システムエンジニア職について PR

【就活生・未経験者向け】システムエンジニアに向いている人の3つの特徴と就職のための判断材料を紹介

  • システムエンジニアが向いている人はどんな人?
  • システムエンジニアは自由が多いと言われているけど本当?

 

IT業界に興味のある人は上記のことを疑問に感じた方も多いと思います。

この記事では、過去に3社のSierを渡り歩いてきたシステムエンジニアの私が「システムエンジニアに興味をっているけど、調べてもいろんな情報が出てきてどれが本当かわからない…」という方に向けて、次の3つの内容を解説します。

  • システムエンジニアに向いている人の特徴
  • システムエンジニアを目指すために必要な判断材料
  • システムエンジニアになるためにすぐに行うべき行動

システムエンジニアを志すべきかどうか迷っている方にとってこの記事が参考になっていただければ嬉しいです!

 

結論から申しますと、システムエンジニアに向いている人には次の3つの特徴がございます。

  • 小さなことでも達成感ややりがいを感じられる
  • ソロよりもチームで成果を出したいと考えている
  • 社会に大きく貢献したいと考えている

詳細は本題にてご紹介します。

 

私の性格がシステムエンジニアに向いていることもありますが、過去3社に在籍し計100人以上の方と働いた経験を基に、「いつも楽しく仕事をしている人」、「若くても昇進する人」の性格を興味深く観察したところ、今回の結論に至りました。

 

そして、この記事を読み終えた後に得られることは次の3つになります。

  • 自分がシステムエンジニアに向いているかどうか
  • 向いている場合、システムエンジニアに就職するかどうか理解できる
  • 学生、社会人向けにいますぐ取るべき行動が理解できる

 

また、システムエンジニアに向いているとしても行動しない場合、次のようなデメリットがございますので、向いていると感じた方は自己実現のためにぜひ行動を起こしていただくことをおすすめします!

  • 興味があるままで、何も行動せずいざというときに何もできなくなる

 

本題の前に私の転職歴に関してお伝えしておきます。

  • 現在、IT企業に勤めている社会人5年目
  • 過去に2度の転職を経験
  • 金融系Sier、Web系Sier、外資系コンサル企業の順に在籍
  • 現在は外資系コンサル企業の現役SE
  • 本転職ブログを2年運用している

 




システムエンジニアが向いている人の特徴

冒頭でもご紹介した通り、システムエンジニアが向いている人の特徴は次の3つになります。

  • 小さなことでも達成感ややりがいを感じられる
  • ソロよりもチームで成果を出したいと考えている
  • 社会に大きく貢献したいと考えている

 

ここから上記のように結論づけた理由を解説します。

 

システムエンジニアが向いている人の特徴①:小さなことでも達成感ややりがいを感じられる

IT業界未経験の方は、よくある勘違いとして「システムエンジニアって銀行や楽天などの大手ECサイトを作っているから、達成感ややりがいを感じやすい職業じゃないの?」と考えている方が多数おられます。

一部の人には当てはまりますが、大半のシステムエンジニアは「社会に対して大きな影響を与えているシステムを作ってる!」とはなりません。

その理由は、大きいシステムほど作業が細かく分かれており、自分のやっている作業がごく一部すぎて、最終的にどのように使われるか分からないからです。

 

私自身も仕事を始めた当初は「社会に大きく貢献できる仕事がしたい!」と意気込んでいましたが、初めての仕事が自分の部署の議事録のテンプレートを作ることでした。

その後も、「やる意味はあるけど社会に対して全く貢献できていないのではないか?」も感じるような仕事ばかりでした。

しかし、直接的には貢献できていないかもしれないけど、間接的には確実に世の中のためになっていることを実感できた時に達成感ややりがいを感じることができるようになりました。

そのため、どんな仕事であれ小さなことにでも達成感ややりがいを感じられることがシステムエンジニアをする上で大切になります。

 

逆に大きなことでしか達成感ややりがいを感じられない人は、システムエンジニアではなく営業やコンサルなどよりお客さんに近い立場でできる仕事の方が高いモチベーションを保ちつつ継続できます。

 

システムエンジニアが向いている人の特徴②:ソロよりもチームで成果を出したいと考えている

私が過去に経験した案件では、どんなに少なくても3人程度のメンバーと一緒に仕事をしました。(ちなみに現在の案件は300人程度)

