とノウハウを活かして、求職者の転職活動をサポートしてくれます。

 

就職エージェントに登録することで、求人情報の提供や面接対策など、様々なサポートを受けることができます。また、エージェントが企業との交渉を行ってくれるため、スムーズな転職が実現できる場合もあります。

 

ただし、就職エージェントを活用する場合は、信頼できるエージェントを選ぶことが重要です。

【第二新卒向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント【最適な組み合わせも紹介!】

【20代向け】実際に利用して良かったおすすめの転職サイトと転職エージェント【最適な組み合わせも紹介!】

 

【ポイント6】人脈を広げる

最後に、人脈を広げることも重要です。

IT業界には、イベントやセミナー、勉強会などが数多く開催されています。これらのイベントに参加し、業界の最新情報を仕入れると同時に、人脈を広げることができます。

 

また、SNSやLinkedInなどのビジネスネットワークサイトを活用することで、業界の方々とつながることができます。これらの人脈は、求職活動だけでなく、将来のキャリアアップやビジネスチャンスにもつながる可能性があります。

 

コンサル企業に転職したい人がいますぐやるべきこと

ここまでが長くなってしまったので、さいごは簡潔に。

コンサル企業に転職したい人がいますぐやるべきことは「目標設定」です。

初めの方でも言ってたじゃん。と思った方もいると思いますが、第二新卒としてコンサル企業に転職することは非常に難易度が高いものです。

そのため、みなさんが感じている何倍も具体的な目標を設定するように意識してください。

ここを適当にしてしまうと、軸がブレてしまい面接でも薄っぺらいことしか言えなくなってしまいます。

そして、目標と現在地の距離を確認し、「何をどのくらいやれば目標に辿り着けるのか」を紙にかけるようにしましょう。

ここまで明確な目標が設定できたら、あとは面接を数多くこなし内定を掴み取ってください。

 

まとめ

この記事では「入社3年以内のSEが第二新卒としてコンサル企業に転職することは可能か?」と考えている方に向けて、コンサル業界への転職の戦略をお伝えしました。

しっかりと受かる人の特徴を抑えて行動し、コンサル業界の転職を得意としている転職エージェントを利用することでその先の道が開けてきます。

転職がゴールではありませんが、やりたいことが明確になっている方であれば必ず人生にプラスの影響をもたらせることができるので、普段の業務でお忙しいと思いますがぜひ頑張って日々行動しましょう!

 

最後に、転職は人生の大きな転機です。焦らず、自分自身にとって最適な選択をするために、自分自身を見つめ直し、自分に合った企業を選ぶようにしましょう。