休職メモ PR

【経験談】休職してそのまま退職するメリット3つと休職中に取るべき行動

  • 休職して退職してもいいってネットよく見るけど、実際はどうなの・・・?
  • 休職期間中にやっておいた方がいいことは何かある?

現在、何かしらの精神疾患で休職中の方は上記の疑問を持たれることかと思います。私自身が「休職してそのまま退職した」人間ですので、今回は実際に休職してそのまま退職した私が、休職してそのまま退職するメリット休職中に取るべき行動について解説します。

※この記事は必ずしも「休職してそのまま退職する」ことを推奨するものではございませんので、ご留意ください。

 

また、休職した状態から「復職」または「退職」するかの基準を解説している記事もございますので、どうするか迷われている方はこちらの記事をご参考にしてください。

仕事が辛い時は休職と退職どっちが正解?【結論:どちらも正解】

※休職とは、適応障害やうつなどの精神的な症状が原因によるためのものとさせていただきます。

 

まず、私の簡単な転職歴を紹介します。

  • 現在、外資系IT企業に勤めている社会人7年目
  • 過去に2度の転職を経験
  • 新卒2年目の時に適用障害と診断され6か月間の休職経験あり
  • 現在は外資系コンサル企業のITコンサルタント(勤続4年目)

 

休職してそのまま退職するメリット3つ

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メリット①:精神的な負担が一気になくなる

まずは休職してそのまま退職するメリットを解説します。

退職後の選択肢は「転職」または「完全に退職して失業保険を貰いながら転職活動をする」のどちらかになると思いますが、どちらを選択したとしても今の会社からは完全に離れられる。

そのため、休職中だとしても少しは会社のことを考えなければいけない精神的に負担が一気になくなります。

 

休職中に一番意識しなければいけないことは、精神的・身体的に身体を休めることです!精神的に追い込まれて休職した人であれば、会社から離れるだけでとにかく楽になります!

 

メリット②:準備期間を自分で設定することができる

病院でもらった診断書(1か月や3か月)が終わったら必ず休職期間を終了しなければいけないと思われる方もいらっしゃると思いますが、そんなことは有りません。

 

きちんと職場復帰できる状態になるまでは、何度でも休職期間を延長することができます。(ただし、会社の規定にもよりますが私の前職の場合、休職開始から1年半は6割相当の給与が入りますが、それ以降は一切給与が入らなくなるため、どのくらいの期間給与が入るかは休職前に必ず確認しておいてください!

 

そのため、あまり大きな声では言えませんが、休職中に転職活動をしており、なかなかうまくいかない場合、休職期間を延長して転職活動をする方もおられます。(会社は復職を前提とした休職にしているため、転職活動をしていることは会社には絶対に言わないでください。)

 

休職期間を延長する方法や診断書を送付する方法を以下の記事でより詳しく解説しておりますので、ご参考までにご覧ください。

休職を延長する方法と休職時の注意点

【6ヶ月間休職したSEの実体験】休職する際の診断書の郵送方法【計4度郵送】

 

メリット③:自分の限界を知り、次の職場で活かせる

最後は復職しても転職してもメリットになりますが、今回の休職に至った原因(人間関係の悪化、キャパシティオーバーしている仕事量をこなすなど)をしっかりと分析して、次の職場で活かすことができます。

 

これは社会で働く上で、とても大切な能力になり、休職していない人であれば自分の限界を知らずに無理しすぎてしまうことがございますが、休職を経験している人は自分の限界を非常に正確に見積もることができます。

 

私も休職から6年ほど経過しましたが、自分の限界を超えそうな仕事を任された場合は必ず上司に相談し、他のメンバーへ業務を振ってもらうようにしております。

※もちろん同僚が自分以上に仕事をこなしていれば、同僚に比べたら評価されないかもしれませんが休職のしんどさを知っているからこそ、目先の評価にとらわれず働くことが可能になりました。

 

休職中に取るべき行動

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取るべき行動①:近い将来になりたい姿を考える

続いて、休職中に取るべき行動を解説します。

まずは、今後どうなりたいかを「精神的に落ち着いた状態」でじっくりと時間をかけて考えることです。

 

休職中のメリットとして、時間はたっぷりありますので、とにかく時間をかけて自分の近い将来(3年後)なりたい姿を考えてください。

 

私の場合は、システムエンジニアとして幅広い技術力をつけ、アプリのアーキテクト(設計図のようなもの)を考えられる人材になりたかったため、管理ではなくとにかく手を動かす必要がある職場に転職しようと思いました。

休職中の会社では主にメンバーの管理等がメインだったため、この時点で「復職」という選択肢はなくなりました。

 

取るべき行動②:とにかく身体を休める

近い将来のことを考えながら、意識的にでもとにかく身体を休めてください。

何もせず生活を送ることに罪悪感や無力感などネガティブな感情を持ってしまうこともあるでしょう。それはそれでかまいませんので、「自分のいまの仕事は身体を休めることなんだ!」ということを何度も復唱し心に刻み込んでください。

 

ちなみに私は一人暮らしでしたが、買い物にも出かけることができず永遠と海外ドラマのウォーキングデッドを見ておりました。(絶対にそんな状態に見るべきドラマではありませんでしたが、、、w)

 

私の場合は、3か月ほどで徐々に体調が戻ってきて、残りの休職期間で転職活動を行いました。

 

取るべき行動③:転職活動を始める

体調もある程度よくなったし、近い将来のことも見えてきたら次は転職活動を始めましょう。

休職中の転職活動について、過去に色んな記事で細かく解説しておりますのでこの記事では割愛させていただきます。気になる方は以下の記事をご覧ください。

【ばれる⁉︎】休職を隠して転職する際の注意点【休職中に転職活動を行なっていた私の実例を公開】

休職中に考えるべき転職のポイントとは?

転職の面接時に不利にならない休職理由の伝え方【7つのポイント】

休職中に転職活動をしてもよいか?【結論:問題ない!】

 

また、現在の職場の退職手続きを行う際は、以下の理由に可能な限り対面で実施してください。

  • メール/電話ではコミュニケーションエラーが起こる可能性が高い
  • 退職関連の書類を郵送でやり取りする場合、時間のロスになる
  • 対面の方が気持ちが伝わる

特に2つ目の退職書類のやり取りについて、多少のミス等あった場合でも何往復も必要となり、とても時間がかかってしまう恐れがございます。

私の場合、退職の意向をメールで伝え、退職に関する書類を自宅に郵送していただき、それを記入して、会社の上司に手渡しいたしました。(その場で書類の不備がないか確認していただいたため、それ以降のやり取りは一切ありませんでした。)

 

まとめ

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今回は「休職してそのまま退職するメリット3つと休職中に取るべき行動」について私の経験談を交えて解説いたしました。

 

休職してそのまま退職するメリットは以下の通りです。

  • 精神的な負担が一気になくなる
  • 準備期間を自分で設定することができる
  • 自分の限界を知り、次の職場で活かせる

 

休職中に取るべき行動は以下の通りです。

  • 近い将来になりたい姿を考える
  • とにかく身体を休める
  • 転職活動を始める

 

最後に、休職すること自体は何ら社会的に問題ございませんので、休職をしてしまったことをネガティブに考えず、これからを見据えた最適な行動を選ぶように意識してください。

ただし、まずは身体を休めることですよ~!

今は辛いと思いますが、一緒に頑張っていきましょう~