そして、周りを見渡しても1人で回している案件は見たことがありません。

そのため、なんでも一人でやりたい人よりもチームで役割分担しながら作業を進めることに楽しさを感じる人の方がシステムエンジニアに向いています。

 

ただし、一人でやりたい人にもシステムエンジニアに向いている役割があります。それは「将来的にマネジメントやコンサルに進む」ことです。

マネジメントやコンサルは基本的にチームを率いているリーダー的なポジションになりますので意思決定は一人で行うことができます。

このポジションに就くためには早くても10年程度の経験と実績が必要になりますので、「そこまで我慢できる!」という方はシステムエンジニアをご検討ください。

 

システムエンジニアが向いている人の特徴③:社会に大きく貢献したいと考えている

特徴①と相反するように見えますが、なんだかんだ言って社会に大きく貢献したいと考えている人が仕事を楽しく、そして他の人よりも早く昇進しております。

理由は仕事に対するモチベーションが深く関係しており、考え方の違いにより異なる行動を取ります。

社会に貢献したいと考えていない人の場合

  • 目の前の仕事しか見ておらず、どうやったら残業せずに帰れるかを常に考えている

一方で社会に貢献したいと考えている人の場合

  • 案件のゴールならびに自分の役割を明確に理解しており、主体的に行動する

 

その結果、案件に貢献している後者の人の方がより当事者意識を持ち仕事をしているため、仕事のモチベーションが高く他の人よりも昇進しやすくなります。

 

以上が、システムエンジニアに向いている人の特徴になります。

 

システムエンジニアに向いている人が実際に就職するための判断材料

続いて、気になっている方も多いと思いますが、システムエンジニアに実際に就職する際の判断材料を3点ご紹介します。

  • 給与
  • 残業時間
  • 働き方

※私自身が大手Sierしか経験しておりませんので、ベンチャーやメーカー系企業の情報は省かせていただきます。

 

システムエンジニアに向いている人が実際に就職するための判断材料①:給与

システムエンジニアの平均年収は「550万円」と言われており、全業種の平均給与「450万円」と比べても高い傾向にございます。

ただし、注意点としてはシステムエンジニアもピンキリだということを覚えておいてください。

 

実際に私の給与も会社によって、かなり変動しております。

1年目:年収400万円(金融系Sier)

2,3年目:年収350万円(Web系Sier)

4年目:年収450万円(Web系Sierで昇進)

5年目:年収650万円(外資系コンサル)

 

私のおすすめは「内定が出た中で給与の高い企業に就職する」です。

なぜかというと、給与が高い企業は一昔前までブラック企業で残業がとにかく多いと言われておりましたが、最近では給与が高い企業の方がホワイト企業である傾向に変わってきております。

実際に残業が一番多かった企業は2社目のWeb系Sier(月平均45時間程度)になり、残業が最も少ない企業が3社目の外資系コンサル企業(月平均10時間程度)でした。

加えて、IT業界に興味のある人はやりたいことがあるという人も多いかと思いますが、大手企業ほどやりたいことができない企業はありませんので、システムエンジニアであれば給与と福利厚生を重視して企業選びをすれば良いかと思います。

そして、ある程度実績を積んでからフリーランスや起業など行い、やりたいことをやる方法が最も効率的にキャリアを実現できると考えております。

 

システムエンジニアに向いている人が実際に就職するための判断材料②:残業時間

先で紹介してしまいましたが、「システムエンジニアって残業時間が多くとにかくブラックなイメージ」と思われている方も多いと思います。

おっしゃる通り他の業種に比べた場合、期日までに成果を出さなければいけないため、残念ながら残業は多いと思います。(接客業のように時間が来たから帰れたりしない…)

 

残業時間を少なくしたい場合、就職ランキングで常にトップ50に入るような大企業に就職することをおすすめします!

ここからは私の推測になりますが、大企業は政府からの影響をもろに受けやすいため、数年前から言われている働き方改革を半ば強制的に導入している状態です。

逆にベンチャーや中小企業は政府の手が届いていないため、従来と同じような働き方を継続しております。

 

私が現在勤めている会社でも、5年前までは月の平均残業時間が40時間程度だったにも関わらず、今年の平均残業時間は10時間まで減っております。

残業時間は減っていますが、仕事自体は一切減っていないため、日本ではここ数年で数千人規模の求人活動を行なっております。

 

