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システムエンジニア・プログラマーに向いていない人の3つの特徴

  • システムエンジニア に向いていない人の特徴を知りたい。

 

最近、オンラインのプログラミング学習に多くの人が参加し、より柔軟な働き方が可能になるエンジニアを目指している人が増えてきています。

このような方は最初はプログラマーとして勤務しますが、年数を積み上げることで徐々にシステムを考える側の立場に役職が上がってきます。この職業がいわゆるシステムエンジニアという職種になります。

また、私自身は基本的に誰でもシステムエンジニアになることができると考えております。

そして、そこそこ働いていけると思います。しかし、向いていない人からしたら仕事自体が苦痛になり、大切な人生の時間を無駄にしてしまう恐れがございます。

そのため、「これから勉強を始める」という方に向けて、まずはシステムエンジニアに向いていない人の特徴に当てはまらないことをご確認いただき、次のステップへ進んでいただきたいと考えています。※システムエンジニアは幅広く捉えられており、後述する際もプログラマーの方も含んでおりますのでご留意ください。

【就活生・未経験者向け】システムエンジニアに向いている人の3つの特徴と就職のための判断材料を紹介 システムエンジニアが向いている人はどんな人? システムエンジニアは自由が多いと言われているけど本当? ...

 

この記事で説明する内容
  • システムエンジニア・プログラマーに向いていない人の3つの特徴
  • 本気でシステムエンジニアを目指す人が取り組むべき3ステップ

 

さっそく結論から申しますと、システムエンジニアに向いていない人の特徴は次の通りになります。

  • 一人で仕事をしたい
  • IT分野にあまり興味がない
  • 細かな泥臭い作業が苦手

 

これは私が6年間システムエンジニアとして働いていった中で、システムエンジニアに向いていない(仕事ができない)と感じた人の特徴になります。

このような性格の方は、残業が多いが周りから評価してもらえない人が多い印象です。

また、仕事を辛そうにしているため、個人的な意見としては「別の仕事に転職した方がより自分らしく働けるのになぁ」と感じることが多々あります。

もし、これから本格的にシステムエンジニアを目指そうとしている方にはシステムエンジニアになった後で後悔して欲しくないため、ぜひ最後までお読みください。

 

そして、厳しいことを言いますが楽しく働きたいと考えているのであれば、どれか一つでも当てはまってしまったら、システムエンジニアになることはおすすめしません。

一方で、どれにも当てはまらなかった方は後半の「本気でシステムエンジニアを目指す人が取り組むべき3ステップ」をお読みください。

ここでは、一般に言われているシステムエンジニアになる方法に比べて実務に照らし合わせてさらに一歩踏み込んで解説しておりますので、今後の参考になる内容となっております。

 

この記事を読み終えた後に得られること
  • システムエンジニアに向いていない人の特徴が分かる
  • システムエンジニアになるための具体的な3ステップが分かる

 

先に私の経歴についてお伝えしておきます。

  • 現在、IT企業に勤めている社会人6年目
  • 過去に2度の転職を経験
  • 1度目はスキル、2度目は年収アップを実現
  • 現在は外資系コンサル企業のSE
  • ブログを本格的に書き始めて2年目

 




 

システムエンジニア・プログラマーに向いていない人の3つの特徴

システムエンジニアに向いていない人の特徴は次の3つになります。

  • 一人で仕事をしたい
  • IT分野にあまり興味がない
  • 細かな泥臭い作業が苦手

 

一人で仕事をしたい

一人で仕事をしたいという方にはシステムエンジニアは向いておりません。

その理由は、システムエンジニアには幅広いポジション(顧客対応、開発、インフラ、テスターなど)がございますが、どのポジションに関わらず多くの人と協力して仕事を進める必要があります。

そのため、プロジェクトにはかなり多くのルールがあり、それが苦痛に感じる人も一定数います。

例えば、スキルが高いから最適な手法でプログラミングしたいと思ったとしても、プロジェクトで定められた書き方に従う必要がございます。

一人で仕事をしたいけど、システムエンジニアになりたいと思っている方は、会社に属するのではなくフリーランスとして働くことをお勧めします。

会社に属してしまうと会社の方針に従わなければいけなくなりますが、フリーランスであればある程度ご自身で仕事を選ぶことができるようになりますので、

関わる人が少ない案件をとることで少ないストレスで働くことができます。

 

IT分野にあまり興味がない

続いて、IT分野にあまり興味がないという方もシステムエンジニアには向いておりません。

 

「システムエンジニアなんだから全員IT分野に興味持ってるでしょ?」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますが、私の個人的な印象ですと、現在システムエンジニアとして働いている方の3,4割ほどはIT分野にあまり興味を持っておりません。

 

「興味を持っていない」の定義は仕事以外でITのスキルを習得することがない人や仕事中でも不足しているIT知識を調べようとせず、全て上司に指示を仰ぐような方を含みます。

システムエンジニアではない人でも近年プログラミングブームに乗っかりなんとなくプログラミングを始めた方も多いと思います。

そのような方がたとえシステムエンジニアになったとしても、仕事が辛いだけですぐに転職してしまう可能性が高いため、現時点で別の道を考えた方が良いでしょう。

 

一方で未経験だけどIT分野やテクノロジー分野に興味があるという方は、後半で説明するシステムエンジニアになる具体的な行動を取っていただくことで数年後には1流のプレイヤーとして活躍することができます。(理由はシステムエンジニアの3,4割は向上心が全くないため、興味があると思っているだけで上位60%くらいには入ることができます。)

 

細かな泥臭い作業が苦手

最後に泥臭い作業が苦手な方もシステムエンジニアに向いておりません。

みなさんは黒い画面に向かってプログラムを書き、スマホで動作を確認するようなイメージを持たれているかもしれませんが、このような状況は1つのプロジェクト期間の中で10%以下です。

 

他の90%はお客さんと打ち合わせして資料を作成したり、作成した資料に従ってエクセルで設計書を作成したり、また設計書に従って細かくテストの内容をエクセルに記載したりと、泥臭い作業の方が多い印象です。(小規模アプリなどの開発手法は経験がないので分かりません。)

 

そのため、周りとコミュニケーションと取りつつ細かな作業が苦にならない性格が必要です。ただ、これに関しては私自身辛いと思うことも多々ありますので、あまり強くは言えませんが、、w

 

ここまでがシステムエンジニアに向いていない人の特徴になります。

 

みなさんはいくつ当てはまったでしょうか?

冒頭でも申しましたが、1つでも当てはまったとしたらシステムエンジニアになっても苦痛な状況になる恐れがございますので、この時点でシステムエンジニアを諦めた方が良いと思っております。

では、1つも当てはまらなかった方は続いての内容をご覧ください。

 

本気でシステムエンジニアを目指す人が取り組むべき3ステップ

続いては、私が考える現代のシステムエンジニアになりたいと考えている人が取るべき行動に関して解説いたします。

また、これは順番に実施していくものではなく可能であれば3つを同時並行で進めてください。その方が目標に近づきやすくなります。

  • プログラミング学習
  • 資格取得
  • 転職活動

 

プログラミング学習

まずは定番ですが、システムエンジニアに未経験でなりたければプログラミングを学習しましょう

学生の新卒でIT企業に入社する場合はプログラミングは必要ではありませんが、中途採用で未経験者として就活する際は必ずプログラミングの知識が必要になってきます。

ただ、「上級者レベルになれ」というものではなく、「どうしてシステムが動くの?」に関して広く浅く知っていれば問題ありません。

 

プログラミグでは「独学」or「オンラインスクール」で悩まれている方が非常に多いですが、現在働いているのであれば迷うことなく「オンラインスクール」を活用しましょう。

プログラミング学習はたくさん転んで、その都度起き上がることが必要になりますが、一人でやろうとするとモチベーションの意地が非常に困難になります。

そのため、先生と共に学習を進めることで分からない部分をあまり時間をかけずに理解することができ、業務で実際に直面するであろう困難な場面の乗り越え方など有益な情報も教えてくれることがあります。繰り返しになりますが、現在働いているのであれば迷うことなく「オンラインスクール」の利用を検討してください。

https://tenshoku-nikki.com/programming-school/

 

資格取得

続いて、資格を取りましょう。

 

「IT業界って資格いらないのではないの?」

 

確かにおっしゃる通りです。しかし、未経験者がシステムに関して体系的に学習できる有益な資格が存在します。

 

それはIPAが主宰している「基本情報技術者試験」です。これを取ったからといって転職できる保証はありませんが、出題範囲がシステムの入り口から出口まで幅広い範囲をカバーしておりますので、プログラミグ学習と並行して必ず取っておきたい資格になります。

 

基本情報技術者試験の下位資格として「ITパスポート」もございますが、未経験者でも勉強すれば基本情報技術者試験を取得することが十分可能ですので、ITパスポートの資格はスルーして問題ありません。

【基本情報技術者試験】初心者が1ヶ月で合格するための勉強法&必須の参考書最近、色々とブログを書いておりますが多く読まれている記事は基本的に資格取得系が多いので今回は学生時代に取得した基本情報技術者試験(FE)...

 

転職活動

最後に転職活動を行いましょう。

 

「ある程度、スキルが備わってからじゃないと転職活動しても無駄じゃない?」

 

このように考える人が多いことは承知の上ですが、IT業界に転職したいのであれば、実際に転職可能なレベルや今の自分に足りていないことを知るためにさっさと転職活動を始めてしまいましょう。

 

転職活動を行うことで、「実はプログラミングの文法についてめちゃくちゃ細かく知る必要はないのではないか。」や「システムエンジニアと言っても幅広いポジションがあるんだな。」など新しい発見が多くございます。その結果、どの程度のスキルを習得する必要があるのか。今後どのような人材が求められるのか。に関して現場レベルで情報収集できるいい機会ですので、スキルが身についてから転職活動を始めようとせず、今すぐに転職エージェントに登録して多くの企業をみてください。

 

 

以上が、これからシステムエンジニアになろうとしている方に贈る具体的な転職までステップとなります。

 

まとめ

今回はシステムエンジニアに向いていない人の特徴と、これからシステムエンジニアを目指す人が取るべき3つのステップを解説しました。

システムエンジニアに向いていない人の特徴は次の通りです。

  • 一人で仕事をしたい
  • IT分野にあまり興味がない
  • 細かな泥臭い作業が苦手

 

また、これからシステムエンジニアを目指す人が取るべき行動は次の3つです。

  • プログラミング学習
  • 資格取得
  • 転職活動

 

最後に、システムエンジニアが華やかに見えるかもしれませんが、実際はかなり泥臭いことをたくさんしております。

 

私の上司は年収が軽く1,000万円を超えておりますが、日々エクセルやパワポで資料を作成しお客さんと打ち合わせばかりしております。

また現在の私の業務でも同じような仕事が多くあるため、泥臭く仕事をできるかであったり、周りとコミュニケーションを取りながら仕事をすることを苦にしない性格が求められます。

 

デメリットも書きましたが、システムは世の中を大きく可能性を秘めており、確かなやりがいと達成感を感じつつ仕事を進めることができます。

そのため、ここまで読み「システムエンジニアになってみたい!」と思われた方は今から行動し、なるべく早く実際の案件で仕事ができるように頑張ってください。