システムエンジニアに向いている人が実際に就職するための判断材料③:働き方

「システムエンジニアって働き方が自由で羨ましい!」と思われている方も多いと思いますが、こちらも企業によって全く異なります。

判断材料①、②と同じ理由より、大企業の方がリモートワークを取り入れている傾向が強いです。

 

私が勤めていた3つの会社では、9割近くの社員がリモートワークに切り替わったということで、このくらいの規模の会社に就職することで場所に囚われない自由な働き方が実現できる可能性が高くなります。

ただし、リモートワークに切り替わっていない企業もまだ存在しますので、就職する際は配属されるチームや案件がどのような働き方であるか前もって確認する必要があります。

 

システムエンジニアに向いている人がいますぐ取るべき行動

最後に、システムエンジニアに向いていると感じた人がいますぐ取るべき行動をご紹介します。

  • 就活生向け:資格の勉強を始める
  • 社会人向け:転職に向けて行動する

 

システムエンジニアに向いている人がいますぐ取るべき行動(就活生向け):資格の勉強を始める

就活生の方は日々、学業・バイト・就活でとても忙しくされているかと思います。

 

弱虫ペンギン
弱虫ペンギン
しかし、もし就活で有利になる方法があるとしたら試したいですよね?

 

システムエンジニアを志す就活生が就活で有利になる方法はIT業界に関連する資格を取得することになります。(特に基本情報処理技術者がおすすめ)

理由は、資格を取っておくと面接の際に話が通じやすくなり、より具体的な志望動機や自己PRが考えやすくなります。

 

また、必ずしも資格を取らないと有利になるわけではなく、「○月に資格を受験する予定を立てており、現在は勉強中です。」というだけでも面接では有利に働きます。(※ただし、嘘は禁物です。)

こちらの記事でシステムエンジニアの就職に有利になる資格を紹介しておりますので、参考にしてみてください。

関連記事:【大手Sier企業へ就職したい学生向け】情報系の学生が就活で有利になる資格5選

 

システムエンジニアに向いている人がいますぐ取るべき行動(社会人向け):転職に向けて行動する

日々、本業で忙しいと思いますがもし時間があるようでしたらプログラミングスクールに通いつつ、転職活動を始めることをおすすめします。

 

もちろん全くの未経験からでも転職可能ですが、独学で勉強している人に比べると採用される確率が低くなります。

 

 

そして、費用に余裕(6ヶ月分の生活費)があれば退職してから、プログラミングスクールと転職活動を始めても問題ございません。

こちらのメリットは働きならが転職活動をする人に比べて時間に余裕がありますので、早期の転職を実現できる可能性が高まります。

もし、「退職したいのに、いろんな理由で退職できない…」と感じている方は、即日の退職が実現可能な退職代行サービスの利用をご検討ください。

関連記事:【1日で退職可能!!】20代,30代におすすめの退職代行サービス10選

 

さいごに:自分に正直に生きよう!

この記事では、システムエンジニアに興味を持たれている就活生・未経験者の方向けに、次の3つの内容をご紹介しました。

  • システムエンジニアに向いている人の特徴
  • システムエンジニアを目指すために必要な判断材料
  • システムエンジニアになるためにすぐに行うべき行動

 

システムエンジニアに向いている人の特徴は次の通りです。

  • 小さなことでも達成感ややりがいを感じられる
  • ソロよりもチームで成果を出したいと考えている
  • 社会に大きく貢献したいと考えている

 

 

そして、システムエンジニア を目指すためん必要な判断材料は次の通りです。

 

  • 給与(システムエンジニアの平均年収は「550万円」)
  • 残業時間(大企業の方が少ない傾向にある)
  • 働き方(大企業の方が柔軟な働き方を実現できる)

 

最後に、システムエンジニアになりたいと考えている方に向けてすぐに行うべき行動をご紹介しました。

  • 就活生向け:資格の勉強を始める
  • 社会人向け:転職に向けて行動する

 

たった1度の人生ですので、やりたいと思ったことは迷わずやりましょう。昔と違い、今の世の中では転職が当たり前になってきておりますので、たとえシステムエンジニアをやめて大きく職種を変えたいと思っても、簡単に転職することができます。やって後悔する時代ではありませんので、興味のあることには思い切って挑戦していきましょう!

 

この記事が一人でも多くの方の人生を良くするためのヒントになれば私としても嬉しい限りです(^ ^)

今後も転職に関する情報を積極的に発信して参りますので、興味のありそうなタイトルがありましたらぜひご覧になってください!

それでは!